FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 120 号 (平成26年 9月10日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 9月に入り、 朝夕がいくぶん涼しくなり、 薄手の上着が必要になってきました。 体調管理には十分気をつけたいものです。
 落語の演目 「目黒のサンマ」 にちなんだサンマ祭りが、 今度の日曜日に目黒区で開催されます。 秋の味覚を楽しみたいものです。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (09/09) 東日本大震災の年に東北地方で放流されたサケの回帰について
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「水産技術」 を刊行
・ 「沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会ニュースレター」 を刊行
◆ お知らせ
・ (09/23) さっぽろサケフェスタ2014に出展
・ (10/03) テクノオーシャン2014オーガナイズドセッションのお知らせ
・ (10/04) 研究所一般公開開催のお知らせ
◆ 大型クラゲ情報について
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 東日本大震災の年に東北地方で放流されたサケの回帰について
 東日本大震災の影響を受けた2010年生まれのサケ稚魚が、 4歳魚となって東北地方に回帰する本年度について、 回帰尾数が低水準であることが懸念されます。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 60  「アカガレイ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第60回は、 "煮もの" や "焼き物" などでおいしい 「アカガレイ」 を紹介します。


 アカガレイは 「カレイ目カレイ科」 に分類され、 太平洋側は金華山より北の海域や、 日本海、 オホーツク海の水深40から900メートルの砂泥域に生息しています。 背や腹の縁、 エラぶたの付近が内出血したように赤い色をしていることから、 アカガレイと言われています。

 日本海のアカガレイは、 2月から 4月に180から200メートル付近の浅い海域で、 30万から60万個を産卵します。

 ふ化したアカガレイは、 2週間ほど浮遊生活して、 大きさが 3センチになる頃には目が右側によって、 海の底での生活に移行していきます。 1年で約 9センチ、 2年で約15センチ、 3年で約20センチまで成長します。 生まれてから 3年まではオスメスともに大きさに差はありませんが、 それ以降は、 メスの方が大きくなります。 大きいもので45センチにもなります。

 アカガレイの漁獲量 (島根県から青森県) は、 2010年で5,555トン、 2011年で6,158トン、 2012年で5,800トンとなっています。 1980年代をピークに漁獲量が大きく減少したため、 アカガレイ資源を守るため、 休漁期間の設定、 小型魚が逃がすよう改良された漁具の導入などを行って、 2007年から5,000トンを超えるまでに回復しました。

 アカガレイは、 煮ものや焼き物(小さいものであればから揚げ)などでおいしいです。 鮮度がよければ、 刺し身でいけます。 ぬめりが強くて、 触って身が硬いもの、 裏返して赤みがあるほど鮮度が良いそうです。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「水産技術」 第 7 巻第 1 号を刊行しました
 水研センターと公益社団法人日本水産学会は、 水産業に役立つ技術をいち早く伝え、 最新技術の活用促進を目的として、 「水産技術」 を刊行しています。
 今号には、 「小規模河川内を移動するサケおよびサクラマスの自動計数の試み」 や 「ホタテガイ幼生簡易同定に用いる高特異的ポリクローナル抗体の作製」 などが掲載されています。


◆ 「沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会ニュースレター」 第14号を刊行しました
 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会の活動の一環として、 ニュースレターを定期的に発行し、 地域の取り組み事例などをわかりやすく紹介しています。
 今号には、 地域の取り組み事例、 漁具診断、 開発調査の現場からをそれぞれ 1件などを掲載しています。



【お知らせ】
◆ さっぽろサケフェスタ2014に出展します
 北海道区水産研究所は、 9月23日に開催される 「さっぽろサケフェスタ2014」 に出展します。
 入場は無料ですので、 お近くにお越しの際は、 ぜひお立ち寄り下さい。

○ 日 時 : 平成26年 9月23日 (火 ・ 祝) 10:00 〜 16:00
○ 場 所 : 札幌市豊平川さけ科学館 (札幌市南区真駒内公園)

詳しくはこちらから →  http://www.sapporo-park.or.jp/sake/?p=2728

◆ テクノオーシャン2014オーガナイズドセッションのおしらせ
 水研センターは、 神戸国際展示場で開催されるテクノオーシャン2014において、 オーガナイズドセッション 「ウナギ研究最前線」 を行います。
 参加は無料ですが、 事前の登録をお願いいたします。

○ 日 時 : 平成26年10月3日(金) 15:00〜17:00
○ 場 所 : 神戸国際展示場 2号館 3階3A会議室 (神戸市中央区港島中町)
○ その他 : 参加申込みは、 9月30日 (火) までにお済ませ下さい。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr26/20140905/index.html

◆ 研究所一般公開開催のお知らせ
 水研センターでは、 研究の内容や成果を多くの皆さまに知っていただくために、 研究所の一般公開を実施しています。 10月上旬に行う一般公開は以下のとおりとなっています。
 入場は無料ですので、 お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

日本海区水産研究所新潟庁舎およびみずほ丸一般公開
 ○ 日 時 : 平成26年10月 4日 (土) 10:00 〜 15:00
 ○ 場 所 : 新潟県新潟市中央区水道町および万代島

 詳しくはこちらから →  http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/event/h26ottp-niigata/


【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、 迅速に情報提供を行っています。 9月 3日に、 「大型クラゲの出現状況 (国際フェリー調査結果等) について (第 3 報) 」 を発信しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年 9月, 10月の写真は、 「浮上したミンククジラ」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 9月 9日と毎月第 3土曜日は、 「手巻き寿司の日」 です。

 「く (9) るく (9) る」 と読む語呂合わせから、 手巻き寿司の特徴である 「くるくるする日」 として、 9月 9日を石川県の水産加工会社が、 家族そろって楽しく食事をする日として、 毎月第 3土曜日を全国漁連のり事業推進協議会が、 「手巻き寿司の日」 として制定しました。
 どちらも家族そろって楽しく食事をしましょう、 食の大切さや作法を確認しましょうという願いがこめられているそうです。
 9月 9日はすぎてしまいましたので、 今月第 3土曜日 (9月20日) の食事に手巻き寿司はいかがですか?  (担当:O)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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  ていただき、「2.差出人をセーフリストに追加」していただきますようお願いいたします。

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