大型クラゲ情報

平成28年7月5日
国立研究開発法人水産研究・教育機構
大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について-第1報-

1.大型クラゲの出現情報

(1) 国際フェリー(韓国・仁川-中国・連雲港)による目視調査結果※1

1) 実施期間 平成28年6月29日~7月1日
2) 結果 黄海全域における出現量(平均密度)0.33個体/100m
 昨年までの下関-青島ルートの同時期の結果(0.13個体/100m)とは観測域が異なるので単純に比較できないが、昨年より多い。

(2) 調査船による東シナ海での目視調査結果※1

1) 実施期間 平成28年6月25日~28日
2) 結果 東シナ海西部における出現量(平均密度)0.40個体/100m
昨年同期の結果(0.0092個体/100m)より多い。
※1.国立研究開発法人水産研究・教育機構及び国立大学法人広島大学により構成される「大型クラゲ国際共同調査共同研究機関」が実施。

(3) 日本沿岸水域における出現の確認

現時点での大型クラゲの出現確認の情報はありません。

過去に対馬の定置網で確認された日
平成21年 6月30日 日本沿岸水域で大型クラゲが大量出現した年
平成22年 9月17日 日本沿岸水域で大型クラゲの大量出現がなかった年
平成23年 9月29日
平成24年 7月24日
平成25年 7月26日
平成26年 8月 6日
平成27年 9月15日

2.今後の調査計画等

大型クラゲによる漁業被害は夏季から秋季にかけて発生します。現時点の分布水準は非常に出現が少なかった昨年同期よりは多く、東シナ海での目視調査結果で見ると、大量出現年の平成21年以降では日本沿岸域での出現が多かった平成25年(平均密度0.33個体/100m)と同程度の出現量です。7月に入ってから日本周辺海域への接近の可能性がありますので、引き続き大型クラゲの出現状況をモニタリング※2し、出現状況に関する情報提供※3を行ってまいります。

※2.主な大型クラゲ出現状況調査の実施予定(7月)
(調査船による分布調査)
平成28年7月12日~7月22日 東シナ海大型クラゲ分布調査

(国際フェリーによる目視調査)
平成28年7月12日 日本−韓国間の国際フェリーによる目視調査
平成28年7月中旬  日本−中国間の国際フェリーによる目視調査
平成28年7月26日 日本−韓国間の国際フェリーによる目視調査

※3.大型クラゲ出現状況調査の結果については、以下でお知らせしております。
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 URL:http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/
日本海区水産研究所         URL:http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html

本件照会先:
国立研究開発法人 水産研究・教育機構
研究推進部 研究主幹 渡邊 TEL 045-227-2675
日本海区水産研究所 資源環境部長 渡邊 TEL 025-228-0587