FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 125 号 (平成27年02月12日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 立春 (2月 4日) を過ぎて、 暦の上では春を迎えましたが、 まだまだ寒い日が続いています。 受験を控えている方やご家族の方は、 風邪などひかないように体調管理には十分注意したいものです。

【目次】
◆ プレスリリース報告

◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「おさかな瓦版」 を刊行
◆ お知らせ
・ (02/19-20) 第12回シーフードショー大阪に出展
・ (02/05) 女子美術大学と包括連携協定を締結
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】

  今号では、プレスリリース報告はありません。


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 65  「ウルメイワシ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第65回は、 "干もの" や "塩焼き" などでおいしい 「ウルメイワシ」 を紹介します。


 ウルメイワシは 「ニシン目ニシン科」 に分類され、 太平洋、 インド洋、 大西洋の暖かい海域に生息しています。 日本では、 各地の沿岸域に生息していますが、 本州の中部より南に多く生息しています。 潤んだ瞳をしているように見えることから、 ウルメイワシと命名されたと言われています。

 産卵時期は海域によって異なりますが、 10月から翌年 6月にかけて、 水温が14から20度になる頃の水深20から50メートルの場所で産卵します。

 ふ化したウルメイワシは約 4ミリの大きさで、 お腹にある卵黄の栄養で数日間、 何も食べずに生活して、 卵黄が無くなる頃には小型の動物プランクトンを食べるようになります。 1年で15から20センチ、 2年で22から25センチまで成長します。

 ウルメイワシの漁獲量は、 2011年で84,659トン、 2012年で80,657トン、 2013年で89,400トンとここ数年は80,000トンを超える漁獲量となっています。 これからも安定した漁獲量を維持するために、 一部の府県では休漁期間の設定や操業日数の制限などを行って、 ウルメイワシの資源管理に取り組んでいます。

 ウルメイワシは、 刺し身や酢の物、 唐揚げなどでおいしくいただけます。 また、 丸干しや目刺しなどの加工品もあります。 ウルメイワシもマイワシやカタクチイワシと同様に、 シラス干しや釜揚げシラス、 たたみいわしなどにも利用されますが、 ほんの数パーセント混在するだけです。 見つけられたらラッキーですね。

 いわし類には、 生活習慣病の予防などに効果があるDHA (ドコサヘキサエン酸) やEPA (エイコサペンタエン酸) が多く含まれています。 また、 カルシウムやビタミンDなども多く含まれているため、 健康維持に役立つ魚といえます。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「おさかな瓦版」 第63号を刊行しました
 水研センターのニュースレター 「おさかな瓦版」 第63号を刊行しました。 シリーズ 「いろんな漁業」 では、 「まぐろはえ縄漁業」 をとりあげています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter


【お知らせ】
◆ 第12回シーフードショー大阪に出展します
 水研センターは、 2月19日、 20日に大阪で開催される 「第12回シーフードショー大阪」 に出展します。 19日には、 第26回技術交流セミナーとして、 アサリ養殖とイカの生産流通システムに関する最新の研究成果の一部をお伝えします。
 参加は無料ですが、 事前登録が必要です。

○ 日 時 : 平成27年 2月19日 (木) 〜 20日 (金)
○ 場 所 : アジア太平洋トレードセンター内ATCホール (大阪市住之江区南港北)

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/plaza/invitation26.html
セミナー参加登録はこちらから →  http://www.exhibitiontech.com/seafood/osaka_seminar.html

◆ 女子美術大学と包括連携協定を締結しました
 水研センターは、 2月 5日に女子美術大学 (東京都杉並区) と水産研究への国民の理解と普及に関わる包括連携協定を締結しました。
 水研センターによる水産研究開発成果や水産業や魚食文化への科学的な貢献を女子美術大学の創造性豊かな表現力により、 国民にわかりやすくアピールすることを目的としています。



【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年 2月, 3月の写真は、 「イバラガニモドキの群れ」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 2月16日は 「天気図記念日」 です。

 1883年のこの日、 ドイツ人気象学者の指導のもと、 東京気象台が日本初の手書きによる天気図が作成されて、 同年の 3月 1日から印刷発行されるようになりました。
 今では、 コンピュータによるデータ解析からはじき出される天気図ですが、 一部手書きの部分もあるそうです。 天気図って、 職人技が必要なものなんですね。  (担当:O)


【配信手続き】
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