浮魚の群れサイズ分布シミュレーションと資源量の推定


水産工学研究所 水産情報工学部

[連絡先]0479-44-5953

[推進会議]水産工学

[専門]計測・調査法

[研究対象]浮魚

[分類]研究


[ねらい・目的と成果の特徴]

・マイワシなど集群性浮魚類の群れサイズ分布に関する基礎法則をシミュレーションにより解明し、観測データにより実証した。

[成果の活用面等]

・魚群データの収集にランダムサンプリングを必要とせず、また、データの統計処理に経験的な仮定を設けることなく、魚群が従うサイズ分布に関する基礎法則に基づいて、通常のコンピュータを用い極めて短時間に浮魚資源現存量の区間推定を行なう方法を提供する(特許出願中)。

[具体的データ]

:両対数プロットによる魚群サイズ分布

左図はシミュレーション結果、右図は観測データ。実線は魚群サイズ分布の理論曲線を表す。観測データは、マグロ類(□,◇: Bonabeau他, 1999)、マイワシ(●: Hara, 1983, 1985, 1986)、カタクチイワシ(△: Smith, 1970)、ニシン(★: Reid他, 2000)で、スケール変換してある。

[特許出願]

1. 浮魚の群れサイズ分布のシミュレーション方法、そのためのプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(特願2002-304636)
2. 浮魚資源現存量の区間推定方法、そのためのプログラムおよび記録媒体(特願2002-363166)