FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 123 号 (平成26年12月10日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 今年もあと 3週間ほどとなりました。 やり忘れたこととかありませんか? 私はありすぎて困っています。 残り 3週間、 少しでも減らすよう努力したいと思います。
 インフルエンザがはやり始めました。 手洗いやうがい、 マスクをしての外出など予防して、 元気に新年を迎えたいものです。

【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (11/26) 平成26年度日本海さば類 ・ マアジ ・ マイワシ ・ ブリ長期漁況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「おさかな瓦版」 を刊行
・ 「西海 (せいかい) 」 を刊行
◆ お知らせ
・ (01/15) 第12回成果発表会を開催
・ リクエストボックス (水研センターへのご意見 ・ ご提案) を新設
◆ 大型クラゲ情報について
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成26年度日本海さば類 ・ マアジ ・ マイワシ ・ ブリ長期漁況予報
 今後 (11月 〜 27年 3月) の来遊量の見通しは、 さば類とマイワシは 「前年 (25年11月から26年 3月) を下回る」 、 マアジは 「前年を上回る」 、 ブリの 0歳魚は 「前年を下回る」 、 1歳魚は 「前年を上回る」 、 2歳魚以上は 「前年並み」 と予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk26/20141126.pdf


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 63  「キチジ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第63回は、 "煮付け" や "刺し身" などでおいしい 「キチジ」 を紹介します。


 キチジは 「カサゴ目フサカサゴ科」 に分類され、 駿河湾より北の本州、 北海道、 千島列島の太平洋側、 オホーツク海、 ベーリング海の水深200から1,300メートルのところに生息しています。 キチジよりも 「キンキ」 や 「メンメ」 の方が、 聞きなれている方が多いでしょうか。

 1月から 5月にかけて、 約 1ミリの楕円形の卵を 1万から15万粒を産出します。 卵は、 ひも状のゼラチン質の袋につつまれて、 海の表面にただよっています。

 ふ化したキチジは、 エビ類やオキアミ類、 クモヒトデ類などを食べて成長します。 キチジの成長は遅くて、 1年で約 5センチ、 2年で約 7センチ、 3年で約 8センチ、 4年で約 9センチで、 体長が20センチになるには10年以上かかります。

 キチジの漁獲量は、 2011年で1,089トン、 2012年で1,262トン、 2013年で約1,200トンとなっています。 1983年までは10,000トンを超える漁獲量がありましたが1989年には5,000トンを下回るほどまで減少して、 現在では1,000トンほどになっています。

 このため、 キチジの資源を守るために、 休業期間や利用できる漁具の制限、 成熟したキチジを漁獲しないように保護区の設定などを行っています。

 キチジは、 煮付けや塩焼きなどでおいしくいただけます。 鮮度の良いものであれば刺し身でもおいしいです。 かつては漁獲量も多かったことから、 笹蒲鉾の原料としても使われていたそうです。 今はなかなか口にできませんが、 お正月料理としていかがですか?


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/
 おさかな瓦版 37号 「キチジ」  →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter


【刊行物のお知らせ】
◆ 「おさかな瓦版」 第62号を刊行しました
 水研センターのニュースレター 「おさかな瓦版」 第62号を刊行しました。 今号より新シリーズ 「いろんな漁業」 をスタートして、 第 1 回として 「いろんな漁業」 をとりあげています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter

◆ 「西海 (せいかい) 」 第16号を刊行しました
 西海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「西海 (せいかい) 」 を発行しています。
 今号では 「新たな採集機器を用いた浮魚類稚魚の採集」 や 「魚の餌たちは水の中でどんな生活をしているのか」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://snf.fra.affrc.go.jp/print/index.html


【お知らせ】
◆ 第12回成果発表会を開催します
 水研センターは、 平成27年 1月15日に 「卵から食卓まで − 水産増養殖の新たな展開」 をテーマに開催します。
 参加は無料ですが、 事前にお申し込みをお願いします。

○ 日 時 : 平成27年 1 月15日 (木) 10:00 〜 17:00
○ 場 所 : 大手町ファーストスクエアカンファレンス (東京都千代田区大手町)
○ その他 : 事前登録は、 12月25日 (木) までにお願いします。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr26/20141204/index.html

◆ リクエストボックス (水研センターへのご意見 ・ ご提案) を新設しました
 水研センターは、 国民の皆さまに役立つ機関であり続けるために、 皆さまから直接声をちょうだいしています。 このような研究、 活動をしてほしいというアイデア、 リクエストをお寄せ下さい。
 なお、 こちちらにいただいた情報については、 回答いたしませんのでご了承下さい。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/requestbox/index.html


【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、 迅速に情報提供を行っています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年12月, 2015年 1月の写真は、 「ハナサキガニの稚ガニ」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 12月11日は 「胃腸の日」 です。

 日ごろ食べたものを消化して、 栄養を吸収してくれる胃腸をいたわってもらいたいということで、 「い (1) に (2) い (1) い (1) 」 の語呂合わせから、 日本OTC医薬品協会が2002年に制定しました。
 これから年末年始を迎え、 忘年会や新年会などで食事やお酒で胃腸に負担をかける機会が増える時期です。 楽しい時間を過ごすために、 暴飲暴食を控えたいものです。 体調を崩して、 新年を迎えたくないですよね。  (担当:O)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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