大型クラゲ情報

平成26年9月3日
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について-第3報-

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(下関-青島航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成26年 8月23日~ 26日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度)0.0009個体/100m
 前回調査(7月19日~22日:0.0005個体/100m)。
 昨年同期の結果(0.063個体/100m)より少ない。なお、日本沿岸水域における大型クラゲの大量出現がなかった平成20年、22年、23年黄海全域における出現量は、0.1個体/100m未満。

(2) 国際フェリー(博多-釜山航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成26年 8月26日
2) 結果 対馬海峡西水道における出現量(平均密度)0個体/100m
 前回調査(8月12日:0個体/100m)。
 昨年同期の結果(0個体/100m)と同じ。なお、日本沿岸水域における大型クラゲの大量出現がなかった平成20年、22年、23年対馬海峡西水道における出現量は、0.001個体/100m未満。
※1.独立行政法人水産総合研究センター及び国立大学法人(山形大学、名古屋大学、広島大学)の4機関により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関(以下「共同研究機関」という。)」が実施。

(3) 日本沿岸水域における出現の確認

1) 定置網
 平成26年8月6日に長崎県美津島町で出現を確認(1個体)
 平成26年8月18日に島根県江津市で出現を確認(1個体)

2) はえ縄
 平成26年8月22日に山形県南部で出現を確認(2個体)

2.今後の調査計画等

 大型クラゲによる漁業被害は夏季から秋季にかけて発生します。現時点の分布水準は昨年同期の水準より低いとともに、日本沿岸水域での出現情報も少ないことから、今後大型クラゲが大量出現する可能性は低いと考えられます。ただし、黄海において低密度ではあるものの大型クラゲの出現が確認されていますので、引き続き大型クラゲの出現状況をモニタリング※2し、出現状況に関する情報提供※3を行ってまいります。

※2.主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(9月)
(調査船による分布調査)
平成26年 9月19日~10月10日 日本海大型クラゲ分布調査(日水研)

(国際フェリーによる目視調査)
平成26年 9月11日 日本~韓国間の国際フェリーによる目視調査
平成26年 9月20日~ 9月24日 日本~中国間の国際フェリーによる目視調査
平成26年 9月25日 日本~韓国間の国際フェリーによる目視調査

※3.大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
独立行政法人水産総合研究センター URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所           URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587