ヒラメの放流再捕魚と天然魚の肉質に差があるか?


茨城県水産試験場

[連絡先]029-262-4157

[推進会議]東北ブロック

[専門]増養殖

[研究対象]ひらめ

[分類]研究


[ねらい・目的と成果の特徴]

ねらい:
・茨城県では1996年からヒラメの人工種苗放流事業を行い放流再捕魚が増えている。
・人工種苗放流魚の体色異常(無眼側黒斑)は放流後も残り、放流効果の把握には役立つが、養殖魚と同様に扱われる要因となり、市場価格は低迷している。
・天然魚と放流再捕魚の肉質特性に差異がほとんどないことを示し、価格向上を図る。

成果:
・天然魚と放流再捕魚について一般成分(水分、粗脂肪分、灰分、粗タンパク質)、遊離アミノ酸組成、普通肉の破断強度(歯ごたえ)の比較分析および官能検査(食味試験)を行った。

[成果の活用面等]

・天然魚と放流再捕魚の体成分・官能評価には差異がなかったことから、本比較試験 結果をPRし、放流再捕魚の価格の向上に努めるべきである。

[具体的データ]

図1 ヒラメにおける遊離アミノ酸組成の比較

図2 ヒラメにおけるタウリン含量の比較