スギの種苗生産に成功


沖縄県水産試験場 増殖室

[連絡先]098-994-3593

[推進会議]西海ブロック

[専門]飼育環境

[研究対象]他の浮魚

[分類]研究


[ねらい・目的と成果の特徴]

・(1)スギは沖縄県の魚類養殖で最も多く養殖されている魚種だが、種苗は全て台湾からの輸入に頼っており、輸送ストレスによる斃死、輸送にかかる経費の増大等が問題であった。そこで沖縄県では、健康で安価なスギ種苗供給のため、スギの種苗生試験に取り組んできた。
・(2)2〜3歳の親魚から得られた受精卵を用いて種苗生産を行った。餌料には、ワムシ、アルテミア、冷凍コペポ−ダといった動物プランクトンと配合飼料を用いた。ふ化後約35〜40日で、出荷サイズの全長80mmに達した。全長40mm頃から起こる共食いが問題である。
・(3)平成14年度に初めて約2.5万尾の種苗(全長80mm)を県内養殖漁家に配布することが出来た。台湾からの種苗は160円/尾であったが、県産種苗は80円/尾と安価で、出荷時の斃死もほとんど無かった。

[成果の活用面等]

・(1)スギ種苗生産の知見となる。
・(2)沖縄県内養殖漁家にとって、種苗購入経費の軽減につながる。

[具体的データ]

(分かりやすい図表を中心に)

表1.スギ種苗生産における餌料系列