大型クラゲ情報

平成22年8月31日
(独)水産総合研究センター
大型クラゲの出現について(第3報)

  1. 島根県沖で大型クラゲ確認
  2.  漁業情報サービスセンターが取りまとめた大型クラゲ出現情報によると、8月23日島根県沖(北緯35度51.191分、東経132度07.390分)で大型クラゲ1個体(傘径60cm)が確認されました。
     現時点では、日本沿岸での大型クラゲの出現量は昨年度よりかなり少ない状況です。 ただし、今後日本沿岸で局所的に少量の大型クラゲが出現する可能性はあります。


  3. 黄海で大型クラゲ確認
  4.  8月21~24日、国際フェリーによる目視調査を実施した結果、中国・青島沖(北緯36度、東経121度付近)および黄海南東部(北緯35度,東経124~126度付近)で、極少量の大型クラゲの出現を確認しました(傘径30~70cm)。
     韓国国立水産科学院による韓中暫定措置水域トロール調査により、8月3日、済州島西方の黄海南部(北緯32度00分~33度30分、東経123度00分~124度30分)において、少量の大型クラゲの出現が確認されました。
     また、韓国国立水産科学院が取りまとめた韓国沿岸におけるクラゲ情報(第157報8月20~26日)によると、韓国西岸および同南岸で若干の大型クラゲの出現が確認されています。
     いずれの場合も、大型クラゲの出現量は昨年度よりかなり少ない状況です。

 ◆水産総合研究センターでは、大型クラゲによる漁業被害の低減を図るため、大型クラゲの出現状況調査を引き続き実施するとともに、関係の皆様に迅速な情報提供を行う予定です。

 (参考)大型クラゲ出現調査及び情報収集について
 東シナ海において、漁業調査船による大型クラゲ分布調査および国際フェリー航路(日本-中国間、日本-韓国間)における大型クラゲ目視調査を引き続き実施します。さらに、大型クラゲによる漁業被害が頻発する夏季から秋季にかけて、従来より詳細な大型クラゲ出現情報の提供を行うため、日本海沿岸各県の協力を得て、日本海における大型クラゲ出現調査を行う予定です。
 水産総合研究センターは中国水産科学研究院及び韓国国立水産科学院と連携し、東シナ海~黄海における大型クラゲの出現に関する情報交換を随時行っています。

本件照会先(担当者):
独立行政法人水産総合研究センター 研究推進部 チーフ研究開発コーディネーター 川崎 TEL 045-227-2710
西海区水産研究所 東シナ海海洋環境部長 秋山 TEL 095-860-1620
日本海区水産研究所 日本海海洋環境部長 加藤 TEL 025-228-0587