FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 115 号 (平成26年 4月 9日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 新年度がスタートして、 スーツ姿や制服姿がまだ馴染んでいない新社会人や新 1年生の姿を見かけるようになりました。 先日の日曜日に桜を見に行きましたが、 横浜や東京では葉桜が目立つようになっていました。
 今年度も 1つでも多くのトピックスをお届けできるよう、 役職員一同まい進してまいります。


【目次】
◆ トピックス
・ 新理事長の就任について
◆ プレスリリース報告
・ (4/ 7) 平成26年度第 1 回日本海海況予報
・ (3/20) 平成25年度第 2 回対馬暖流系マアジ・ さば類・ いわし類長期漁海況予報
・ (3/20) 平成25年度太平洋いわし類長期漁海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「おさかな瓦版」 を刊行
・ 「SALMON情報」 を刊行
・ 「東北水産研究レター」 を刊行
・ 「瀬戸内通信」 を刊行
・ 「沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会ニュースレター」 を刊行
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【トピックス】
◆ 新理事長の就任について
 4月 1日、 宮原正典新理事長が就任して、 水研センターは新体制となりました。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/soshiki/yakuin.html


【プレスリリース報告】
◆ 平成26年度第 1 回日本海海況予報
 今後 (4月〜 6月) の見通しは、 対馬暖流域の表面水温は 「平年並み」 で、 対馬暖流域の50メートル深水温は、 日本海西部および北部ともに 「平年並み」 で経過すると予測されます。


◆ 平成25年度第 2 回対馬暖流系マアジ・ さば類・ いわし類長期漁海況予報
 今後 (4月〜 9月) の来遊水準の見通しは、 マアジ、 マサバ、 ゴマサバ、 マイワシ、 ウルメイワシ、 カタクチイワシとも前年 (平成25年 4月〜 9月) 並みと予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.job.afffrc.go.jp/gk25/20140320_tsu.pdf

◆ 平成25年度太平洋いわし類長期漁海況予報
 今後 (4月〜 7月) の来遊量の見通しは、 マイワシは西日本では前年を下回る海域が多く、 東日本は概ね前年並み、 カタクチイワシは前年を下回ると予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.job.afffrc.go.jp/gk25/20140320_ta.pdf


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 55  「ケンサキイカ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第55回は、 "刺し身" や "煮もの" などでおいしい 「ケンサキイカ」 を紹介します。


 ケンサキイカは 「ツツイカ目ヤリイカ科」 に分類されるイカの仲間で、 青森県より南の日本周辺からフィリピンまでの大陸棚上に広く分布しています。 地域によって、 アカイカ、 シロイカ、 マルイカなどと呼ばれています。

 ケンサキイカは、 4月から10月 (特に 4月から 6月) にかけて産卵します。 200から400粒の卵が入ったゼラチン質の袋を、 水深20から90メートルで潮どおしのよい砂地に数メートル間隔で産み付けます。

 およそ 1ヶ月でふ化したケンサキイカは、 外套背長 (がいとうはいちょう。 筒状の部分の長さ) が 3ミリ程度です。 1年で40センチぐらいまで成長して、 大きいものでは、 メスで41センチ、 オスで50センチにまで成長します。

 ケンサキイカは、 東シナ海では周年にわたって南部の沖合域に分布します。 日本海南西部では、 2つの回遊経路を持つ群れがあり、 1つは九州西岸沖で冬を越して、 春から初夏にかけて北上して、 秋以降に南下して越冬した場所に戻ってきます。 もう1つは、 陸棚に越冬する場所を持つもので、 春から初夏に山陰より西では接岸または西に移動するもの、 東では東に移動するものがあると考えられています。

 ケンサキイカの東シナ海南部及び九州西岸〜日本海西部の漁獲量は、 2010年で11,724トン、 2011年で12,555トン、 2012年で10,148トンと11,000トン前後で推移しています。 1980年後半に30,000トンを超える漁獲量がありましたが、 年々減少して2001年に10,000トンより少ない漁獲となりました。 近年は、 11,000トン前後で推移しています。

 ケンサキイカは、 刺し身や煮もの、 炒め物などでおいしくいただけます。 ケンサキイカでつくったスルメは、 「一番スルメ」 と呼ばれています。 魚屋さんやスーパーで、 新鮮なケンサキイカを見つけたら、 調理して食べてみませんか?


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「おさかな瓦版」 第58号を刊行しました
 水研センターのニュースレター 「おさかな瓦版」 第58号を刊行しました。 シリーズ 「川や湖のさかなたち」 では、 「イワナ」 をとりあげています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter

◆ 「SALMON情報」 第 8 号を刊行しました
 北海道区水産研究所は、 さけます類の研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「SALMON情報」 を発行しています。
 今号では 「北太平洋・ ベーリング海でのさけ・ ます共同調査」 や 「サケ科のプロファイル−12 サツキマス・ アマゴ」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://salmon.fra.affrc.go.jp/kankobutu/srr/srr.htm

◆ 「東北水産研究レター」 第31号を刊行しました
 東北区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「東北水産研究レター」 を発行しています。
 今号では 「エゾアワビ資源の回復に向けて−種苗生産技術の高度化と深所アワビの生態解明−」 と 「仙台湾の植物プランクトン群集の季節変動−東日本大震災が基礎生産者に与えた影響の解明に向けて−」 を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://tnfri.fra.affrc.go.jp/pub/letter/index.html

◆ 「瀬戸内通信」 第19号を刊行しました
 瀬戸内海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「瀬戸内通信」 を発行しています。
 今号では 「海の底にも目を向けて!」 や 「海の中の細菌相の多様性を 「見える化」 して調べる」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/publi/setotsuu/index.html

◆ 「沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会ニュースレター」 第12号を刊行しました
 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会の活動の一環として、 ニュースレターを定期的に発行し、 地域の取り組み事例などをわかりやすく紹介しています。
 今号には、 漁師列伝 1件と地域の取り組み事例 1件などを掲載しています。



【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html
震災に関する調査研究情報はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html#reports
放射能影響調査等の測定結果はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/effects.html
水生生物における放射性物質の挙動について →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/Nuclear_accident_effects/index.html


【今月の壁紙】
水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
2014年 4月, 5月の写真は、 「ニシンの赤ちゃん (日齢22) 」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 4月23日は、 「世界図書・ 著作権デー」 です。

 読書、 出版、 著作権保護の促進を目的として、 国際連合教育科学文化機関 (ユネスコ) が1995年の 4月23日に制定した国際デーの 1つです。
 4月23日は、 シェイクスピアやセルバンテスなど歴史の上で有名な作家が死去したとされる日、 またスペインのカタルーニャ地方で 「サン・ ジョルディの日」 として本やバラを送り合う日に因んでいるなど、 いろいろな情報がありました。 日本では、 「子ども読書の日」 として2001年に文部科学省が制定しています。
 通勤通学で電車を利用している方は、 たまにはスマートフォンや携帯をいじるのではなく、 読書をして過ごしてみませんか?  (担当:O)


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配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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  ていただき、「2.差出人をセーフリストに追加」していただきますようお願いいたします。

配信解除、配信先変更等 →  http://www.fra.affrc.go.jp/mail/index.html
ご意見・ご感想等 → www@fra.affrc.go.jp