FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 127 号 (平成27年04月08日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 先日の土日に都内で桜を見てきました。 雨が降ったこともあり、 緑色が混じり始めていて、 今週末には葉桜になってしまいそうです。
 4月に入り、 新入社員や新1年生は新しい場所で、 水研センターは法人名称が変わり、 それぞれ第一歩を踏み始めました。 今年度も 1つでも多くの大きなトピックスをお届けできるよう、 役職員一同まい進してまいります。

【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (03/26) 平成26年度太平洋いわし類長期漁海況予報
・ (03/25) 平成26年度第 2 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「FRAnews」 を刊行
・ 「おさかな瓦版」 を刊行
・ 「研究報告」 を刊行
・ 「SALMON情報」 を刊行
・ 「北の海から」 を刊行
・ 「東北水産研究レター」 を刊行
・ 「日本海リサーチ&トピックス」 を刊行
・ 「日本海ブロック試験研究集録」 を刊行
・ 「瀬戸内通信」 を刊行
・ 「長崎県五島市福江島のハタ類フィールドガイド」 を刊行
◆ お知らせ
・ (04/01) 水研センターの名称変更のお知らせ
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆平成26年度太平洋いわし類長期漁海況予報
 今後 (4月〜 7月) の来遊量の見通しは、 マイワシは 0、 1歳魚を主体に前年 (平成26年 4月〜 7月) 並み〜上回る海域が多い、 カタクチイワシは紀伊水道より西では前年並み〜下回る、 熊野灘より東では前年並みと予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk26/20150326.pdf

◆平成26年度第 2 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
 今後 (4月〜 9月) の見通しは、 マアジ、 マサバ、 ゴマサバ、 マイワシ、 ウルメイワシは前年 (平成26年 4月〜 9月) 並み、 カタクチイワシは前年を下回ると予測されます。

詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk26/20150325.pdf


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 67  「キダイ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第67回は、 "塩焼き" や "干もの" などでおいしい 「キダイ」 を紹介します。


 キダイは 「スズキ目タイ科」 に分類され、 本州中部より南、 東シナ海、 台湾、 海南島などの暖かい水域に生息しています。 目から口にかけて黄色味を帯びていて、 背中に黄色い斑紋があることから 「キダイ」 と呼ばれています。 「れんこだい」 という呼び方が聞き慣れているでしょうか。

 産卵時期は春と秋の年 2回で、 0.9ミリぐらいの球形した卵を8,000から24,000粒産みます。 産卵は、 産卵場所に移動することなく、 すんでいる海域で行うと考えられています。

 ふ化したキダイは約1.8ミリの大きさで、 お腹にある卵黄の栄養で数日間過ごして、 卵黄が無くなる頃から小型の動物プランクトンを食べるようになります。 1年で 9から11センチ、 2年で15から16センチ、 3年で19から22センチ、 4年で22から27センチまで成長します。

 キダイの漁獲量は、 チダイとあわせた統計データとなりますが、 2011年は7,030トン、 2012年は6,894トン、 2013年は6,122トンとなっています。 そのうち、 島根県、 山口県、 長崎県、 熊本県でのチダイの漁獲量は、 2010年は4,593トン、 2011年は5,040トン、 2012年は4,940トンで、 ほとんど国内の漁獲量を占めています。

 キダイは、 塩焼きや煮付けなどでおいしいです。 加工品として、 干もの、 また、 ちくわやさつま揚げなど練り製品の原料として利用されます。 マダイの代用として、 キダイを祝い事に利用する地域もあります。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「FRAnews」 第42号を刊行しました
 水研センターの広報誌 「FRAnews」 第42号を刊行しました。 今号の特集は、 「水産資源を支えるプランクトン」 です。
 水産資源での食物連鎖の出発点となる植物プランクトンや動物プランクトンについて、 わかりやすく紹介しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#fnews

◆ 「おさかな瓦版」 第64号を刊行しました
 水研センターのニュースレター 「おさかな瓦版」 第64号を刊行しました。 シリーズ 「いろんな漁業」 では、 「まき網漁業」 をとりあげています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter

◆ 「研究報告」 第39号を刊行しました
 水研センター 「研究報告」 第39号を刊行しました。 今号は 「特集 : 日本系サケ地域個別群の増殖と生物特性」 です。
 7地域 (オホーツク、 北海道日本海、 根室、 えりも以東、 えりも以西、 本州太平洋、 本州日本海) に分かれる日本系サケの個体群について、 各地域の遺伝的特性、 生息環境や生物特性などを総括的にレビューしたステータス ・ レポートです。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/thesis.html#bull

◆ 「SALMON情報」 第 9 号を刊行しました
 北海道区水産研究所は、 さけます類の研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「SALMON情報」 を発行しています。
 今号では 「水温に左右されるサケ科魚類の生活〜地球温暖化の影響を考えるために〜」 や 「サケふ化放流事業における放流と捕獲の関連性」 などを掲載しています。


◆ 「北の海から」 第22号を刊行しました
 北海道区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「北の海から」 を発行しています。
 今号では 「低温飼育による空ウニの品質改善」 や 「コラム : サケのふ化放流事業と組織変遷を振り返って」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/kankoubutu/kitaumi.html

◆ 「東北水産研究レター」 第35号を刊行しました
 東北区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「東北水産研究レター」 を発行しています。
 今号では 「アサリ幼生の出現状況を捉える−松島湾 ・ 万石浦のアサリ資源の復活へ向けて−」 と 「水中グライダーで海洋内部の生産構造を調べる」 を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://tnfri.fra.affrc.go.jp/pub/letter/index.html

◆ 「日本海リサーチ&トピックス」 第16号を刊行しました
 日本海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「日本海リサーチ&トピックス」 を発行しています。
 今号では 「大型クラゲの行動および分布を調べる方法」 や 「温暖化で日本海の藻場はどうなるのか?」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/pub/rt/

◆ 「日本海ブロック試験研究集録」 第47号を刊行しました
 日本海区水産研究所は、 主催した各種研究会で発表した研究報告などをとりまとめて、 「日本海ブロック試験研究集録」 を随時、 発行しています。
 今号では、 「平成25年度日本海ブロック資源評価担当者会議報告」 と 「平成25年度日本海ブロック資源研究会報告」 を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/pub/cont/

◆ 「瀬戸内通信」 第21号を刊行しました
 瀬戸内海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「瀬戸内通信」 を発行しています。
 今号は、 平成26年10月に開催した平成26年度瀬戸内海区水産研究所研究成果発表会の概要を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/publi/setotsuu/index.html

◆ 「長崎県五島市福江島のハタ類フィールドガイド」 を刊行しました
 西海区水産研究所は、 主に長崎県五島市の魚市場に水揚げされたハタ類を、 採集した標本に基づいてフィールドガイドを作成しました。
 ハタ類の名前を調べるのにご利用下さい。

詳しくはこちらから →  http://snf.fra.affrc.go.jp/print/hatarui/hatarui.pdf


【お知らせ】
◆ 水研センターの名称変更のお知らせ
 水研センターは、 4月 1日より 「国立研究開発法人水産総合研究センター」 に法人名が変わりました。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/soshiki/new_name.html


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の要請により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年 4月, 5月の写真は、 「飛翔するクロマグロ 2歳魚」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 4月 8日は 「貝の日」 です。

 貝類の旬をむかえることから、 「貝」 という漢字を分解して、 上の 「目」 を横にすると 「四」 に、 下は 「八」 にみえることから、 4月 8日を 「貝の日」 として愛知県田原市の渥美商工会が制定しました。
 これから潮干がりに出かけるご家族が多くなるかと思います。 天気予報などで干潮の時間確認、 日焼けや水分補給、 泥汚れの対策をして、 十分楽しみたいものです。 貝類の他にもいろいろな生物がいますので、 子どもの学習にも良さそうですね。  (担当:O)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

 ※このメールマガジンが「迷惑メール」に判定され、ゴミ箱や迷惑メールのフォルダへ 振り分けられる場合があります。
  その際には、お手数をおかけしますが、ご利用のメールソフトにおいて、「1.迷惑メールではない」というマークをつけ
  ていただき、「2.差出人をセーフリストに追加」していただきますようお願いいたします。

配信解除、配信先変更等 →  http://www.fra.affrc.go.jp/mail/index.html
ご意見・ご感想等 → www@fra.affrc.go.jp