大型クラゲ情報

平成27年7月3日
国立研究開発法人水産総合研究センター
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について-第1報-

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(下関-青島航路)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成27年6月18日~20日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度)0.00001個体/100m
 昨年同期の結果(0.0005個体/100m)より少ない。なお、日本沿岸水域における大型クラゲの大量出現がなかった平成20年、22年、23年、26年の黄海全域における出現量は、0.1個体/100m未満。

(2) 東シナ海の目視調査結果※1

1) 実施期間 平成27年6月26日~29日
2) 結果 東シナ海西部における出現量(平均密度) 0.0092個体/100m
昨年同期の結果(0.05個体/100m)より少ない。
※1.国立研究開発法人水産総合研究センター及び国立大学法人広島大学により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関」が実施。

(3) 日本沿岸水域における出現の確認

現時点での大型クラゲの出現確認の情報はありません。

過去に対馬の定置網で確認された日
平成21年 6月30日 日本沿岸水域で大型クラゲが大量出現
平成22年 9月17日 日本沿岸水域で大型クラゲの大量出現がなかった年
平成23年 9月29日
平成24年 7月24日
平成25年 7月26日
平成26年 8月 6日

2.今後の調査計画等

 大型クラゲによる漁業被害は夏季から秋季にかけて発生します。現時点の分布水準は昨年同期の水準以下と考えられます。一方、黄海において7月に入ってからの分布域拡大が過去に確認されていますので、引き続き大型クラゲの出現状況をモニタリング※2し、出現状況に関する情報提供※3を行ってまいります。

※2.主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(7月)
(調査船による分布調査)
平成27年7月14日~7月24日 東シナ海大型クラゲ分布調査(西海水研)

(国際フェリーによる目視調査)
平成27年6月29日~7月4日 日本−中国間の国際フェリーによる目視調査
平成27年7月7日 日本−韓国間の国際フェリーによる目視調査
平成27年7月20日~7月25日 日本−中国間の国際フェリーによる目視調査
平成27年7月22日 日本−韓国間の国際フェリーによる目視調査

※3.大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
国立研究開発法人水産総合研究センター URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所           URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
国立研究開発法人水産総合研究センター
研究推進部研究主幹 中田 TEL 045-227-2646
日本海区水産研究所資源環境部長 加藤 TEL 025-228-0587