大型クラゲ情報

平成25年8月20日
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について-第4報-

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(下関-青島航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年8月3日~6日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度) 0.04個体/100m
 前回調査(7月20日~23日:0.32個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0.02個体/100m以下)と同水準であるが、前年同期(0.20個体/100m)より少ない。

(2) 国際フェリー(博多-釜山航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年8月15日
2) 結果 対馬海峡西水道における出現量(平均密度) 0.0015個体/100m
 前回調査(7月30日:0.0068個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0個体/100m)より多いが、前年同期(0.0023個体/100m)と同水準。

(3) 日本沿岸水域における出現の確認

1) 山陰沖合域での確認
平成25年8月5日~8日に隠岐北方海域及び見島(山口県)周辺海域において、調査船による目視調査で出現を確認(合計20個体:前年同時期の調査では見島周辺海域において1個体のみ確認)。

2) 定置網での確認
平成25年8月9日に島根県松江市の定置網で出現を確認(1個体)。
平成25年8月12日に島根県隠岐の島町の定置網で出現を確認(1個体)。

隠岐の定置網で確認された日
平成21年 7月28日 日本沿岸水域で大型クラゲが大量出現
平成22年 報告なし 日本沿岸水域で大型クラゲの大量出現がなかった年
平成23年 報告なし
平成24年 8月19日

2.今後の調査計画等

大型クラゲによる漁業被害は夏季から秋季にかけて発生します。大型クラゲが今後、日本沿岸及び沖合水域にどの程度出現するのかは現時点では不明な状況であり、今後も大型クラゲ出現状況調査の実施を予定※2し、引き続き出現状況に関する情報提供※3を行ってまいります。

※1.独立行政法人水産総合研究センター及び国立大学法人(山形大学、名古屋大学、広島大学)の4機関により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関」が実施。
※2.主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(9月)
(国際フェリーによる目視調査)
平成25年9月10日 日本-韓国間(博多-釜山)
平成25年9月14日~ 9月19日 日本-中国間(大阪-上海、下関-青島)
平成25年9月25日 日本-韓国間(博多-釜山)
(調査船による分布調査)
平成25年9月9日~ 9月27日 能登~対馬近海域大型クラゲ分布調査(日水研)

※3.大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
独立行政法人水産総合研究センター URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所           URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587