大型クラゲ情報

平成25年10月 1日
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について- 第6報 -

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(下関-青島航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年9月21日~25日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度) 0.007個体/100m
 前回調査(8月24日~27日:0.06個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0.007個体/100m以下)と同水準で前年同期(0.07個体/100m)より少ない。

(2) 国際フェリー(博多-釜山航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成25年9月25日
2) 結果 対馬海峡西水道における出現量(平均密度) 0.00061個体/100m
 前回調査(9月10日:0.00038個体/100m)。
 日本沿岸水域において大型クラゲの出現のなかった年(平成20年、22年及び23年)の同時期における出現量(0.00023個体/100m以下)と同水準で前年同期(0.0011個体/100m)より少ない。

(3) 日本沿岸水域における出現の確認

1) 調査船での確認
平成25年9月10日~27日に能登~対馬海域において調査船によるネット調査及び目視調査で出現を確認(ネット調査47点のうちの2点で合計4個体、目視調査9個体:前年同時期の調査ではネット調査で7個体、目視で計521個体を確認)。
平成25年9月12日~21日に見島(山口県)~対馬海域において調査船による目視調査で出現を確認(合計121個体)。

2) 定置網での確認
平成25年9月9日に青森県六ヶ所村の定置網で出現を確認(1個体)。
平成25年9月17日に岩手県久慈市の定置網で出現を確認(1~10個体)。
平成25年9月17日に岩手県岩泉町の定置網で出現を確認(1個体)。

岩手県の定置網で確認された日
平成21年 9月 2日 日本沿岸水域で大型クラゲが大量出現
平成22年 10月2日 日本沿岸水域で大型クラゲの大量出現がなかった年
平成23年 報告なし
平成24年 10月6日

2.今後の調査計画等

主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(10月)
(国際フェリーによる目視調査)
平成25年10月8日 日本-韓国間(博多-釜山)
平成25年10月12日~10月17日 日本-中国間(大阪-上海、下関-青島)
平成25年10月22日 日本-韓国間(博多-釜山)
(調査船による分布調査)
平成25年10月1日~25日 三陸沖~津軽海峡~日本海~対馬海峡大型クラゲ分布調査(芙蓉海洋開発株式会社)
平成25年10月7日~18日 東シナ海域大型クラゲ分布調査(西水研)

※1.独立行政法人水産総合研究センター及び国立大学法人(山形大学、名古屋大学、広島大学)の4機関により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関」が実施。
大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
独立行政法人水産総合研究センター URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所           URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587