FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 122 号 (平成26年11月12日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 10月下旬に木枯らし 1号が、 また、 立冬をすぎて暦の上では冬となりました。 北海道での降雪の報道もあり、 紅葉も駆け足でさってしまいそうです。
 日中と朝晩の気温差が大きくなってきました。 体調を崩さないように、 暖かい服装、 うがいや手洗いなどを心がけたいものです。

【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (10/27) 平成26年度第 1 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
・ (10/08) 平成26年度第 3 回日本海海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「東北水産研究レター」 を刊行
・ 「瀬戸内通信」 を刊行
◆ お知らせ
・ (12/17) 平成26年度海洋水産資源開発事業成果報告会を開催
・ (12/04) 研究成果発表会のお知らせ
・ (11/20) 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会第 4 回研究大会を開催
・ (11/15、 16) 第34回全国豊かな海づくり大会に出展
・ 「さけの里ふれあい広場」 でサケの自然産卵を公開中
◆ 大型クラゲ情報について
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成26年度第 1 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
 今後 (11月 〜 27年 3月) の来遊水準の見通しは、 マアジ、 マサバ、 ゴマサバは 「前年 (平成25年11月から26年 3月) 並み」 、 マイワシは 「前年を下回り、 平年 (過去 5年の平均値) 並み」 、 ウルメイワシは 「前年並みで、 平年を上回る」 、 カタクチイワシは 「前年並みで、 平年を上回る」 と予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk26/20141027.pdf

◆ 平成26年度第 3 回日本海海況予報
 今後 (10月 〜 12月) の見通しは、 対馬暖流域の表面水温は 「平年並み」 で、 対馬暖流域の50メートル深水温は、 日本海西部および北部ともに 「平年並み」 で経過すると予測されます。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 62  「ワカサギ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第62回は、 "天ぷら" や "つくだ煮" などでおいしい 「ワカサギ」 を紹介します。


 ワカサギは 「サケ目キュウリウオ科」 に分類され、 天然では北海道、 太平洋側では関東地方より北、 日本海側では島根県より北の淡水域や沿岸域に生息しています。 生活環境の適応能力が高いため、 現在は放流されて全国各地の河川やダム湖など (南は鹿児島県) でも生息しています。

 ワカサギは生息域によって違いますが、 だいたい 1月から 5月に産卵します。 個体の大きさによりますが、 1万から 2万粒の卵を産みます。

 ふ化したワカサギは、 浅いところで動物プランクトンを食べて成長します。 海と川でつながっている湖のワカサギは、 湖にとどまって成長するものと海にくだって成長してまた戻ってくるものにわかれます。 およそ 1年で10センチほどになり、 成熟をむかえて、 産卵したのちに死んでしまいます。 湖によっては、 産卵せずに越年して成長を続けて 2年から 3年も生きるものもいます。

 ワカサギの漁獲量は、 2010年で1,967トン、 2011年で1,444トン、 2012年で1,333トンとなっています。 ワカサギの資源を守るため、 1日あたりの漁獲量の上限設定や休漁日の設定などをおこなっています。

 ワカサギは、 天ぷらやフライ、 素焼きなどでおいしくいただけます。 一度は、 釣ったその場で調理して食べたいものです。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 おさかな瓦版 57号 「ワカサギ」  →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/letter/no57.pdf


【刊行物のお知らせ】
◆ 「東北水産研究レター」 第33号を刊行しました
 東北区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「東北水産研究レター」 を発行しています。
 今号では 「最先端の技術で三陸の海の急激な変化を予測する」 と 「再建された宮古庁舎の新施設でヒラメの増殖研究が本格始動!」 を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://tnfri.fra.affrc.go.jp/pub/letter/index.html

◆ 「瀬戸内通信」 第20号を刊行しました
 瀬戸内海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「瀬戸内通信」 を発行しています。
 今号では 「赤潮を食べる動物プランクトン」 や 「海の森は今後も沿岸域の生物生産を支えられるのか」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/publi/setotsuu/index.html


【お知らせ】
◆ 平成26年度海洋水産資源開発事業成果報告会を開催します
 開発調査センターは、 12月17日に 「新たな漁船漁業を目指した取り組み」 をテーマに成果報告会を開催します。
 参加は無料ですが、 事前にお申し込みをお願いします。

○ 日 時 : 平成26年12月17日 (水) 14:00 〜 18:00
○ 場 所 : ルポール麹町 (東京都千代田区平河町)
○ その他 : 事前登録は、 12月 3日 (水) までにお願いします。

詳しくはこちらから →  http://jamarc.fra.affrc.go.jp/conference2014/index.htm

◆ 研究成果発表会を開催します
 水産総合研究センターと農林水産省は、 12月 4日に 「地球温暖化による 「海」 と 「さかな」 の変化−日本の海、 サケ ・ サンマ ・ イカはどうなる?−」 をテーマに研究成果発表会を開催します。
 参加は無料ですが、 事前にお申し込みをお願いします。

○ 日 時 : 平成26年12月 4日 (木) 10:00 〜 16:30
○ 場 所 : 東京国際フォーラム D5ルーム (東京都千代田区丸の内)
○ その他 : 事前登録は、 11月27日 (木) までにお願いします。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/event/20141204/index.html

◆ 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会第 4 回研究大会を開催します
 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会は、 11月20日に 「生鮮水産物流通 ・ 販売の現状とその未来−漁師の獲った魚は今どのように最終顧客に届けられているのか?−」 をテーマに第 4 回研究大会 (シンポジウム) を開催します。
 参加は無料ですが、 事前にお申し込みをお願いします。

○ 日 時 : 平成26年11月20日 (木) 13:00 〜 17:45
○ 場 所 : 東京海洋大学白鷹館 (東京都港区港南)

詳しくはこちらから →  http://jamarc.fra.affrc.go.jp/enganbiz-sympo2014/index.htm

◆ 第34回全国豊かな海づくり大会に出展します
 11月15日、 16日の両日、 奈良県で開催される 「第34回全国豊かな海づくり大会」 の関連行事に出展します。

○ 日 時 : 平成26年11月15日 (土) 、 16日 (日)
○ 場 所 : JAならけんまほろばキッチン (奈良県橿原市)

詳しくはこちらから →  http://www.pref.nara.jp/37499.htm

◆ 「さけの里ふれあい広場」 でサケの自然産卵を公開していますす
 「さけの里ふれあい広場」 (北海道千歳市) では、 千歳川に遡上 (そじょう) してきたサケの親魚や卵を展示しています。 体験館の産卵水槽では、 産卵を間近で観察できるように成熟したサケのペアを展示しています。 タイミングが良ければ、 目の前で産卵シーンを見られるかもしれません。

詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/new_topics/141107.html


【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、 迅速に情報提供を行っています。 10月29日に、 「大型クラゲの出現状況 (国際フェリー調査結果等) について (第 4 報) 」 を発信しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年11月, 12月の写真は、 「日本海で捕まえたクロマグロの赤ちゃん (仔魚) 」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 11月24日は 「和食の日」 です。

 日本の食にかかわる生産者や企業、 団体などで構成される和食文化の保護 ・ 継承国民会議が、 五穀豊穣 (ごこくほうじょう) 、 実りのシーズンを迎えるこの時期に、 毎年、 日本食文化の保護、 継承の大切さを考える日とすることを目的に制定されました。 ご存じの方もおられると思いますが、 昨年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
 「和食といえば」 と検索したところ、 寿司や天ぷらが出てきました。 読者の皆さまは何を思い浮かべますか? 私は、 焼き魚定食でした。  (担当:O)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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  ていただき、「2.差出人をセーフリストに追加」していただきますようお願いいたします。

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