大型クラゲ情報

平成24年11月30日
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現と予測について(第8報)

1.大型クラゲの出現情報

 11月6日および20日に実施した対馬海峡での国際フェリーによる目視調査において、大型クラゲはそれぞれ3個体および4個体が確認されたのみであり、日本海に流入する大型クラゲは非常に少ない状況です。また、11月に能登半島以東で実施した調査船による調査では、大型クラゲは確認されませんでした。一方、漁業情報サービスセンター(JAFIC)情報1)によりますと、日本海~三陸沿岸域において大型クラゲの出現が認められていますが、散発的でまとまった出現は報告されていません。

2.大型クラゲの出現予測について

 大型クラゲのこれまでの出現状況、および今後は海水温の低下に伴い大型クラゲは次第に衰弱して死滅し、海底へ沈んでいくと考えられることから、日本海~三陸沿岸域では今後出現しても散発的で、大量出現する可能性は低いと思われます。

 大型クラゲ国際共同調査共同研究機関2)では、大型クラゲの出現状況について今後も引き続き情報収集に努めるとともに、大型クラゲの出現が危惧された場合には、適宜、出現予測を発表する予定です。

(参考)

1)漁業情報サービスセンター(JAFIC)の大型クラゲ出現情報:

  http://www.jafic.or.jp/kurage/index.html

2)大型クラゲ国際共同調査共同研究機関について

 平成24年度水産庁補助事業「大型クラゲ国際共同調査」を共同連携して実施することを目的に、独立行政法人水産総合研究センター、独立行政法人水産大学校、国立大学法人広島大学、国立大学法人山形大学、国立大学法人名古屋大学の5機関から構成されています。

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所 資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587
西海区水産研究所 特任部長 渡邉 TEL 095-860-1650