おさかな通信 第 149 号 (平成29年2月8日発行)

*平成29年2月8日配信のメールマガジン「おさかな通信」第149号に一部誤りがありました。申し訳ありませんでした。 ここでは修正したものを掲載しています。

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 年明け以降、インフルエンザの感染拡大を新聞などで目にします。
 手洗いやうがいをして、予防に心がけたいですね。


【目次】
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち 85 「コウイカ」
◆ 刊行物のお知らせ
・ 「水産研究・教育機構研究報告」 第43号を刊行しました
・ 「おさかな瓦版」第75号を刊行しました
・ 「FRAnews」第49号を刊行しました
◆ お知らせ
・ (2/18-19)第13回シーフードショー大阪に出展
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 85 「コウイカ」

 食用にされる身近な魚介類を紹介していきます。第85回は、様々な調理方法が楽しめる「コウイカ」を紹介します。

 コウイカは、コウイカ目コウイカ科に属しているイカです。東京湾以西の日本沿岸から台湾、南シナ海に生息しています。体内に石灰質で出来た甲を持つところから「甲烏賊」と呼ばれるようになりました。欧米では甲を持つイカと持たないイカを明確に分けていて、甲を持たないものはsquid、持つものはcuttlefishと呼ばれます。大量の墨を吐くことから「スミイカ」とも呼ばれます。かつては、たくさんとれるコウイカの墨で、暗褐色の絵の具や染料を作っていました。写真が色あせたような褐色をセピア色と呼びますが、このセピアはコウイカ類の属名”Sepia”から来ています。

 眼にはアルファベットのWに似た形の大きな瞳孔があります。8本の触手と2本の触腕を持ち、先の部分には獲物を逃さないための突起が付いた吸盤があります。体表には色素胞という細胞があり、これを伸ばしたり縮めたりすることで体色を変化させることができ、魚などの敵に対して身を守るときや獲物に近づくときなどに、周りの環境に合わせて体色を変化させます。また、求愛行動や威嚇するときにも体色が変化します。

 肉食でエビやカニなどの甲殻類、小型の魚類などを捕食します。15cmほどの大きさに成長し、寿命はおよそ1年といわれています。
 身は肉が厚く、甘みがあり、刺身や寿司ネタなどで用いられます。また、焼き物として照り焼きや塩焼き、揚げ物として天ぷらやフライ、和え物としてサラダや酢の物など、さまざまな料理でおいしくいただけます。墨はスパゲッティーやリゾット、パエリアなどで使われるほか、墨を加えた塩辛の「黒造り」としても使われます。

 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 →水生生物情報データベース


【刊行物のお知らせ】
◆ 「水産研究・教育機構研究報告」 第43号を刊行しました
 今号は、博士号論文「北海道東部太平洋海域における水塊分布と流れ場の構造に関する研究」を掲載しています。
*「水産総合研究センター研究報告 BULLETIN OF FISHERIES RESEARCH AGENCY」は、2016年4月の組織改変に伴い、第42号から「水産研究・教育機構研究報告 BULLETIN OF JAPAN FISHERIES RESEARCH AND EDUCATION AGENCY」となりました。


◆「おさかな瓦版」第75号を刊行しました
 水産研究・教育機構のニュースレター「おさかな瓦版」第75号を刊行しました。
シリーズ「貝」では、「トリガイ」をとりあげています。


◆「FRAnews」第49号を刊行しました
 水産研究・教育機構の広報誌「FRAnews」第49号を刊行しました。今号の特集は、「漁海況予報ってなに?」です。
 漁業と海の状況の予測情報である「漁海況予報」について、わかりやすく紹介しています。



【お知らせ】
◆第14回シーフードショー大阪に出展します
 水産研究・教育機構は、2月22日、23日にアジア太平洋トレードセンター内ATCホールで開催される、第14回シーフードショー大阪に出展します。あわせて、昨年4月に発足した当機構の発足記念セミナー、第32回技術交流セミナー、第2回ブリ類養殖振興勉強会を通じて、最新の研究開発や人材育成に係る成果の一部を紹介します。
 なお、シーフードショー大阪への入場は無料ですが、招待状が必要です。また、セミナー・勉強会への参加には事前登録が必要です。

 ○日 時:平成29年2月22日(水) ~ 23日(木)
 ○場 所:アジア太平洋トレードセンター内ATCホール(大阪市住之江区南港北)
 ○その他:展示ブースにて生食用高鮮度ギンザケ供給に向けた取り組みなど研究成果について紹介します。



【東日本大震災関連情報について】
 水産研究・教育機構で行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の依頼により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構の研究対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料で配布しています。
 2017年2月、3月の写真は、「トガリサルパ」です。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【編集後記】
 2月1日は「テレビ放送記念日」です。1953年のこの日、NHKが日本で初めてとなるテレビ番組の放送を開始されたことに由来します。放送は開始されたもののテレビ受像機が高かったこともあってか(14型で約180,000円、当時の大卒初任給の約2年分)、契約者数は900台にも満たなかったそうです。
 インターネットの普及により、「テレビ離れ」などという言葉を耳にすることがありますが、今後インターネットに対してどのような対応がされていくのか、楽しみでもあります。
 (担当:W)


【配信手続き】
配信停止、配信先変更等はこちらから手続き願います。
また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

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(迷惑メール防止のため@は全角ですので、半角に変えてお送りください)