おさかな通信 第 140 号 (平成28年05月11日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 5月に入り新緑が野山に萌える今日この頃です。通勤途中の街路樹もその青さが日に日に濃くなるのが確認でき、一年のうちで植物の生育を力強く感じる季節ですね。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (04/19)世界初、オニヒトデ幼生の高密度集団を発見
・ (04/22)平成28年度第1回東北海区海況予報
・ (04/28)平成28年度第1回瀬戸内海東部カタクチイワシ漁況予報
・ (04/28)平成28年度第1回日本海スルメイカ長期漁況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「水産技術」を刊行
・ 「FRAnews」を刊行
◆ お知らせ
・ 職員の募集について
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 世界初、オニヒトデ幼生の高密度集団を発見
 DNA を使った判別技術により、世界で初めてオニヒトデ幼生の高密度集団を発見しました。この成果は、今後オニヒトデの大量発生のメカニズムを解明する上で、重要な一歩になるものと考えます。


◆ 平成28年度第1回東北海区海況予報
 今後(4月~5月)の見通しは、近海の黒潮続流の北限位置はやや南偏で推移、親潮第1分枝の張り出しは極めて北偏で推移、釧路沖の暖水塊は停滞し、三陸はるか沖の暖水塊は西進し、三陸近海に冷水域が形成されると予測します。


◆ 平成28年度第1回瀬戸内海東部カタクチイワシ漁況予報
 今後(5月~6月)の見通しは、紀伊水道東部・紀伊水道西部のシラスは不漁であった前年を上回るが平年を下回り、大阪湾・播磨灘北西部では前年と同様に平年並み、播磨灘東部では好漁であった前年を下回り、平年並み、播磨灘南西部では不漁であった前年並みと予測します。


◆ 平成28年度第1回日本海スルメイカ長期漁況予報
 今後(5月~6月)の見通しは、来遊量は、前年並で近年平均を下回る、漁期の開始時期は、前年および近年平均より早いと予測します。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 79  「シロギス」

 私たち水産研究・教育機構が調査・研究をしている主な魚介類を紹介していきます。第79回は、"天ぷら"や"干もの"などでおいしい「シロギス」を紹介します。


 シロギスは「スズキ目スズキ亜目キス科」に分類され、北海道北部と沖縄を除く日本各地、朝鮮半島南部、東シナ海沿岸などに分布しています。底びき網、刺し網などで漁獲されていて、砂浜からの投げ釣り、沖釣りの対象としても人気が高い魚です。

 ほっそりとした体型、突き出た口先が特徴です。体色は銀白色に近いですが、鱗はピンク色や薄紫色に光り、その見た目の美しさから「海の女王」、「海の白雪姫」とも呼ばれます。沿岸の砂底や砂泥底にすんでいて、警戒心が強く危険を感じると砂の中に潜る習性があります。

 エサを吸い込むのに適した口で海底をつついてゴカイ類や小さいエビやカニなどの甲殻類を食べて成長し、1年で10センチぐらい、2年で15センチぐらいとなり、大きいものでは3年で30センチほどになります。

 シロギスは白身の魚で、天ぷらをはじめ、刺身、塩焼き、酢の物、煮つけなどさまざまな料理でおいしくいただけますので、自分好みの食べ方を見つけてみたいものです。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 →水生生物情報データベース


【刊行物のお知らせ】
◆ 「水産技術」第8巻第2号を刊行しました
 水産研究・教育機構と公益社団法人日本水産学会は、水産業に役立つ技術をいち早く伝え、最新技術の活用促進を目的として、「水産技術」を刊行しています。
 今号では、「サケとサクラマスの人工採卵時における等張液を用いた未受精卵の洗卵がふ化仔魚の生存に及ぼす効果」や「致死条件の異なるシイラの貯蔵中における魚肉の白色化と軟化」などを掲載しています。


◆ 「FRANEWS」 第46号を刊行しました
 水産研究・教育機構の広報誌 「FRANEWS」 第46号を刊行しました。 今号の特集は、 「水産研究・教育機構が発足」 です。新たな中期目標で、水産研究・教育機構が取り組む新たな重点項目等について、わかりやすく紹介しています。



【お知らせ】
◆ 職員の募集について
 水産研究・教育機構では、船舶職員(司厨部員)の募集を行っています。また、平成29年4月に向けた事務系職員の採用試験を実施します。



【東日本大震災関連情報について】
 水産研究・教育機構で行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の依頼により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構の研究対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料で配布しています。
 2016年5月、6月の写真は、「亜熱帯海草藻場に群れるミヤコイシモチ」です。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【編集後記】
 平成28年熊本地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 余震が依然として続いていますが、この度の地震により被災されました地域の一日も早い復旧・復興と、今後の被害の拡大がないことをお祈り申し上げます。  (担当:W)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等はこちらから手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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