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        おさかな通信 (水研センターメールマガジン)
 
          第 10 号     平成17年7月13日                      
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 7月に入り、もうすぐ梅雨明けという話題がチラホラ聞こえる季節と
なりました。(あれっ、先月号と文章のくだりが同じような気が・・・)
 昨年は、この時期までに台風が9つ発生し、うち2つが上陸のうえ各
地に被害をもたらすという年でした。
 また、ちょうど一年前の平成16年7月13日には梅雨前線が発達し、
新潟県を中心に河川氾濫など大きな被害を受けました。 
 今年は今のところ台風は4つと平年並みで、今のところ上陸はありま
せんが、7月に入ってから梅雨前線が活発化し、またもや北陸地方や九
州地方を中心に被害をもたらしています。被災地の皆様、謹んでお見舞
い申し上げます。
 
 
  
【目次】
 
 ◆シリーズ        「栽培漁業のさかなたち」を連載中
 ◆調査船運航状況     今回は水研センター船3隻の紹介です
 ◆お知らせ        おさかな瓦版刊行のご案内ほか
 ◆イベント情報       成果発表会や研究所一般公開のお知らせ  
 ◆ローカル便り      各部・各研究所の最新情報です
 ◆編集後記        担当者のひとりごと
 ◆配信手続き       配信停止・配信先変更等
 
 
 
【シリーズ】
 
栽培漁業のさかなたち−2  マダイ
 
 今回から、「栽培漁業」の目から見た個々の魚介類について紹介しま
す。トップバッターはマダイです。
 
 マダイは古来より日本人に親しまれており、「腐ってもタイ」をはじ
めとして「エビでタイを釣る」、「花は桜木、人は武士、柱は檜、魚は
タイ」などと言うように、高級魚の代名詞として人気があります。タイ
と名がつく魚をあげると実に300種以上にのぼり、日本産魚類の10
分の1にもあたるそうですが、「本当のタイ」というべきマダイの仲間
はわずか10種類ほどに過ぎません。姿形がマダイに似ているキンメダ
イやイシダイ、フエダイなども、実は「本当のタイ」ではないのです。
 
 マダイがいつ頃から食用にされるようになったのかは不明ですが、縄
文時代の貝塚から骨が出土することを見ても、遙か昔から食されていた
ことは間違いありません。鎌倉時代以降は、色や姿形が武士に好まれて
祝いの席などで多く食され、江戸時代には「魚の王様」とよばれてもて
はやされるようになりました。このように日本人に親しまれているマダ
イですから、栽培漁業が始まった当初から対象種とされたのは当然と言
えましょう。
 
 マダイはふ化した仔魚の大きさが2.5mmほど。小さすぎて初めは
与える餌に苦労しましたが、ワムシと呼ばれる動物プランクトンを与え
ることで大量生産にこぎ着けるようになりました。昭和40年代には技
術が大きく進展して一県あたり数十万〜百万尾単位の稚魚(3〜10cm
程度)を育てることが可能となり、これに伴って、各地で種苗が大量に
放流されるようになりました。その結果,東シナ海など一部の海域を除
いた日本全国でマダイの資源量は確実に増えてきています。神奈川県で
は、漁獲されたマダイの半数以上を放流魚が占めていることや、漁業者
に獲られるよりも釣り人に釣られるマダイの方が多いことも判明しまし
た。
 
 現在では、全国24府県の約700カ所に,毎年約2,000万尾の
マダイの稚魚が放流されています。古来より日本人に愛されてきたマダ
イが、気軽にお祝いの席にのぼり、遊漁者にも末永く楽しまれるように、
今後も継続した努力が必要なのです。
 
 
 
【調査船運航状況】
 
 ◆北光丸(北海道区水産研究所)は、7月14日から8月1日まで、
  北海道太平洋沿岸・沖合域において、親潮の海洋構造と生物環境
  のモニタリング、マイクロネクトン(*)の現存量・種組成の季
  節変化の把握、微量栄養塩の動態把握することなどを目的に調査
  航海を行います。
 
  *小型遊泳動物:海中の動物プランクトンを餌として食べ、マグ
   ロなどの大型魚類や海産哺乳類の餌となる、食物連鎖の重要な
   役割を果たしています。
 
  北光丸の詳細 → http://hnf.fra.affrc.go.jp/youran/hokko.htm
 
 
 ◆蒼鷹丸(中央水産研究所)は、7月11日から8月8日まで、北
  海道太平洋沖合域、オホーツク海域、日本海北中部海域において、
  底生生物の把握及び放射能分析対象種の採集と海底土の採取、放
  射性核種の移行経路及び蓄積傾向の解明のためのセジメントトラ
  ップ(*)回収と設置などを目的に調査航海を行っています。
 
  *セジメントトラップとは、水中の一定水深に係留設置し、水中
   の沈降粒子を捕集する装置です。
 
  蒼鷹丸の詳細 → http://nrifs.fra.affrc.go.jp/intro/sosiki/soyo.htm
 
 
 ◆俊鷹丸(遠洋水産研究所)は、7月12日から8月11日まで、
  三陸沖において、高次捕食者の餌生物の分布や生物学に関するデ
  ータや試料の収集、高次捕食者や餌生物を取巻く海洋環境に関す
  るデータの収集などを目的に調査航海を行っています。
 
  俊鷹丸の詳細 → http://fsf.fra.affrc.go.jp/sosiki/sosiki.htm
 
 
 
【お知らせ】
 
 ◆おさかな瓦版第5号を刊行しました
 
  このたび、当センターのニューズレター「おさかな瓦版」第5号
 を刊行しました。
  新シリーズ「海草[アマモ]」や、カニのDNA鑑定のお話しか
 ら、沖合底びき網漁業における選別式漁具のお話し、おさかなクイ
 ズやおさかな一口メモなどのさかなに関する豆知識などをわかりや
 すく掲載しています。
  おさかな瓦版は隔月号で、次号は8月10日刊行予定です。お楽
 しみに!
  
  おさかな瓦版第5号はこちら
    → http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/letter/no5.pdf
 
 
 ◆FRAニュース第3号を刊行しました
 
  おさかな瓦版につづき、当センターの広報誌「FRAニュース」
 第3号も刊行しました。
  今号は、海外で行った調査・研究のお話しを中心に、世界で初め
 てシラスウナギの人工生産に成功した研究者の成功までの裏話など、
 普段はなかなか聞くことのできない情報が満載です。
  FRAニュースは季刊号で、次号は10月1日刊行予定です。お
 楽しみに!
 
  第3号はこちら
   →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/news/fnews03.pdf
 
 
 ◆中央水産研究所横浜庁舎にて科学論説懇談会の現地懇談会を開催
  
  去る7月7日、中央水産研究所横浜庁舎において、標記の現地懇
 談会を開催しました。この現地懇談会は、農林水産関係試験研究機
 関と新聞社等の論説委員やコメンテーターとの相互理解を深めるた
 めに2年ほど前から取り組まれています。
  今回は、参加された10名の科学論説委員に、最近の3つの主要
 成果について紹介するとともに、成果に係る所内施設及び漁業調査
 船「蒼鷹丸」を視察していただきました。
  今後もこのような懇談会を通じて、水産総合研究センターにおけ
 る調査研究活動への理解を深めていただくとともに、研究成果の広
 報と普及において協力していくことを確認いただきました。
 
  詳細はこちら →  http://www.fra.affrc.go.jp/new/kagaku1.html
 
 
  −今回紹介した最近の主要成果のタイトル等−
 @水産物の原料原産地判別技術の現状と今後の展望(説明者:利用
  加工部 食品バイオテクノロジー研究室長 山下倫明)
 A地球温暖化が海洋環境と水産業に与える影響評価について(説明
  者:海洋生産部 低次生産研究室長 中田 薫)
 Bイワシ類の資源変動のメカニズムと資源管理(説明者:資源評価
  部 資源動態研究室長 谷津明彦)
 
 
 
【イベント情報】
 
 ◆水産総合研究センター第3回成果発表会
 
  今年は皆様の関心が高い「さかなの安全、安心」をテーマに、以
 下のとおり第3回成果発表会を開催します。
  当センター第一線の研究者が、水産物の生産から消費までを対象
 として進めている調査研究の成果をわかりやすくご紹介いたします
 ので、皆様お誘い合わせの上ご参加頂きますようご案内いたします。   
  なお、入場は無料ですが、座席の都合により定員になり次第お申
 し込みを終了いたしますので、ご興味のある方はお早めにお申し込
 みください。
 
  日 時  平成17年8月30日(火) 13:00〜16:00
  場 所  津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷:JR総武線千駄
       ヶ谷駅前)
 
   詳細はこちら →  http://www.fra.affrc.go.jp/seika/index.html 
 
 
 
★平成17年度水研センター「一般公開」のご案内
 
  今回は、学校が夏休みになる時期を利用して行われる研究所一般
 公開をご案内します。(9月以降開催される研究所は、次号以降で
 ご案内いたします)
  もちろん入場は無料です。お近くの水産研究所が、日頃どんな仕
 事をしているのか、百聞は一見にしかず! ぜひお越し下さい。
 
 
  ◆瀬戸内海区水産研究所一般公開
 
 開催日  平成17年7月23日(土) 10:00〜15:30
 場 所  瀬戸内海区水産研究所(広島県佐伯郡大野町丸石2-17-5)  
 アクセスマップ   http://feis.fra.affrc.go.jp/event/h17koukai/map.png
 入場料  無料
 テーマ  「海を知ろう、夏を変えよう 」
 概 要  ★研究紹介コーナー
       「海の豊かさを眼で見て感じる」(生産環境部)
       「プランクトンの世界へようこそ」(赤潮環境部)
       「海の汚れの見張り番」(化学環境部)
      ★漁業調査船「しらふじ丸」公開
      ★お楽しみコーナー
       「海藻押し葉」、「タッチプール」、「さかな名前あてクイズ」、
       「フィギュアリウム」など
 詳細はこちら →  http://feis.fra.affrc.go.jp/event/h17koukai/index.html
 昨年度の様子  http://feis.fra.affrc.go.jp/event/h16koukai/photo.html
 お問合せ 電話 0829-55-3406  メールアドレスwww-feis@fra.affrc.go.jp
 
 
 ◆中央水産研究所横須賀庁舎一般公開
 
 開催日  平成17年7月23日(土) 10:00〜15:00まで
 場 所  中央水産研究所横須賀庁舎(横須賀市長井6-31-1) 
 電 話  TEL:046-856-2887 
      http://nrifs.fra.affrc.go.jp/yokosuka/default.html 
 入場料  無料
 テーマ  「魚の年齢、貝の歳」
 概 要  魚のウロコや貝ガラを観察して年齢を調べてみよう!
       荒崎の磯の生き物にふれあうことができます。
 詳細はこちら  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/yokosuka/open_day2005.html
 アクセスマップ  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/intro/access1.html#yokosuka
 昨年度の様子 http://nrifs.fra.affrc.go.jp/gyouji/20040731/
 
 
  ◆中央水産研究所日光庁舎一般公開
 
 開催日  平成17年8月3日(水) 10:00〜15:30
 場 所  中央水産研究所日光庁舎(栃木県日光市中宮祠2482−3)  
 アクセスマップ  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/intro/access1.html#nikko
 入場料  無料
 概 要  ★お魚博士クイズ(全問正解の方は「お魚博士」に認定します)
      ★体験ミニラボ(簡単な科学実験を体験できます)
      ★給餌体験(うまくいけば魚のジャンプが見られるかも…)
      ★池に入ってみよう(飼育水の冷たさ,魚の重さを実感してく
       ださい)
 詳細はこちら →  http://www.fra.affrc.go.jp/nikko/index.html
 昨年度の様子  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/gyouji/20040810/
 お問合せ 電話 0288-55-0055
 
 
  ◆養殖研究所南勢庁舎一般公開
 
 開催日  平成17年8月27日(土) 10:00〜15:00
 場 所  養殖研究所南勢庁舎(三重県度会郡南勢町中津浜浦422−1)  
 アクセスマップ  http://nria.fra.affrc.go.jp/nansei.html
 入場料  無料
 テーマ  「地球環境とさかな」
 概 要  ★海藻のしおり作り
      ★顕微鏡観察
      ★金魚すくい
      ★タッチプール
      ★ミニ水族館
      ★五ヶ所湾クルージング(天候により中止の場合あり)
 詳細はこちら →  http://nria.fra.affrc.go.jp/koukai05.html
 お問合せ 電話 0599-66-1830  メールアドレスkiren-nria@ml.affrc.go.jp
 
 
 前号でもご案内しましたが、今からでも間に合う研究所を紹介します。
 
  ◆西海区水産研究所石垣支所一般公開
 
 開催日  平成17年7月16日(土) 10:00〜16:00
 場 所  西海区水産研究所石垣支所(沖縄県石垣市字桴海大田148-446)
 入場料  無料
 内 容  サンゴ礁の魚類・貝類・危険生物等の生体展示、浅瀬の生物を
       集めたタッチプール、海の生物に関するクイズ
 講演会  「サンゴ礁の魚」(午前と午後に1回ずつ)
 詳細はこちら  http://snf.fra.affrc.go.jp/temporary/poster_i_H17.jpg
 アクセスマップ  http://snf.fra.affrc.go.jp/cont01/f_access.html
 お問合せ 西海区水産研究所石垣支所 Tel.0980-88-2571 
  
  
  ◆遠洋水産研究所一般公開
 
 開催日  平成17年7月16日(土) 10:00〜16:00
 場 所  遠洋水産研究所 (静岡市清水区折戸5−7−1)、東海大学の隣です
 入場料  無料
 テーマ  「食べて、食べられ、また食べる、海の生態系」
 内 容  展示物(鯨ヒゲ板・骨格標本、南極氷、冷凍大型魚・大型イカ)
      研究紹介(パネル、観測機器)、タッチプール(三保の海の魚介類)
      イカ墨習字、画廊(遠洋水研ゆかりの生物の細密画)
 講演会  「南極観測夏隊参加報告」、「生態系って何?」
 詳細はこちら  http://fsf.fra.affrc.go.jp/open/17open/17open.htm
 アクセスマップ  http://fsf.fra.affrc.go.jp/annnai.htm
 お問合せ  遠洋水産研究所企画連絡室 所公開準備委員会
        Tel: 0543-36-6013  メール: www-enyo@fra.affrc.go.jp
 
 
 ◆中央水産研究所高知庁舎一般公開
 
 開催日  平成17年7月18日(月:海の日) 10:00〜15:00まで
 場 所  中央水産研究所「高知庁舎」及び「こたか丸」(高知市桟橋通
      6−1−21)
 電 話  TEL:088-832-5146 
 アクセスマップ http://nrifs.fra.affrc.go.jp/intro/access1.html#kochi
 入場料  無料
 テーマ  「黒潮の海と生き物」
 概 要  ミクロの世界をのぞいて見よう!(顕微鏡によるプランクトン
      や稚魚の観察を行います。黒潮の流れや生き物について調べて
      みましょう。
       調査船ってどんな仕事をするの?漁業調査船「こたか丸」の
      船内を公開します。
 詳細はこちら http://nrifs.fra.affrc.go.jp/koukai/h17/kochi.htm
 昨年度の様子 http://nrifs.fra.affrc.go.jp/gyouji/20040719/
 その他  こたか丸の公開は雨天、強風時には中止となります。
      こたか丸の公開に来られる方は、船上等の足場が不安定なため
     サンダル履き等はご遠慮ください。
 
 
 
【ローカル便り】
 
 ◆「栽培漁業センター技報第3号」が刊行されました(栽培漁業センター)
 
 このたび栽培漁業センター技報第3号が刊行されました。
 論文形式で「クルマエビの成熟と水温の関係」、「海産魚における
電気麻酔効果の検討」、「イセエビふ化フィロソーマの絶食耐性につ
いて」など、全16件が掲載されております。
 
 専門的でちょっと難しい内容となっておりますが、興味がございま
したらこちらまで
 
 → http://ncse.fra.affrc.go.jp/03kankou/032gihou/gihou-no3.pdf
 
 
 ◆「新種のヒゲクジラ発見」で科学技術賞を受賞!(中央水研)
 
 和田志郎上席研究官とその共同研究者が、平成15年11月に科学
雑誌「ネーチャー」に発表した新種のヒゲクジラに関する研究(「ナ
ガスクジラ属の分類学に基づく新種ツノシマクジラの研究」)が、平
成17年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)
を受賞しました。
 
 昭和51年からの特別捕獲調査で捕獲された標本が、ヒゲ板の形態
や酵素の分子構造のユニークさから新種の可能性が高いことを和田研
究官が初めて指摘しましたが、当時は鯨の研究者からさえあまり関心
を持たれませんでした。
 平成10年、山口県角島(つのしま)で得られた標本を岩手県立博
物館及び科学博物館と共同で精査し、主要な古い文献とも照合した結
果、新種と確認しました。
 確認までの27年間、難解なヒゲクジラの分類に独学で挑戦し、私
費で海外の多くの博物館をまわって骨学的調査を続けてきた地道な努
力が高く評価されました。
 
 なお、ツノシマクジラの骨格標本はその後の調査で東南アジアの各
地から多数発見され、新種として認知する内外の研究者が増えていま
す。また、国内では最近某有名食玩のシークレットアイテムとして採
用され、“ツノシマクジラ”という名が広く国民に認知されつつあり
ます。
 
 詳しくは下記のURLで紹介しています。
  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/ugoki/16/pdf/wada.pdf
    
 
 ◆「最近の研究成果」をホームページで発信(水工研)
 
 水産工学研究所の最新研究成果を取りまとめた「最近の研究成果」
について、ホームページにて公開を行いました。
 全16タイトルで、生態系から漁船のお話しまで、図表や写真を用
いて解説しております。
 一部英文による解説もありますが、興味がございましたらこちらま
 
   →  http://nrife.fra.affrc.go.jp/seika/H17/seika_new_index.html
 
 
 ◆意外に知られていない危険なクラゲ −2005年6月のカギノテ
  クラゲ警報について−(中央水研)
 
 海水浴シーズンとなりましたが、藻場周辺においてもクラゲに注意
しなくてはならないことをご存知ですか。
 沿岸域の藻場に生息するカギノテクラゲがその危険なクラゲです。
 これに刺されてもアンドンクラゲほどの痛みはありませんが、鼻水・
咳などの風邪のような症状が出て、人によっては呼吸困難などの重症
に至ることもあります。4年前、神奈川県横須賀市長井地区で漁業者
が被害を受ける事故が多発したことから、中央水産研究所では漁業者
の操業の安全性を確保するためのプロジェクト研究を行ってきました。
 2年間の調査研究の結果、カギノテクラゲの毒性と漁業者への被害
発生の仕組みが明らかとなり、現在では素潜り漁解禁の前に、カギノ
テクラゲの発生予測を行い、漁業者への周知を行っています。
 詳細については、処置方法と併せて、中央水産研究所ホームページ
で掲載予定のWebニュース第37号で紹介されます。
 
 掲載予定のURL →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/news.html
  
 
 
【編集後記】
 
 今日は7月13日。サッカーワールドカップ第一回大会開催日でし
た。 
 
 今から75年前の1930年、サッカーワールドカップ第一回大会
が開催され、全13カ国によるトーナメントの結果、見事開催国であ
るウルグアイがアルゼンチンを4−2で下し、第一回優勝国となりワ
ールドカップの歴史に名を刻みました。
 
 2006年ドイツで開催される第18回ワールドカップは、国連加
盟国(191カ国)を上回る地区予選参加国(197カ国)の中で開催
され、アジア地区予選の結果、3大会連続、しかも今回はドイツ行き
切符を一番乗りで手にしたジーコジャパン。
 前回のベスト16以上の成績をあげて、明るいニュースを届けて欲
しいと願うばかりです。 がんばれニッポン!
 
 
 
【配信手続き】
 
 配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
 また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。
  
  配信解除、配信先変更等 
    → http://www.fra.affrc.go.jp/mail/index.html
 
  ご意見・ご感想等  → www@fra.affrc.go.jp
 
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編集・刊行・配信:
  独立行政法人 水産総合研究センター
    総合企画部 広報課 
  〒220−6115 
   神奈川県横浜市西区みなとみらいクイーンズタワーB15階
   TEL 045-227-2600(代) FAX 045-227-2700 
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