大型クラゲ情報

平成25年09月09日
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について- 第5報 -

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(下関-青島航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年8月24日~27日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度) 0.06個体/100m
 前回調査(8月3日~6日:0.04個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0.02個体/100m以下)と同水準。 (前年同期には黄海全域における調査結果なし)

(2) 国際フェリー(博多-釜山航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年8月27日
2) 結果 対馬海峡西水道における出現量(平均密度) 0個体/100m
 前回調査(8月15日:0.0015個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0.0005個体/100m以下)及び前年同期(0.00035個体/100m)と同水準。

(3) 日本沿岸水域における出現の確認

1) 調査船での確認
平成25年8月19日~21日に隠岐~対馬海域において、調査船によるネット調査で出現を確認(合計2個体:前年同時期の調査ではネット調査で4個体、目視で13個体を確認)。

2) 定置網での確認
平成25年8月26日に福井県南越前町の定置網で出現を確認(1個体)。
平成25年8月29日に石川県輪島市の定置網で出現を確認(1個体)。
平成25年9月 3日に青森県深浦町の定置網で出現を確認(1個体)。

青森県の定置網で確認された日
平成21年 9月 2日 日本沿岸水域で大型クラゲが大量出現
平成22年11月21日 日本沿岸水域で大型クラゲの大量出現がなかった年
平成23年 報告なし
平成24年 9月27日

2.今後の調査計画等

大型クラゲによる漁業被害は夏季から秋季にかけて発生します。大型クラゲが今後、日本沿岸及び沖合水域にどの程度出現するのかは現時点では不明な状況であり、今後も大型クラゲ出現状況調査の実施を予定※2し、引き続き出現状況に関する情報提供※3を行ってまいります。

※1.独立行政法人水産総合研究センター及び国立大学法人(山形大学、名古屋大学、広島大学)の4機関により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関」が実施。
※2.主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(9月中旬~10月中旬)
(国際フェリーによる目視調査)
平成25年 9月14日~ 9月19日 日本-中国間(大阪-上海、下関-青島)
平成25年 9月25日 日本-韓国間(博多-釜山)
平成25年10月 8日 日本-韓国間(博多-釜山)
平成25年10月12日~ 10月17日 日本-中国間(大阪-上海、下関-青島)
(調査船による分布調査)
平成25年 9月 9日~ 9月27日 能登~対馬近海域大型クラゲ分布調査(日水研)
平成25年10月 7日~ 10月18日 東シナ海域大型クラゲ分布調査(西水研)

※3.大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
独立行政法人水産総合研究センター URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所           URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587