大型クラゲ出現情報
大型クラゲ出現情報
平成21年11月10日
独立行政法人水産総合研究センター
  • 大型クラゲ出現状況
    1. 漁業情報サービスセンター(JAFIC)情報

    2.  大型クラゲは、日本海側では九州から北海道に至る全域に出現するとともに、北海道オホーツク海側でも確認されています。太平洋側では、津軽海峡から流入した群の南下により,青森県から愛知県の渥美半島に至る広い海域で出現するとともに、分布の先端は三重県の沿岸域にまで到達しています。
    3. 沖合調査情報
       9月下旬から10月に実施した国際フェリーによる大型クラゲの目視調査では、1) 黄海に依然相当量が分布すること、2)韓国沿岸及び対馬北部海域で高密度に分布することが確認されています。また、10月に実施した調査船調査では、本州日本海沖合の広範囲に濃密な分布が認められています。これらの調査結果から、今年度の大型クラゲの出現量は、2006年に調査船で調査を開始して以降最多であった2006年に匹敵すると推定されました。

  • 今後の予測(11月中旬〜11月下旬)
     日本海の若狭湾〜能登半島西岸では、隠岐周辺〜但馬沖に分布する濃密群が引き続き移動してくると考えられます。一方、能登以東海域についても、能登以西海域に分布する濃密群が連続的に輸送されてくることが予想されます。このため、いずれの海域においても今後しばらくは相当量の出現が継続する恐れがあり、十分注意を払う必要があります。
     一方,太平洋側においても、今後も引き続き相当量の大型クラゲが津軽海峡を経由して流入すると考えられます。津軽暖流は引き続き東北沿岸に沿って南下すると想定されますので、大型クラゲの濃密な分布域は三陸沿岸からさらに南下することが予想されます。また,本州南岸の大型クラゲの分布先端は、黒潮から分岐して西向きに流れる暖水に乗り、遠州灘から熊野灘の広い範囲に広がる可能性があり,十分な注意が必要です。



  • 大型クラゲのこれまでの調査結果等の情報

  •  (独)水産総合研究センターのホームページ【http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/】で掲載しています。

  • 大型クラゲの出現・駆除に関する情報

  •  (社) 漁業情報サービスセンターのホームページ【http://www.jafic.or.jp/kurage】で掲載しています。
本件照会先:(出現状況、予測に 関すること)
独立行政法人水産総合研究センター 研究推進部
チーフ研究開発コーディネーター

 川崎

TEL:045-227-2710


←戻る