FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 103 号 (平成25年 4月10日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 桜の季節がおわり、 新社会人、 新 1年生が初々しいスーツや制服姿で通勤 ・ 通学する様子を見かけるようになりました。 新年度がスタートしたんだなと、 気付かされる今日この頃です。
 今年度も 1つでも多くの大きなトピックスをお届けできるよう、 役職員一同邁進してまいります。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (4/ 8) 平成25年度第 1 回日本海海況予報
・ (3/22) 平成24年度第 2 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
・ (3/22) 平成24年度太平洋いわし類長期漁海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「FRANEWS」 を刊行
・ 「おさかな瓦版」 を刊行
・ 「研究報告」 を刊行
・ 「北の海から」 を刊行
・ 「SALMON情報」 を刊行
・ 「東北水産研究レター」 を刊行
・ 「瀬戸内通信」 を刊行
・ 「増養殖研究レター」 を刊行
・ 「研究の栞 (しおり)」 を刊行
◆ お知らせ
・ サイエンスカフェ 「千歳川で自然産卵する野生サケ」 の開催について
・ 水産資源解析マニュアルを掲載
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 第25年度第 1 回日本海海況予報
 今後 (4月〜 6月) の見通しは、 対馬暖流域の表面水温は 「平年並み〜やや高め」 で、 対馬暖流域の50メートル深水温は、 日本海西部および北部とも 「平年並み」 で経過すると予測されます。


◆ 平成24年度第 2 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
 今後 (4月〜 9月) の見通しは、 マアジ、 マサバ、 ゴマサバは前年並み、 マイワシは前年か平年並み、 ウルメイワシは前年並みで平年を上回る、 カタクチイワシは前年並みで平年を下回ると予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk24/20130322_tsu.pdf

◆ 平成24年度太平洋いわし類長期漁海況予報
 今後 (4月〜 7月) の見通しは、 マイワシは日向灘〜土佐湾では前年を下回るが、 それ以外の海域では前年並み〜上回るところが多く、 カタクチイワシは総じて前年を下回るが、 海域によっては前年並み〜上回ると予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk24/20130322_ta.pdf


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 43  「クサカリツボダイ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第43回は、 "一夜干し" や "粕漬け" としておいしい 「クサカリツボダイ」 を紹介します。


 クサカリツボダイは 「スズキ目カワビシャ科」 に分類され、 日本周辺の九州パラオ海域や伊豆諸島、 中部北太平洋海山海域、 カリフォルニア海山と北太平洋全体に生息しています。

 クサカリツボダイは、 海山で11月から 2月に産卵します。 稚仔魚は海山の表面付近に分布します。 その後、 海流に乗って北東太平洋の表層域に移動して 1〜 2年ほどすごしたあと、 海山海域に帰ってきます。

 クサカリツボダイの天皇海山海域での漁獲量は、 2009年で1,086トン、 2010年で17,154トン、 2011年で2,785トンで、 ここ 5年は平均5,824トンで推移しています。 クサカリツボダイの漁獲量は海洋環境と相関が見られ、 表面水温が高い年の 1〜 2年後に漁獲量が高くなる傾向があるようです。

 天皇海山海域のクサカリツボダイ資源を管理するために、 産卵時期である11月〜12月を禁漁期にしたり、 1,500メートルより深い場所や北緯45度より北での漁業を禁止したりしています。

 クサカリツボダイは、 干もの (一夜干し) や粕漬け、 みそ漬けなどの加工品としてスーパーなどで売られています。 ほどよく脂がのっていておいしいです。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 国際漁業資源の現況 →  http://kokushi.job.affrc.go.jp/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「FRANEWS」 第34号を刊行しました
 水研センターの広報誌 「FRANEWS」 第34号を刊行しました。 今号の特集は、 「カツオ」 です。
 身近な魚 「カツオ」 について、 漁法や生態の研究、 漁業管理など、 あまり知られていないカツオにまつわる話を紹介しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#fnews

◆ 「おさかな瓦版」 第52号を刊行しました
 水研センターのニュースレター 「おさかな瓦版」 52号を刊行しました。 シリーズ 「世界のさかなたち」 では、 「ミンククジラ」 をとりあげています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter

◆ 「研究報告」 第37号を刊行しました
 水研センター 「研究報告」 第37号を刊行しました。
 今号では、 博士号論文 「仙台湾におけるダイオキシン類の収支と生物濃縮に関する研究」 など 4編を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/thesis.html#bull
その他の刊行物はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/bull-index.html

◆ 「SALMON情報」 第 7 号を刊行しました
 北海道区水産研究所は、 さけます類の研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「SALMON情報」 を発行しています。
 今号では 「アーカイバルタグを利用した回帰サケの行動解析」 や 「東日本大震災からの岩手県さけ増殖事業復興状況と資源回復への課題」 などを掲載しています。


◆ 「北の海から」 第16号を刊行しました
 北海道区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「北の海から」 を発行しています。
 今号では 「東日本大震災を生き延びたサケをベーリング海で発見!」 や 「アラスカ州ジュノーを訪ねて 〜耳石温度標識を利用したさけます資源管理〜」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/kankoubutu/kitaumi.html

◆ 「東北水産研究レター」 27号を刊行しました
 東北区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「東北水産研究レター」 を発行しています。
 今号では 「調査船 「若鷹丸」 : 被災海域での調査を継続」 と 「無人航行海洋観測 : 水中グライダーによる海洋観測」 を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://tnfri.fra.affrc.go.jp/pub/letter/index.html

◆ 「瀬戸内通信」 第17号を刊行しました
 瀬戸内海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「瀬戸内通信」 を発行しています。
 今号では 「続 ・ サンゴ礁の有毒魚ソウシハギにご注意を!」 や 「百島のアサリを増やそう!」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/publi/setotsuu/index.html

◆ 「増養殖研究レター」 第 3 号を刊行しました
 増養殖研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「増養殖研究レター」 を発行しています。
 今号は 「施設特集号」 として、 増養殖研究所の各庁舎の施設と実施している研究の紹介などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://nria.fra.affrc.go.jp/hakko/index.html

◆ 「平成24年度研究の栞 (しおり)」 を刊行しました
 水産工学研究所は、 研究成果を一般の方々にもご理解いただけるよう、 わかりやすくとりまとめた 「研究の栞 (しおり)」 をウェブサイトへ掲載しました。
 この栞 (しおり) を見て、 少しでも研究所に興味をお持ちいただければ幸いです。



【お知らせ】
◆ サイエンスカフェ 「千歳川で自然産卵する野生サケ」 の開催について
 海道区水産研究所は、 研究活動について理解を深めていただくために、 定期的にサイエンスカフェを行っています。
 第 2 回目となる今回は 「千歳川で自然産卵する野生サケ 〜その実態に迫る!!」 をテーマに開催します。 参加は無料ですが、 事前申込みが必要です。

○ 日 時 : 平成25年 4 月20日 (土) 18:00 〜 19:30
○ 場 所 : 千歳サケのふるさと館 大水槽前 (北海道千歳市花園 2丁目)
○ その他 : 定員が30名となっています。

詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/event/CAFE2012-2.html

◆ 水産資源解析マニュアルを掲載
 日本海区水産研究所は、 水産資源解析を学ぶ方のために、 標本調査、 魚の成長、 資源量推定などの概要と計算のための、 分かりやすいマニュアルを掲載しました。

詳しくはこちらから →  http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/afr/


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html
震災に関する調査研究情報はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html#reports
放射能影響調査等の測定結果はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/effects.html
水生生物における放射性物質の挙動について →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/Nuclear_accident_effects/index.html


【今月の壁紙】
水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
2013年 4月, 5月の写真は、 「クルマエビ (ポストラーバ幼生)」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 4月18日は、 「発明の日」 です。

 1885年に 「専売特許条例 (現在の特許法の前身)」 が公布されたことを記念して、 特許、 商標などの産業財産権制度の普及 ・ 啓発を目的として、 1954年に制定されました。
 発明の日を含む 1 週間は、 科学技術の振興を目的とした 「科学技術週間」 として、 発明や工業所有権に関する各種行事が全国的に行われ、 筑波農林研究団地 (茨城県つくば市) では一般公開 (4月19日、 20日) が開催されます。 その中にある 「食と農の科学館」 には、 水研センターのブースもありますので、 ぜひお立ち寄り下さい。  (担当:O)


【配信手続き】
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