公開シンポジウム「海洋の多様性保全と次世代水産業を拓く新技術」

 将来にわたって海洋の生物多様性を維持しながらその恩恵にあずかることが人類の持続的発展に必要です。JST-CREST「海洋生物多様性」領域では、海洋の生物多様性と生態系を把握するための先進的な継続技術と将来予測に資するモデルの開発ならびに生態系の保全・再生のための基盤技術の創出をめざし研究開発を実施しています。開発された技術は海洋生態系の構成者である水産資源の持続的利用に適用可能で、次世代の水産業の推進に力を発揮すると期待されます。

 このような状況を受けて、この度、国立研究開発法人水産総合研究センターと笹川平和財団海洋政策研究所、JST-CREST「生物多様性」領域が連携し、「海洋の多様性保全と次世代水産業を拓く新技術」と題してシンポジウムを開催することと致しました。生物多様性の保全と水産資源の持続的利用の推進の一助となりましたら幸いです。つきましては、皆様方の積極的なご参加を賜りたく、下記のとおりご案内申し上げます。

主催 国立研究開発法人 水産総合研究センター
公益財団法人 笹川平和財団海洋政策研究所
国立研究開発法人 科学技術振興機構
CREST「海洋生物多様性」領域
日時 2016年 3月12日(土)13:00~17:20(受付開始 12:30)
会場 笹川平和財団ビル 11階国際会議室(東京都港区虎ノ門1-15-16)
参加費 無料(事前登録は右の申込書からお願いします)

プログラム

  • 開会挨拶
    和田時夫(水産総合研究センター・理事)
    小池勲夫(CREST「海洋生物多様性」領域・研究総括)
  • 13:10-14:00 ゲノムによる水産資源の分布と漁場環境把握
    • 「デジタルDNAチップを用いた海洋の低次生態系における生物多様性の評価」
      坂見 知子(水産総合研究センター東北区水産研究所・グループ長)
    • 「環境DNAから探る沿岸魚類の種組成とその現存量」
      近藤 倫生 (龍谷大学理工学部・教授)
  • 14:00-15:40 センシングとモデルによる水産資源の把握と将来予測
    • 「AUV搭載の広域3次元映像装置による底生生物の分布調査」
      ソーントン ブレア(東京大学生産技術研究所・准教授)
    • 「データの高回収率を実現するバイオロギングシステム」
      宮下 和士 (北海道大学北方生物圏フィールド科学センター・教授)
    • 「音響リモートセンシン グによる海洋生物の種、分布、密度の把握」
      赤松 友成 (水産総合研究センター中央水産研究所・主任研究員)
    • 「データ不足下における海洋生態系の統計モデルによる評価」
      岡村 寛 (水産総合研究センター中央水産研究所・グループ長)
  • 16:00-17:20 パネルディスカッション
    • 「持続可能な水産資源の利用とそれを支える先進技術」
      モデレータ:中田 薫(水産総合研究センター・研究主幹)
      パネリスト:小池勲夫(CREST「海洋生物多様性」領域・研究総括)
      古川恵太(笹川平和財団海洋政策研究所 海洋研究調査部長)
      青木一郎(東京大学 名誉教授)
      近藤倫生、坂見知子、ソーントンブレア、宮下和士(講演者)
  • 閉会挨拶
    寺島紘士(笹川平和財団常務理事・海洋政策研究所長)
  • 17:30-19:00 意見交換会(参加費:2,000円)

問い合わせ先

水産総合研究センター 研究推進部
研究主幹 中田 薫
E-mail. may31@affrc.go.jp
TEL 045-227-2646