おさかな通信 第 142 号 (平成28年07月13日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 梅雨明けまでもう少し日にちがありそうですが、梅雨の晴れ間にのぞく太陽は夏の陽ざしですね。蒸し暑い日が続き、天候不順な時季ですが、くれぐれもご自愛ください。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (06/24)平成28年度第2回東北海区漁海況予報
・ (06/30)平成28年度第2回瀬戸内海東部カタクチイワシ漁況予報
・ (07/06)平成28年度第2回日本海海況予報
・ (07/11)我が国周辺の水産資源に関する評価会議の開催について
・ (07/12)赤潮の発生を早期検知できる技術を実用化
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
◆ お知らせ
・ (07/29、 07/30、 08/04)研究所一般公開開催のお知らせ
・ (08/09)第3回海の科学講座in九州開催のお知らせ
・オリジナルTシャツを作りました
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成28年度第2回東北海区漁海況予報
 今後(6月下旬~7月)の見通しは、近海の黒潮続流の北限位置は平年並みで推移、親潮第1分枝の張り出しは極めて北偏で推移、釧路沖の暖水塊は停滞、三陸沖、三陸はるか沖、 常磐沖の暖水塊は西進し、三陸沖、三陸はるか沖に冷水域が形成されると予測します。


◆ 平成28年度第2回瀬戸内海東部カタクチイワシ漁況予報
 今後(7月~8月)の見通しは、シラスは大阪湾を除いて平年並みか下回る、カタクチイワシ(小羽から大羽)は前年を上回ると予測します。


◆ 平成28年度第2回日本海海況予報
 今後(7月中旬~9月)の見通しは、対馬暖流域の表面水温はやや高めで経過し、対馬暖流域の50m深水温は、日本海北部・西部ともにやや高めで経過すると予測します。


◆ 我が国周辺の水産資源に関する評価会議の開催について
 水産研究・教育機構は、水産庁委託事業「我が国周辺水産資源調査・評価等推進事業」の一環として、主要魚種の資源評価について検討する「ブロック資源評価会議」及び「資源評価会議」を、7月下旬から順次、各地で開催します。


◆ 赤潮の発生を早期検知できる技術を実用化
 赤潮発生の早期検出技術の実用化のため、検出手順をマニュアル化するとともに、用いる試薬類などをキット化することで、海水中のDNAから赤潮原因プランクトンを簡単、迅速、正確に検出できるようになりました。
 本検出キットを赤潮のモニタリングに活用することで、早期に適切な対策を講じることが可能となり、被害の軽減に貢献することが期待されます。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 80 「ドジョウ」

 食用にされる身近な魚介類を紹介していきます。第80回は、柳川鍋などでおなじみの「ドジョウ」を紹介します。

 ドジョウは「コイ目ドジョウ科」に分類され、平野部の水田や湿地など全国的に分布しています。また、中国大陸、台湾、朝鮮半島にも分布し、日本をはじめとした東アジア地域で養殖も盛んに行われています。

 体は細長い円筒形で、全長は10cm程度の小さなものから20 cmを超える大きいものもあります。口はやや下向きで、上唇に3対、下唇に2対、合わせて10本のひげをもち、食物を探すのに使われます。えらで呼吸するほか、皮膚呼吸、腸呼吸も行い、水中の酸素が不足すると、水面まで上がってきて空気を吸います。

 体色は灰色から茶色に近い地に、背部に黒っぽい色の細かい斑点が無数に付きます。まれに「ヒドジョウ」と呼ばれるオレンジや黄色に近い種もあり、観賞魚として商業流通しています。

   水田や湿地、湖沼や川の下流域の泥底部にすんでいて、流れない所を好みます。警戒心が強く、危険を感じると泥の中に潜る習性があります。

 ゴボウとともに割下で煮て卵でとじた『柳川鍋』や、割下だけで煮た『どぜう鍋』がおなじみです。また、唐揚げや天ぷら、味噌汁、蒲焼きにも用いられるようです。夏のスタミナ源として食してみたいものです。

 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 →水生生物情報データベース


【刊行物のお知らせ】
◆ 「おさかな瓦版」 第72号を刊行しました
 水産研究・教育機構のニュースレター 「おさかな瓦版」 第72号を刊行しました。 シリーズ 「貝」 では、 「アコヤガイ」 をとりあげています。



【お知らせ】
◆ 研究所一般公開開催のお知らせ
 水産研究・教育機構では、研究の内容や成果を多くの皆さまに知っていただくために、 研究所の一般公開を実施しています。7月、8月に行う一般公開は以下のとおりとなっています。
 入場は無料ですので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 日本海区水産研究所宮津庁舎一般公開
  ○日 時:平成28年7月29日(金) 10:00~16:00
  ○場 所:日本海区水産研究所宮津庁舎(京都府宮津市)


 瀬戸内海区水産研究所廿日市庁舎一般公開
  ○日 時:平成28年7月30日(土) 10:00~15:00
  ○場 所:瀬戸内海区水産研究所廿日市庁舎(広島県廿日市市)


 増養殖研究所玉城庁舎一般公開
  ○日 時:平成28年7月30日(土) 10:00~15:00
  ○場 所:増養殖研究所玉城庁舎(三重県度会郡玉城町)


 中央水産研究所日光庁舎一般公開
  ○日 時:平成28年8月4日(木) 9:00~15:30
  ○場 所:中央水産研究所日光庁舎(栃木県日光市)


 東北区水産研究所塩釜庁舎一般公開
  ○日 時:平成28年8月20日(土) 10:00~15:00
  ○場 所:東北区水産研究所塩釜庁舎(宮城県塩釜市)


◆ 第3回海の科学講座in九州開催のお知らせ
 西海区水産研究所は、8月7日に福岡管区気象台、九州大学応用力学研究所と共同で、 「第2回海の科学講座 in 九州 ~海を測る~ 」 を開催します。
 参加は無料となっていますので、 ぜひご参加ください。

  ○日 時:平成28年8月7日(日) 13:00 ~ 16:00
  ○場 所:九州大学西新プラザ大会議室 (福岡市早良区西新)


◆オリジナルTシャツを作りました
 このたび水産研究・教育機構と女子美術大学がコラボでオリジナルTシャツを作りました。
中央水産研究所日光庁舎にある「さかなと森の観察園」で販売中です。



【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、迅速に情報提供を行っていきます。
7月5日に、「大型クラゲの出現状況(国際フェリー調査結果等)について(第1報)」を発信しています。



【東日本大震災関連情報について】
 水産研究・教育機構で行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の依頼により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構の研究対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料で配布しています。
 2016年7月、8月の写真は、「マダコ(日齢25)」 です。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【編集後記】
 7月20日はTシャツの日です。愛知県のファッションメーカーが制定し、「T」がアルファベットの20番目の文字にあたることや、この日が以前「海の日」でTシャツのイメージ にふさわしいことにちなんでいます。
 今号の「お知らせ」でも紹介しましたが、この度オリジナルTシャツを作りました。ご興味のある方はぜひ「さかなと森の観察園」までお越し下さい!  (担当:W)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等はこちらから手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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