おさかな通信 第 146 号 (平成28年11月09日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 日ごとに寒さが増し、冬が駆け足で近づいてきているように感じます。冬支度はもうされましたでしょうか。
 気が付けば今年も残すところあと2ヶ月弱となりました。時の流れの速さに驚く今日この頃です。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (10/19)千歳さけますの森のオリジナルキャラクターが決定!
・ (11/01)平成28年度第1回対馬暖流系マアジ・さば類・いわし類長期漁海況予報
・ (11/02)カキ殻加工固形物を用いたマガキの天然採苗技術を開発
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・「ななつの海から」を刊行
◆ お知らせ
・ オープンラボ「コンブで和紙作り」開催のお知らせ
◆ 大型クラゲ情報について
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 千歳さけますの森のオリジナルキャラクターが決定!
 今年4月にリニューアルした北海道千歳市の広報展示施設「千歳さけますの森さけます情報館」のオリジナルキャラクターが「さけますみちゃん」に決まりました。今後、展示物の解説やホームページなどで活躍してもらう予定です。


◆ 平成28年度第1回対馬暖流系マアジ・さば類・いわし類長期漁海況予報
 今後(11月~3月)の見通しは、薩南海域における黒潮北縁域の位置は、11月には「接岸傾向」となるが、全般的には「屋久島南付近」で変動し、東シナ海から九州・日本海西部沿岸域にかけての表層水温は、全般的には「平年並み~やや低め」で経過すると予測します。


◆ カキ殻加工固形物を用いたマガキの天然採苗技術を開発
 養殖カゴなどに粒状のカキ殻加工固形物を入れて潮間帯に設置することで、付加価値の高いシングルシードのマガキ種苗を簡単に確保できる天然採苗技術を開発しました。本技術は一般的な天然採苗に必要な浮遊幼生や稚貝の出現状況の調査が不要で、中小の生産地でも活用できるため、種苗確保の安定化への貢献が期待されます。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 83 「シイラ」

 食用にされる身近な魚介類を紹介していきます。第83回は、大型肉食魚の「シイラ」を紹介します。

 シイラは、スズキ目シイラ科に属している魚です。北海道以南の日本各地、千島列島、沿海州から朝鮮半島南部のほか、世界の暖海域に広く分布します。

 体は平べったく、頭部ほど体高が高くなります。雄は、成長するに従って頭が張り出すので、雌雄の区別が容易です。成長すると最大で体長2m、体重40kgにもなります。

 体色は、体側背部が濃青色、体側腹部は黄褐色で、体側には緑色の小斑が散在します。 死の直前には体色が鮮黄色に変化します。水中では青と緑に光り、黄金色のヒレをキラキラと輝かせ、泳ぐ速さは時速60km/hを超えるともいわれます。この七色に変わる体色の美しい輝きが人を惹き付けるようです。

 肉食性で、主にカタクチイワシやマイワシ、トビウオなどの小魚を追って捕食する他、甲殻類やイカなども食べます。水面近くの餌を追って海上に高くジャンプすることもあります。

 塩焼き、フライ、ムニエル、バター焼き、干物、くさやなどで食べられ、水揚げが多い高知県などでは、新鮮ものを刺身、たたき、寿司などとして生食も行われます。また、地域によっては卵巣を煮つけや塩焼きで食べられています。なお、高知県では夫婦和合の象徴として、シイラの塩干物が結納に使われる事があるそうです。

 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 →水生生物情報データベース


【刊行物のお知らせ】
◆ 「ななつの海から」第11号を刊行しました
 国際水産資源研究所は、研究活動、成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、 「ななつの海から」 を発行しています。
 今号では 「第4期中長期計画の紹介」 や 「特集:平成27年度主要研究成果の紹介」 などを掲載しています。

→「ななつの海から」第11号


【お知らせ】
◆ 昆布から紙を作ってみよう!!オープンラボ「コンブで和紙作り」
 水産大学校は、11月5日~11月18日に下関市立しものせき水族館「海響館」において、オープンラボ「コンブで和紙作り」を開催します。
 参加は無料ですので、ぜひご参加下さい。

  ○日 時:平成28年11月5日(土) ~ 平成28年11月18日(金)11:45~、13:45~、15:45~
  ○場 所:下関市立しものせき水族館「海響館」1階オープンラボ(山口県下関市)



【大型クラゲ情報について】
 大型クラゲの出現動向について、迅速に情報提供を行っていきます。10月13日に「大型クラゲの出現状況 (国際フェリー調査結果等) について (第5報)」を発信しています。
 第5報では、国際フェリー(韓国・仁川-中国・連雲港、韓国・木浦-済州)による目視調査結果等を掲載しております。



【東日本大震災関連情報について】
 水産研究・教育機構で行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の依頼により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構の研究対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料で配布しています。
 2016年11月、12月の写真は、「トラフグの稚魚(全長20mm)」 です。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【編集後記】
 今日11月9日は「119番の日」です。電話番号「119」と11月9日の語呂合わせによるもので、消防庁が1987年に制定しました。ちなみにこの日から秋の火災予防運動が始まります(11月15日まで)。
 これからは寒くなり空気が乾燥する季節。くれぐれも火の元には十分注意して、毎日を快適に過ごしたいですね。  (担当:W)


【配信手続き】
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