FRA:国立研究開発法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 133 号 (平成27年10月14日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 10月に入り、 ちらほらと紅葉が見られるようになりました。 週末には、 運動会が開催されて、 子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。
 サンマ、 サケ、 マサバなど、 秋の魚の味覚を堪能したいものです。 食欲の秋ですが、 食べ過ぎには注意して下さいね。

【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (09/28) 平成27年度第 2 回太平洋スルメイカ長期漁況予報
・ (10/07) 平成27年度第 3 回日本海海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「FRAnews」 を刊行
・ 「おさかな瓦版」 を刊行
・ 「環境報告書2015」 を刊行
・ 「北の海から」 を刊行
・ 「東北水産研究レター」 を刊行
・ 「研究のうごき」 を刊行
・ 「ななつの海から」 を刊行
◆ お知らせ
・ 「さけの里ふれあい広場」 でサケの産卵行動を観察できます!
・ (10/18、 10/24、 10/31、 11/7) 研究所一般公開開催のお知らせ
・ (10/24) 第 6 回瀬戸内海水産フォーラムを開催
・ (10/24、 25) 第35回全国豊かな海づくり大会に出展
・ (11/30) 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会第5回研究大会を開催
◆ 大型クラゲ情報について
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成27年度第 2 回太平洋スルメイカ長期漁況予報
 今後 (10月〜 12月) の見通しは、 来遊量が津軽海峡から道南太平洋海域は前年並み、 それ以外の海域は概ね前年を下回る、 魚体の大きさは、 根室海峡からオホーツク海は前年より小さい、 それ以外の海域は前年並みと予想します。


◆ 平成27年度第 3 回日本海海況予報
 今後 (10月中旬〜 12月) の見通しは、 対馬暖流域の表面水温は "やや低め" で、 対馬暖流域の50メートル深水温は、 日本海西部では "やや低め" 、 北部では "平年並み" で経過すると予想します。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 73  「ヒジキ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第73回は、 "煮もの" や "和えもの" などでおいしい 「ヒジキ」 を紹介します。


 ヒジキは 「ヒバマタ目ホンダワラ科」 に分類される海藻で、 太平洋では北海道南部から九州、 瀬戸内海、 日本海側は近畿地方より南の沿岸に生息しています。

 ヒジキは、 初夏に受精した卵が岩などに付着して、 夏を越します。 秋になると成長を始めて、 翌年の春になると急激に成長して、 1メートルから 1メートル50センチまでになります。

 茎の部分は、 生殖活動を終えると枯れてしまいますが、 岩の上に伸びた根は、 7〜 8年も生き続け、 新しい芽が出てきます。

 ヒジキは、 約 9 割が韓国や中国からの輸入でまかなわれています。 また、 2000年前後から、 国内での養殖による生産が行われ始めています。 その方法は、 5センチほどに成長したヒジキの芽 (天然のものや人の手で作ったもの) を、 ロープに挟み込んで海に浮かべ、 育ったヒジキを収穫しています。

 ヒジキの漁獲量は、 その他の海藻類として、 わかめ類、 てんぐさ類、 あまのり類などとあわせたものとなっているため、 ヒジキだけの漁獲量は不明です。 なお、 韓国や中国からの輸入量は、 2012年は4,564トン、 2013年は4,267トン、 2014年は4,255トンとなっています。

 ヒジキは、 血中コレステロールを低下させる働きのあるアルギン酸、 カルシウム、 糖尿病や高血圧などに効果があるカリウムなどが豊富に含まれています。

 ヒジキは、 煮ものや和えものなどでおいしくいただけます。 食品売り場などでは、 加工品として乾燥したものが売られています。 料理するには一旦戻してから利用することになりますが、 水に浸す時間を間違えるとせっかくの料理が台無しになりますので、 注意して下さい。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「FRAnews」 第44号を刊行しました
 水研センターの広報誌 「FRAnews」 第44号を刊行しました。 今号の特集は、 「水産資源を守る研究と研究を支える基礎技術 第 3期中期計画の 5本柱から (その1) 」 です。
 2011年から2015年まで、 5年間の研究計画に設定した 5つのテーマのうち、 「水産資源の管理」 と 「研究の発展に役立つ調査 ・ 研究開発」 の中から 6つの成果について、 わかりやすく紹介しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#fnews

◆ 「おさかな瓦版」 第67号を刊行しました
 水研センターのニュースレター 「おさかな瓦版」 第67号を刊行しました。 シリーズ 「いろんな漁業」 では、 「いか釣り漁業」 をとりあげています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/pr.html#letter

◆ 「環境報告書2015」 を刊行しました
 環境配慮促進法による記載要求事項及び環境報告ガイドライン (2007年) に準じ、 自主的な記載項目を設定した水研センターの環境報告書を作成して、 ウェブサイトへ掲載しました。 対象期間は2014年 4月から2015年 3月となっていますが、 内容によって期間前後のものもあります。


◆ 「北の海から」 第23号を刊行しました
 北海道区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「北の海から」 を発行しています。
 今号では 「強化刺網はトド被害対策の有効な一手となるか?」 や 「神戸で開催されたサケ・マス類の国際シンポジウム」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/kankoubutu/kitaumi.html

◆ 「東北水産研究レター」 第36号を刊行しました
 東北区水産研究所は、 研究活動、成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「東北水産研究レター」 を発行しています。
 今号では 「耳石のはなし−魚の履歴を解き明かす−」 と 「動物プランクトンの分布推定と将来予測−膨大なデータから法則性を導き出す−」 を掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://tnfri.fra.affrc.go.jp/pub/letter/index.html

◆ 「研究のうごき」 第13号を刊行しました
 中央水産研究所は、 年度ごとの主要な研究成果の目的と重要性、 用いた方法、 得られた成果とその普及効果を、 わかりやすく解説した冊子をまとめた 「研究のうごき」 を発行しています。
 今号では 「冬の黒潮海流域で生まれたサンマ仔稚魚はどのような環境を流されるか」 や 「魚に触れずに脂の乗りを測る」 などを掲載しています。


◆ 「ななつの海から」 第 9 号を刊行しました
 国際水産資源研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「ななつの海から」 を発行しています。
 今号では 「公海着底トロールをめぐる世界的な動向と北太平洋における日本の役割」 や 「特集 : 平成26年度主要研究成果の紹介」 などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://fsf.fra.affrc.go.jp/nanatsunoumi/nanaumi9.pdf


【お知らせ】
◆ 「さけの里ふれあい広場」 でサケの産卵行動を観察できます!
 「さけの里ふれあい広場」 (北海道千歳市) では、 9月 4日からサケのオスとメスの親魚の展示をしています。 体験館の産卵水槽には砂利を敷いていますので、 産卵行動を観察できるようになっています。 タイミングが良ければ、 目の前で産卵シーンを見られるかもしれません。 12月上旬まで展示を予定していますので、 ぜひお立ち寄り下さい。

詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/new_topics/151005cts.html

◆ 研究所一般公開開催のお知らせ
 水研センターでは、 研究の内容や成果を多くの皆さまに知っていただくために、 研究所の一般公開を実施しています。 10月中旬から11月上旬に行う一般公開は以下のとおりとなっています。
 入場は無料ですので、 お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

中央水産研究所一般公開
 ○ 日 時 : 平成27年10月18日 (日) 10:00 〜 16:00
 ○ 場 所 : 中央水産研究所 (神奈川県横浜市金沢区)
 詳しくはこちらから →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/event/koukai/h27/OpenLab.html

第13回ながさき水産科学フェア (西海区水産研究所長崎庁舎一般公開)
 ○ 日 時 : 平成27年10月18日 (日) 9:30 〜 15:00
 ○ 場 所 : 長崎県長崎市多以良町
 ○ その他 : 長崎総合水産試験場、 長崎大学環東シナ海環境資源研究センターを含む、 3機関合同の施設公開と
         イベントを実施します。
 詳しくはこちらから →  http://snf.fra.affrc.go.jp/event/fair13/fair_index13.html

北海道区水産研究所釧路庁舎一般公開
 ○ 日 時 : 平成27年10月24日 (土) 10:00 〜 15:30
 ○ 場 所 : 北海道区水産研究所釧路庁舎 (北海道釧路市桂恋)
 詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/event/koukai2015.html

国際水産資源研究所清水庁舎一般公開
 ○ 日 時 : 平成27年10月31日 (土) 10:00 〜 16:00
 ○ 場 所 : 国際水産資源研究所清水庁舎 (静岡県静岡市清水区折戸)
 詳しくはこちらから →  http://fsf.fra.affrc.go.jp/open/2015shokoukai.htm

水産工学研究所一般公開
 ○ 日 時 : 平成27年11月7日 (土)
 ○ 場 所 : 水産工学研究所 (茨城県神栖市波崎)
 詳しくはこちらから →  http://nrife.fra.affrc.go.jp/event/event_index.html


◆ 第 6 回瀬戸内海水産フォーラムを開催します
 瀬戸内海区水産研究所は、 瀬戸内海ブロック水産試験場長会と合同で 「瀬戸内の海の幸をよりおいしく!」 をテーマに 「第 6 回瀬戸内海水産フォーラム」 を開催します。
 席に限りがありますので、 事前に参加登録をお願いします。

○ 日 時 : 平成27年10月24日 (土) 13:00 〜 17:00
○ 場 所 : RCC文化センター (広島県広島市中区)

詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/event/6th_forum/6th_forum_h27kaisai/index.html

◆ 第35回全国豊かな海づくり大会に出展します
 10月24日、 25日の両日、 富山県で開催される 「第35回全国豊かな海づくり大会」 の関連行事に出展します。

○ 日 時 : 平成27年10月24日 (土) 、 25日 (日)
○ 場 所 : 海王丸パーク (富山県射水市海王町)
○ 展示内容 : タッチプール、 生きたアカアマダイの稚魚や研究紹介パネルの展示など

詳しくはこちらから →  http://yutakanaumi-toyama.jp/

◆ 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会第 5 回研究大会を開催します
 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会は、 11月30日に 「沿岸漁業のビジネス ・ パートナー −地域のスーパーと沿岸漁業の連携は如何にあるべきか−」 をテーマに第 5 回研究大会 (シンポジウム) を開催します。
 参加は無料ですが、 事前にお申し込みをお願いします。

○ 日 時 : 平成27年11月30日 (月) 13:30 〜 17:30
○ 場 所 : 東京海洋大学白鷹館 (東京都港区港南)

詳しくはこちらから →  http://jamarc.fra.affrc.go.jp/enganbiz-sympo2015/index.htm


【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、 迅速に情報提供を行っています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/index.html


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の依頼により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年10月, 11月の写真は、 「アカイカの子ども (外套長14ミリ) 」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 毎月19日 (10月19日) は 「食育の日」 です。

 食育推進運動を継続的に展開して、 食育の一層の定着を図る機会として、 「食育推進基本計画」 により定められました。
 栄養にかたよりがないか、 不規則な食事をしていないか、 肥満や生活習慣病にかかっていないかなど、 食育についてあらためて考えたいものです。  (担当:O)


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