震災に対する支援状況

東北地方太平洋沖地震被災地への支援

 水産総合研究センター開発調査センターは、水産庁と連携を図りつつ、調査で使用している用船を活用し、以下のように被災地への緊急支援を行いました。

1.海青丸(近海まぐろはえ縄漁船、149トン)

  燃料が逼迫しているとの気仙沼市役所の緊急の要請に対し、3月19日及び20日の2日間にわたり、気仙沼沖で水産庁取締船白竜丸及び東光丸から受け取ったポリタンク300本の軽油を気仙沼港に陸揚げし、市役所に引き渡しました。また、自船燃料槽に搭載していたA重油30キロリットルをあわせて提供しました。

2.北勝丸(単船型まき網漁船、300トン)

  3月13日に被災直後の石巻港に入り、情報収集を行いました。その後、燃料等を補給し、3月20日に再度石巻港に到着し情報収集を行いました。21日に石巻市役所担当者と協議をしたところ、牡鹿半島各地の支援に協力してほしいとの要請を受け、22日から24日まで牡鹿半島各地の情報収集を行い、その結果を報告しました。28日からは、水産庁から派遣された東光丸、日新丸等と連携し物資の陸揚げ活動に従事することになり、28日は搭載している小型艇を活用して鮎川及び長渡、29日に石巻漁港、30日には福貴浦及び仁斗田に、31日に女川にて陸揚げして任務を終了し、石巻漁港に戻り用船を解除しました。

3.開発丸(遠洋まぐろはえなわ漁船、489トン)

 日本かつお・まぐろ漁業協同組合及び三崎港周辺地域からの支援物資を積載し、26日夕方三崎港を出港しました。29日及び30日に気仙沼港にて支援物資を陸揚げした後、清水港に向け、31日用船解除しました。

4.日本丸(海外まき網漁船、744トン)

 枕崎地域(枕崎市、枕崎市漁業協同組合、枕崎水産加工組合)からの支援物資を積載し、25日に枕崎港を出港しました。28日に気仙沼、大船渡、29日に宮古、30日に石巻にてそれぞれ支援物資の陸揚げを行った後、31日に石巻漁港にて用船解除しました。


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 また、水産庁が行っている支援物資輸送について、集荷場所として中央水産研究所の船舶用倉庫を、積み込み場所として横浜金沢木材埠頭の専用岸壁を提供し、積み込み作業に以下のように協力しています。

1.3月20日、水産庁取締船2隻に、予め水研センターの倉庫に搬入・保管しておいた支援物資(風邪・胃薬等、トイレットペーパー・紙おむつ等、レトルト食品)を積み込む作業を応援(9名)。

2.3月22日、水産庁取締船1隻に、予め水研センターの倉庫に搬入・保管しておいた支援物資(風邪・胃薬等、トイレットペーパー・紙おむつ等、レトルト食品)を積み込む作業を応援(15名)

3.3月23日、予め水研センターの倉庫に搬入・保管しておいた支援物資(風邪・胃薬等、トイレットペーパー・紙おむつ等、水等)を運搬用トラック1台(10トン車)に積み込み作業を応援(9名)(その後、東京大井に停泊中の水産庁の鯨類調査船に積み込まれ、出港)

4.3月26日、水産庁取締船1隻に、予め水研センターの倉庫に搬入・保管しておいた支援物資(風邪・胃薬等、トイレットペーパー・紙おむつ等、マスク等)を積み込む作業を応援(17名)

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