大型クラゲ情報

平成25年8月2日
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について-第3報-

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(下関-青島航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年7月20日~23日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度) 0.32個体/100m
 前回調査(7月6日~9日:0.42個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0.1個体/100m未満)より多くなっていますが、前年同期(0.25個体/100m)と同水準。

(2) 国際フェリー(博多-釜山航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年7月30日
2) 結果 対馬海峡西水道における出現量(平均密度) 0.0068個体/100m
 前回調査(7月17日:0個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0個体/100m)及び前年同期(0.0015個体/100m)より多い。

(3) 日本沿岸水域における出現の確認

1) 対馬海峡西水道
平成25年7月17日に調査船によるネット採集・水中カメラ調査※1により出現を確認。
7月17日~28日における出現量(平均密度)の最大値は0.57個体/100mで前年同期(0.01個体/100m )より多い。

2) 対馬の定置網
平成25年7月26日に長崎県豊玉町の定置網で出現を確認(約20個体)。

対馬の定置網で確認された日
平成21年 6月30日 日本沿岸水域で大型クラゲが大量出現
平成22年 9月17日 日本沿岸水域で大型クラゲの大量出現がなかった年
平成23年 9月29日
平成24年 7月24日

2.今後の調査計画等

大型クラゲによる漁業被害は夏季から秋季にかけて発生します。大型クラゲが今後、日本沿岸及び沖合水域にどの程度出現するかは現時点では不明な状況であり、今後も大型クラゲ出現状況調査の実施を予定※2し、引き続き出現状況に関する情報提供※3を行ってまいります。

※1.独立行政法人水産総合研究センター及び国立大学法人(山形大学、名古屋大学、広島大学)の4機関により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関」が実施。
※2.主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(8月)
(国際フェリーによる目視調査)
平成25年8月3日~8月8日 日本-中国間(大阪-上海、下関-青島)
平成25年8月15日 日本-韓国間(博多-釜山)
平成25年8月17日~8月22日 日本-中国間(大阪-上海、下関-青島)
平成25年8月27日 日本-韓国間(博多-釜山)

※3.大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
独立行政法人水産総合研究センター URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所           URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587