おさかな通信 第 150 号 (平成29年03月08日発行)

 読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 桜の開花が待ち遠しい季節となりました。
 この季節の暖かい日差しは気持ちよいですが、肌寒い日もありますので、体調管理にお気をつけ下さい。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・ (02/24)平成28年度第5回東北海区海況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち 86 「ホタルイカ」
◆ 刊行物のお知らせ
 今号では、刊行物のお知らせはありません。
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成28年度第5回東北海区海況予報
 今後 (2月下旬~3月) の見通しは、近海の黒潮続流の北限位置はやや北偏で推移、親潮第1分枝の張り出しは平年並みで推移、金華山はるか沖に暖水塊が形成され、八戸沖の暖水塊は南西に移動する、と予測します。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 86 「ホタルイカ」

 食用にされる身近な魚介類を紹介していきます。第86回は、神秘的な光を放つ「ホタルイカ」を紹介します。

 ホタルイカは、ツツイカ目ホタルイカモドキ科に属しているイカです。ホタルイカといえば富山湾が特に有名ですが、富山湾を含む日本海全域のほか、北海道から土佐湾までの太平洋沿岸にも分布しています。昼間は水深200~600メートルにいて、夜になると30~100メートルまで浮き上がってきます。寿命はほぼ1年で、春になると産卵のため雌は浅い海に回遊してきます。

 体長は7cm前後と小さいですが、体各部に700~1,000個もの発光する器官を持ちます。昼間も発光していて、明るい海面に溶け込むようにカモフラージュし、下から襲ってくる敵から見つかりにくくしています。発光は仲間同士の信号や、襲ってくる敵に対して目くらましや威嚇などの役割を果たしているとも考えられています。

 ホタルイカは、春先に産卵のため富山湾沿岸に大量に押しよせます。特に富山湾の東部沿岸域は「ホタルイカ群遊海面」として、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されています。なお、海面が天然記念物であり、ホタルイカそのものは天然記念物ではありません。また、ホタルイカは定置網から引き上げられる際に青白い光を放ちますが、その光景を見るために観光船が運航されるなど、観光資源としての役割も果たしています。

 身は柔らかく、さっと茹でて酢味噌、辛子味噌、わさび醤油などで食べるのが一般的です。また、天ぷらやフライ、和え物や酢の物、沖漬けや塩辛、煮付けのほか、パスタや炊き込みご飯に用いられるなど、さまざまな料理でおいしくいただけます。さらに、冷凍したものを刺身として食べるのも人気であり、足の刺身だけを集めて「龍宮素麺(りゅうぐうそうめん)」と称して提供するお店もあります。

 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 →水生生物情報データベース


【東日本大震災関連情報について】
 水産研究・教育機構で行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の依頼により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構の研究対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料で配布しています。
 2017年3月、4月の写真は、「オニヒトデの棘」です。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【編集後記】
 平成16年10月から開始した当機構メールマガジン「おさかな通信」は、おかげさまで150号を迎えることが出来ました。私自身メールマガジンを担当して早1年、欠かさず配信できてほっとしております。これも読者の皆様に支えられてのことだと思っております。本当にありがとうございます。
 これからも、当機構の活動や話題を配信してまいりますので、今後とも「おさかな通信」をよろしくお願いいたします。  (担当:W)


【配信手続き】
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