FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 121 号 (平成26年10月 8日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 おかげさまで、 おさかな通信は平成16年10月に第 1 号を配信してから、 10年を迎えることができました。 ありがとうございます。 これからも新しい話題を提供させていただきますので、 今後ともよろしくお願いいたします。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (09/19) 平成26年度第 2 回太平洋スルメイカ長期漁況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「FRAnews」 を刊行
・ 「おさかな瓦版」 を刊行
・ 「環境報告書2014」 を刊行
・ 「北の海から」 を刊行
・ 「研究のうごき」 を刊行
・ 「日本海リサーチ&トピックス」 を刊行
・ 「ななつの海から」 を刊行
◆ お知らせ
・ (10/18) 平成26年度瀬戸内海区水産研究所研究成果発表会開催のお知らせ
・ (10/26) 横浜市場まつり2014に出展
・ (10/11、 10/19、 10/25、 11/01) 研究所一般公開開催のお知らせ
◆ 大型クラゲ情報について
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成26年度第 2 回太平洋スルメイカ長期漁況予報
 今後 (10月 〜 12月) の見通しは、 来遊量は概ね前年を下回る、 魚体の大きさは前年並みと予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk26/20140919_t.pdf


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 61  「ガザミ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第61回は、 "茹でガニ" や "鍋の具材" などでおいしい 「ガザミ」 を紹介します。


 ガザミは 「十脚目ワタリガニ科」 に分類され、 函館から九州の沿岸、 韓国、 中国、 台湾の水深が30から40メートルより浅い砂泥底の海に生息しています。 ガザミよりも 「ワタリガニ」 や 「ヒシガニ」 と言った方が、 聞き慣れているでしょうか。

 ガザミは、 海域によって違いますが、 だいたい 4月上旬から10月下旬に産卵します。 1年間に 1から 6回、 1回あたり60万から420万粒の卵を産みます。

 2週間ほどでふ化したガザミはプレゾエアと呼ばれ、 まだカニのような形をしていません。 脱皮してゾエアになり、 さらに数回脱皮してメガロパになります。 もう一度脱皮して、 やっと稚ガニ (カニの形) になります。 その頃には、 海底での生活に入ります。

 海底での生活になると、 甲殻類や貝類などを食べて成長します。 脱皮を12回ほど繰り返して甲羅の幅が13センチ以上になると交尾を始めます。 沿岸の水温が下がり始めると沖合の深い場所へ移動して、 砂にもぐって冬を越します。

 がざみ類 (ガザミ、 ヒラツメガニ、 タイワンガザミ、 ジャノメガザミ) の漁獲量は、 2010年で2,665トン、 2011年で2,680トン、 2012年で2,750トンとなっています。

 ガザミの資源を守るため、 毎年2,500万尾前後の種苗放流や甲幅が12センチ以下で卵を持っているものを捕らない、 禁漁期間を設定するなどしています。

 ガザミは、 茹で、 から揚げ、 鍋やみそ汁の具材などでおいしいです。 ガザミを茹でるときは、 水から茹でて下さい。 そうすると、 脚がとれずに見栄えが良い茹であがりになります。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「FRAnews」 第40号を刊行しました
 水研センターの広報誌 「FRAnews」 第40号を刊行しました。 今号の特集は、 「技術を活かす−研究成果を現場に−」 です。
 水研センターが新たに開発した技術を現場で活かす取り組みを行っていることを、 事例を含めてわかりやすく紹介しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#fnews

◆ 「おさかな瓦版」 第61号を刊行しました
 水研センターのニュースレター 「おさかな瓦版」 第61号を刊行しました。 シリーズ 「川や湖のさかなたち」 では、 「ニジマス」 をとりあげています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter

◆ 「環境報告書2014」 を公開しました
 環境配慮促進法による記載要求事項及び環境報告ガイドライン (2007年) に準じ、 自主的な記載項目を設定した水研センターの環境報告書を作成して、 ウェブサイトへ掲載しました。 対象期間は2013年 4月から2014年 3月となっていますが、 内容によって期間前後のものもあります。


◆ 「北の海から」 第20号を刊行しました
 北海道区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「北の海から」 を発行しています。
 今号では 「遺伝情報を使って、 海にいる日本のサケの割合を調べる」 や 「北太平洋溯河性魚類委員会 (NPAFC) の科学活動」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/kankoubutu/kitaumi.html

◆ 「研究のうごき」 第12号を刊行しました
 中央水産研究所は、 年度ごとの主要な研究成果の目的と重要性、 用いた方法、 得られた成果とその普及効果を、 わかりやすく解説した冊子をまとめた 「研究のうごき」 を発行しています。
 今号では 「休漁すると魚は増える?−休漁の効果を数字で示す−」 や 「海底土の放射性セシウムは底生生物へどの程度移行するのか?」 などを掲載しています。


◆ 「日本海リサーチ&トピックス」 第15号を刊行しました
 日本海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「日本海リサーチ&トピックス」 を発行しています。
 今号では 「日本海スルメイカ新規加入量調査 1 −スルメイカの幼イカ期における分布環境−」 や 「2010〜2013年における東シナ海 ・ 黄海及び対馬海峡での大型クラゲの出現状況」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/pub/rt/

◆ 「ななつの海から」 第 7 号を刊行しました
 国際水産資源研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「ななつの海から」 を発行しています。
 今号では 「鯨類への標識装着の新技術〜ノルウェーの実験航海に参加して〜」 や 「海鳥の混獲回避措置の現状」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://fsf.fra.affrc.go.jp/nanatsunoumi/nanaumi7.pdf


【お知らせ】
◆ 平成26年度瀬戸内海区水産研究所研究成果発表会を開催します
 瀬戸内海区水産研究所は、 10月18日に平成26年度研究成果発表会を 「変わりゆく海と水産の現場に向き合って」 をテーマに開催します。
 入場は無料ですが、 事前の参加申込みをお願いします。

○ 日 時 : 平成26年10月18日 (土) 13:00 〜 16:00
○ 場 所 : RCC文化センター (広島市中区橋本町)
○ その他 : 参加申込みは、 10月14日 (火) までにお済ませ下さい。

詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/event/h26seika_happyoukai/kaisai/index.html

◆ 横浜市場まつり2014に出展します
 水研センターは、 横浜市中央卸売市場で開催される 「横浜市場まつり2014」 に出展します。 市場まつりでは、 マグロの解体実演即売や魚類、 野菜などの直売など多数の出展がありますので、 ぜひお立ち寄り下さい。

○ 日 時 : 平成26年10月26日 (日) 9:00 〜 14:00
○ 場 所 : 横浜市中央卸売市場 (横浜市神奈川区山内町)

詳しくはこちらから →  http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shogyo/orosi/topics/ichibamaturi2014.html

◆ 研究所一般公開開催のお知らせ
 水研センターでは、 研究の内容や成果を多くの皆さまに知っていただくために、 研究所の一般公開を実施しています。 10月中旬から11月上旬に行う一般公開は以下のとおりとなっています。
 入場は無料ですので、 お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

水産工学研究所一般公開
 ○ 日 時 : 平成26年10月11日 (土)
 ○ 場 所 : 茨城県神栖市波崎

 詳しくはこちらから →  http://nrife.fra.affrc.go.jp/event/ippankoukai_2014/ippankoukai_2014.html

北海道区水産研究所釧路庁舎一般公開
 ○ 日 時 : 平成26年10月19日 (日) 10:00 〜 15:30
 ○ 場 所 : 北海道釧路市桂恋

 詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/event/koukai2014.html

中央水産研究所一般公開
 ○ 日 時 : 平成26年10月19日 (日) 10:00 〜 16:00
 ○ 場 所 : 横浜市金沢区福浦

 詳しくはこちらから →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/event/koukai/h26/OpenLab.html

第12回ながさき水産科学フェア (西海区水産研究所長崎庁舎一般公開)
 ○ 日 時 : 平成26年10月19日(日) 9:30〜15:00
 ○ 場 所 : 長崎県長崎市多以良町
 ○ その他 : 長崎県総合水産試験場、 長崎大学環東シナ海環境資源研究センターを含む、
         3機関合同の施設公開とイベントを実施します。

 詳しくはこちらから →  http://snf.fra.affrc.go.jp/event/fair12/fair_index12.html

西海区水産研究所亜熱帯研究センター (石垣庁舎) 一般公開
 ○ 日 時 : 平成26年10月25日 (土) 10:00 〜 16:00
 ○ 場 所 : 沖縄県石垣市字桴海大田

 詳しくはこちらから →  http://snf.fra.affrc.go.jp/event/26koukai_i/koukai_i_14_a.html

国際水産資源研究所一般公開
 ○ 日 時 : 平成26年11月 1日 (土) 10:00 〜 16:00
 ○ 場 所 : 静岡市清水区折戸

 詳しくはこちらから →  http://fsf.fra.affrc.go.jp/open/2014shokoukai.htm


【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、 迅速に情報提供を行っています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年10月, 11月の写真は、 「産卵間近のサクラマスのペアとヤマメ」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 10月は 「魚食普及月間」 です。

 10月 4日の 「イワシの日」 、 10月10日の 「まぐろの日」 など魚に関する記念日があり、 また、 10月にはサンマ、 サケなど旬のものが食卓をかざってくれます。 魚食普及月間は、 魚食の普及を促進するために1985年からスタートしているようです。
 骨がじゃま、 上手く食べられないなどで魚を食べるのは敬遠されがちですが、 DHAやEPAなど体に良いといわれる栄養が豊富に含まれています。 スーパーなどでは骨抜きのものも売っていますので、 少しずつ魚を食べる習慣をつけませんか?  (担当:O)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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  その際には、お手数をおかけしますが、ご利用のメールソフトにおいて、「1.迷惑メールではない」というマークをつけ
  ていただき、「2.差出人をセーフリストに追加」していただきますようお願いいたします。

配信解除、配信先変更等 →  http://www.fra.affrc.go.jp/mail/index.html
ご意見・ご感想等 → www@fra.affrc.go.jp