第3回ブリ類養殖振興勉強会を開催しました

 水産研究・教育機構は第3回ブリ類養殖振興勉強会を平成29年7月10日に福岡・電気ビル本館地下2階本館カンファレンス8号大会議室において開催しました。総勢240名を超える方に参加いただき、盛況のうちに終了させて頂くことができました。

 本勉強会は、国内のブリ類養殖に取り組んでいる各機関との情報・意見交換の場をつくり、国内のブリ類養殖の振興に貢献することを目的としています。今回は、機構からブリの人工種苗に関する研究と育種の現状、そして、低魚粉飼料の研究についてご紹介し、外部講師の方からは、海外でのブリ類市場に関する情勢として、アメリカの日本産養殖ブリ市場の構造と課題と、国際間小口保冷輸送サービスを使ったブリの事例を紹介いただきました。これらの報告に対し会場の参加者から多くの質問や要望をいただきました。総合討論では、ブリ類の育種に対し民間と一緒に取組んだ場合の民間業者の権利、海外販売にあたっての水産エコラベル認証の優位性、ブリ人工種苗の需要、ブリ人工種苗の価値を高めるうえで天然種苗も人工種苗も双方を上手に利用する養殖のあり方など、多岐に亘った議論が交わされました。

講演プログラムと発表内容

講演要旨
発表資料
  1. 1.ブリ人工種苗を用いた研究及び生産戦略
    藤浪 祐一郎(水産研究・教育機構 西海区水産研究所)
  2. 2.ブリ類の育種に取組む基本情報 -その規模と業界との協調について-
    奥澤 公一(水産研究・教育機構 増養殖研究所)
  3. 3.低魚粉飼料開発について
    山本 剛史(水産研究・教育機構 増養殖研究所)
  4. 4.海外でのブリ類市場等に関する情勢 -アメリカの日本産養殖ブリ市場の構造と課題-
    西永 豊光(USA Trading Consultant)
  5. 5.海外でのブリ類市場等に関する情勢 -「国際間小口保冷輸送サービス」:国際クール宅急便 ブリの事例-
    下簗 亮一(ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社)