FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 112 号 (平成26年 1月 8日発行)

 読者の皆さま、 明けましておめでとうございます。
 本年もあっと驚くようなニュースをお届けできるよう、 職員一同まい進していきたいと思いますので、 今後とも水研センターをよろしくお願いいたします。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (12/11) 水産総合研究センターの海洋観測活動 「Aライン (厚岸沖) 観測定線における海洋観測」 が
      北太平洋海洋科学機構の海洋モニタリング賞を受賞
・ (12/20) 平成25年度第 2 回太平洋いわし類 ・ マアジ ・ さば類長期漁海況予報
・ (12/24) 平成25年度第 4 回東北海区海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
◆ お知らせ
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 水産総合研究センターの海洋観測活動 「Aライン (厚岸沖) 観測定線における海洋観測」 が北太平洋海洋科学機構の
  海洋モニタリング賞を受賞
 水研センターの海洋観測活動 「Aライン (厚岸沖) 観測定線における海洋観測」 が、 政府間科学機関である北太平洋海洋科学機構の2013年の海洋モニタリング賞を受賞しました。


◆ 平成25年度第 2 回太平洋いわし類 ・ マアジ ・ さば類長期漁海況予報
 今後 (1月〜 6月) の来遊量の見通しは、 マサバ、 ゴマサバは前年を上回る海域が多く、 マアジは北薩〜土佐湾では前年を上回り、 紀伊水道外域から相模湾では前年並み、 マイワシは前年並みから下回る海域が多く、 カタクチイワシは前年を下回り、 ウルメイワシは前年を下回る海域が多いと予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk25/20131220.pdf

◆ 平成25年度第 4 回東北海区海況予報
 今後 (1月〜 2月) の見通しは、 近海の黒潮続流の北限位置はやや北偏で推移、 親潮第 1 分枝の張り出しは平年並み〜やや北偏で推移、 釧路沖および三陸近海の暖水塊は停滞し、 金華山沖の暖水塊は西進すると予測されます。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 52  「キアンコウ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第52回は、 "鍋" や "から揚げ" などでおいしい 「キアンコウ」 を紹介します。


 キアンコウは 「アンコウ目アンコウ科」 に分類される魚で、 北海道より南の日本周辺、 黄海、 東シナ海の北部で水深が30〜400メートルの大陸棚から陸棚斜面に分布しています。 今回は、 資源評価をしている太平洋北部 (青森県から茨城県) を中心に掲載します。

 仙台湾周辺では 5〜 7月に産卵します。 卵は、 大きさが1.3ミリで、 長さ 3〜 5メートル、 幅が25〜50センチ前後のゼリーの膜に、 たくさんの卵が包まれて生み出されます。

 ふ化したキアンコウの仔魚は、 どのように成長していくか詳しいことが判明していませんが、 全長が10ミリになるころには親に似た体型になり始めます。

 体長は、 2〜 6月までの期間にもっとも成長スピードが速いのですが、 その後 7〜10月までは成長スピードが低下して、 11月以降に再び成長スピードが良くなります。

 主にクサウオ、 カタクチイワシ、 シログチ、 マアナゴなどをエサとしています。 これらを食べて、 大きいものでは15歳で 1メートル、 15キロを超えるまでに成長します。

 漁獲量 (太平洋北部) は、 2010年は1,194トン、 2011年は736トンとなっています。 2000年から2010年は1,100〜1,500トンで推移していましたが、 ここ数年は、 東日本大震災の影響により福島県での操業休止が続いているため、 漁獲量が減少しています。

 キアンコウは、 鍋の具材としておいしくいただけます。 鍋には、 七つ道具 (身、 皮、 胃、 肝臓、 卵巣、 えら、 ヒレ) と野菜を味噌または醤油で調味したものと、 七つ道具と野菜の水分だけで作れる 「どぶ汁 (郷土料理) 」 があります。 また、 肝臓からつくられる 「あんきも」 も有名です。 2種類の鍋、 食べ比べたいものです。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/
 おさかな瓦版 「No.39 キアンコウ」  →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter


【刊行物のお知らせ】

 今号では、 刊行物の情報がありません。


【お知らせ】

 今号では、 お知らせする情報がありません。


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html
震災に関する調査研究情報はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html#reports
放射能影響調査等の測定結果はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/effects.html
水生生物における放射性物質の挙動について →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/Nuclear_accident_effects/index.html


【今月の壁紙】
水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
2014年 1月, 2月の写真は、 「五ヶ所湾のイセエビ」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 1月31日は、 「めかぶの日」 です。

 福岡県中間市にある水産会社が、 北九州市の関門海峡にある和布刈 (めかり) 神社で1300年以上続く神事が、 旧暦の元日に行われること、 またこの時期に旬を迎える 「めかぶ (わかめの根本にある、 ひだひだの部分) 」 をもっと知ってもらうことを目的から、 平成19年に制定しました。
 めかぶには食物繊維、 フコイダンなどが多く含まれていますので、 生活習慣病の予防などに良いとされています。 今年も健康な体で過ごしたいですね。  (担当:O)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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