大型クラゲ情報

平成26年8月4日
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について-第2報-

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(下関-青島航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成26年 7月19日~ 22日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度)0.0005個体/100m
 前回調査(7月5日~6日:0.0003個体/100m)。
 昨年同期の結果(0.32個体/100m)より少ない。なお、日本沿岸水域における大型クラゲの大量出現がなかった平成20年、22年、23年黄海全域における出現量は、0.1個体/100m未満。

(2) 国際フェリー(博多-釜山航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成26年 7月29日
2) 結果 対馬海峡西水道における出現量(平均密度)0個体/100m
 前回調査(7月15日:0.0003個体/100m)。  昨年同期の結果(0.0068個体/100m)より少ない。なお、日本沿岸水域における大型クラゲの大量出現がなかった平成20年、22年、23年対馬海峡西水道における出現量は、0.001個体/100m未満。

(3) 東シナ海の目視調査結果※1

1) 実施期間 平成26年 7月19日~ 22日
2) 結果 東シナ海西部における出現量(平均密度) 0.001個体/100m
昨年同期の結果(0個体/100m

(4) 対馬周辺海域の目視・曳航カメラ調査結果※1

1) 実施期間 平成26年 7月19日~ 25日
2) 結果 対馬周辺海域における出現量(平均密度) 0.00027個体/100m
昨年同期の結果(0.57個体/100m
※1.独立行政法人水産総合研究センター及び国立大学法人(山形大学、名古屋大学、広島大学)の4機関により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関(以下「共同研究機関」という。)」が実施。

(5) 日本沿岸水域における出現の確認

現時点(8月1日現在)での大型クラゲの出現確認の情報はありません。

対馬の定置網で確認された日
平成21年 6月30日 日本沿岸水域で大型クラゲが大量出現
平成22年 9月17日 日本沿岸水域で大型クラゲの大量出現がなかった年
平成23年 9月29日
平成24年 7月24日
平成25年 7月26日

2.今後の調査計画等

大型クラゲによる漁業被害は夏季から秋季にかけて発生します。現時点の分布水準は昨年同期の水準より低いと考えられます。一方、日本漁船による目視情報や韓国側の情報で東シナ海北部において大型クラゲの出現が確認されていること、また対馬海峡では8月に入ってからの出現量の増加が過去に確認されたこともありますので、引き続き大型クラゲの出現状況をモニタリング※2し、出現状況に関する情報提供※3を行ってまいります。

※2.主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(8月)
(国際フェリーによる目視調査)
平成26年 8月9日~ 8月14日 日本~中国間の国際フェリーによる目視調査
平成26年 8月12日 日本~韓国間の国際フェリーによる目視調査
平成26年 8月23日~ 8月28日 日本~中国間の国際フェリーによる目視調査
平成26年 8月26日 日本~韓国間の国際フェリーによる目視調査

※3.大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
独立行政法人水産総合研究センター URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所           URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587