おさかな通信 第 134 号 (平成27年11月11日発行)

読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。 朝晩の冷え込みが強くなり、 1日の寒暖差が大きくなりました。 体調管理に十分気をつけてください。 新型のノロウイルスやインフルエンザの予防のため、 手洗い、 うがいの励行に努めましょう。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (10/27) 平成27年度第 1 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「瀬戸内通信」 を刊行
◆ お知らせ
・ 「さかなと森の観察園」 の開園時間の変更
・ (11/13、 14) 平成27年度農林水産祭 「実りのフェスティバル」
・ (11/18~20) アグリビジネス創出フェア2015 (第28回技術交流セミナー)
・ (11/30) 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会第5回研究大会
◆ 大型クラゲ情報について
・ 10月の調査結果
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成27年度第 1 回対馬暖流系マアジ ・ さば類 ・ いわし類長期漁海況予報
 薩南海域における黒潮北縁域は、 11月には 「接岸傾向」 となるが、 全般的には 「屋久島南付近」 で変動し、 東シナ海から九州 ・ 日本海西部沿岸域にかけての表層水温は、 対馬海峡周辺域では 「やや低め~平年並み」 、 その他の海域では 「平年並み~やや高め」 で経過すると予想します。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 74  「カワハギ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第74回は、 これから冬場にかけて刺し身や煮付けなどでおいしい 「カワハギ」 を紹介します。


 カワハギは 「フグ目カワハギ科」 に分類され、 北海道以南,東シナ海の水深200メートル以浅の砂地などに、 群れで生息しています。

 体高は高く、 平たく、 体は細かなトゲ状の鱗 (うろこ) で覆われ、 ざらざらしています。 口は小さいですが、 丈夫な板状の歯を持っており、 貝など固いものもバリバリ割ることができます。

 皮を頭の方から尾の方へ引っ張るときれいに剥けるので、 「カワハギ (皮剥) 」 という名がついたといわれています。

 産卵期は 5~ 8月で、 直径 0.6 ミリの卵を産みます。 ふ化して 2週間ぐらいすると流れ藻にの回りで生活します。 体長 5センチ以上になると、 沿岸の藻場や岩礁域で生活します。 丈夫な歯で、 フジツボ、 貝類、 ゴカイ類、 海藻などをかじり取って食べます。

 大きいものは、 全長30センチ超えるものもいます。

 主に定置網、 刺し網、 底びき網などで獲られますが、 漁獲量は、 統計がないため不明です。 最近では、 養殖も試みられています。

 白身で癖がないため、 刺し身、 ちり鍋、 ブイヤベース、 唐揚げなど和洋中を問わず、 おいしくいただけます。 旬は産卵前の夏ですが、 これから 2月頃までは栄養を蓄えるため、 肝臓が大きくなり、 第二の旬といわれています。 活魚や釣りたてなど鮮度よいものは、 肝をゆでて醤油に溶かした肝醤油をつけて食べると格別に美味です。 また、 肝臓の刺し身 (肝刺し) も冬のごちそうです。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/


【刊行物のお知らせ】
◆ 「瀬戸内通信」 第22号を刊行しました
 瀬戸内海区水産研究所は、 研究活動、 成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「瀬戸内通信」 を発行しています。
 瀬戸内海区水産研究所におけるイカナゴ研究への新たな取り組みや、 放流魚の身分証明書 「標識」 の開発と応用技術などを掲載しています。

詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/publi/setotsuu/index.html


【お知らせ】
◆ 栃木県日光市の中禅寺湖のほとりにある 「さかなと森の観察園」 は、 以下のとおり開園時間が変わりました。 紅葉狩りなどで
  日光にお越しの際は、 是非、 お立ち寄りください。

 11月 1日 ~ 11月30日 : 9:00 から 16:00 まで
 ※ 終了時間の30分前までにご入場下さい。
 なお、 12月 1日からは休園とし、 2016年 3月20日から再開します。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/nikko/

◆ 平成27年度農林水産祭 「実りのフェスティバル」 の開催について
 全国各地の年間300前後の農林水産業関係の品評会、 コンクール等の集約点として最高の栄誉たる天皇杯の授与を行い、 優秀な農林水産事業者とその業績を顕彰 ・ 披露するもので、 農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会の共催で行われます。
 水研センターは、 これまでの成果などを展示ブースに出展します。

○ 日 時 : 11月13日 (金) ~ 14日 (土)  10:00 ~ 17:00 (14日は 16:00 まで)
○ 場 所 : サンシャインシティ ・ ワールドインポートマートビル 4階 展示ホールA (東京都豊島区東池袋)
○ その他 : 入場無料、 事前登録不要

詳しくはこちらから →  http://www.affskk.jp/

◆ アグリビジネス創出フェア2015 (第28回技術交流セミナー) のお知らせ
 11月18日 (水) ~ 20日 (金) にアグリビジネス創出フェア2015が、 東京ビッグサイト東 6ホール (東京都江東区) にて開催されます。
 水研センターは、 メインステージで行われる 「研究 ・ 技術プレゼンテーション」 を通じて、 研究成果の一部をお伝えします。
 展示ブースでは、 クロマグロ陸上飼育システムにおける成熟 ・ 産卵技術に関する研究開発、 高鮮度イカの供給システムと生産品の流通 ・ 販売に関する取り組みなど、 各地方自治体 ・ 企業 ・ 漁業者の方々と共に開発 ・ 実施した様々な研究成果について紹介します。

○ 日 時 : 11月18日 (水) ~ 20日 (金)  10:00 ~ 17:00
○ 場 所 : 東京ビッグサイト 東 6ホール (東京都江東区有明)
○ その他 : 入場無料、 事前登録不要

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/plaza/invitation28.html

◆ 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会第 5 回研究大会を開催します
 沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会は、 11月30日に 「沿岸漁業のビジネス ・ パートナー -地域のスーパーと沿岸漁業の連携は如何にあるべきか-」 をテーマに第 5 回研究大会 (シンポジウム) を開催します。
 参加は無料ですが、 事前にお申し込みをお願いします。

○ 日 時 : 平成27年11月30日 (月) 13:30 ~ 17:30
○ 場 所 : 東京海洋大学白鷹館 (東京都港区港南)

詳しくはこちらから →  http://jamarc.fra.affrc.go.jp/enganbiz-sympo2015/index.htm


【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、 迅速に情報提供を行っています。 10月16日および21日は対馬海峡および東シナ海 ・ 黄海の大型クラゲの目視観察、 10月30日は韓国国立水産科学院による大型クラゲ情報、 11月10日は大型クラゲの出現状況 (国際フェリー調査結果等) の第 4 報を発信しました。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/index.html


【東日本大震災関連情報について】
 水研センターで行っている、 東日本大震災関連の調査 ・ 研究などの情報をホームページで公開しています。 その中で、 水産庁の依頼により調査、 測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html


【今月の壁紙】
 水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
 2014年11月, 12月の写真は、 「ハタハタの子ども (ふ化後90日、 全長40mm) 」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
 水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 11月15日は、 数え年で男の子は 3歳と 5歳、 女の子は 3歳と 7歳のとき、 成長を祝い神社に参詣する行事、 「七五三」 。 11月15日に行うようになったのは江戸時代、 徳川綱吉の子、 徳松の祝いがこの日に行われたことからといわれています。 最近は、 七五三の写真がいつでも写真屋さんで撮れるそうです。  (担当:A)


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