おさかな通信 第 152 号 (平成29年05月10日発行)

 読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 桜も散り、新緑の季節を迎えます。暑からず寒からずの過ごしやすい季節になりま したが、体調管理には十分にお気を付け下さい。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・(04/05)平成29年度第1回日本海海況予報
・(04/27)平成29年度第1回東北海区海況予報
・(04/28)平成29年度第1回日本海スルメイカ長期漁況予報
・(04/28)平成29年度第1回瀬戸内海東部カタクチイワシ漁況予報
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・「西海 (せいかい)」」第21号を刊行
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆Facebookについて
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成29年度第1回日本海海況予報
 今後(4月中旬~6月)の見通しは、対馬暖流域の表面水温および50メートル深水温が「やや高め」で経過すると予測します。


◆ 平成29年度第1回東北海区海況予報
 今後(4月下旬~5月)の見通しは、近海の黒潮続流の北限位置はやや北偏で推移、親潮第1分枝の張り出しは極めて南偏で推移、金華山沖の暖水塊は停滞すると予測します。


◆ 平成29年度第1回日本海スルメイカ長期漁況予報
 今後(5月~7月)の見通しは、来遊量は、不漁であった前年並で近年平均を下回り、漁期の開始時期は、前年および近年平均並と予測します。


◆ 平成29年度第1回瀬戸内海東部カタクチイワシ漁況予報
 今後(5月~6月)の見通しは、紀伊水道東部のシラスは不漁であった前年並みで平年を下回る、紀伊水道西部では好漁であった前年並みで平年を上回る、大阪湾・播磨灘東部・播磨灘南西部・播磨灘北西部では好漁であった前年、平年を下回ると予測します。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 87 「サクラエビ」

 食用にされる身近な魚介類を紹介していきます。第87回は、体色が綺麗な「サクラエビ」を紹介します。

 サクラエビは、十脚目サクラエビ科に属しているエビです。駿河湾をはじめ東京湾、相模湾などに分布していますが、日本国内では駿河湾のみで漁が行われています。静岡県では平成6年7月22日に選定された「旬の魚14種」では、サクラエビは4月の魚として選ばれています。

 サクラエビの体は透明で表面にある赤い点々は色素胞と呼ばれます。ゆでると不透明となり、桜色に変化します。名前の由来はこの体色からといわれています。また、桜の咲く季節に漁獲されるからともいわれています。

 大きさは5cm前後で、ヒゲのような触角はその体長の3倍ほどもあります。腹側には発光する器官を約160個持ち、海の中でキラキラと輝きます。寿命は15ヶ月ほどといわれています。

 昼間は水深200~350メートル前後にいて、夜になると20~50メートルぐらいまで浮き上がってきます。サクラエビ漁は夜に行われますが、それはこの習性を利用しているためです。

 サクラエビ漁業の歴史は浅く、1894年(明治27年)に静岡県由比今宿の漁師が、アジの引き網漁をしていたときに網が深く潜ってしまい、そのとき偶然にも多くのサクラエビが捕れたことが始まりとされています。

 生鮮のものは春先が旬といわれ、生は酢醤油やわさび醤油などで食べるのが一般的です。また、三つ葉などと一緒にかき揚げとして食べるのも人気です。素干しにしたものは汁物や、お好み焼き、焼きそばなどの炒め物にも使われます。そのほか、塩辛、酢の物、佃煮など、さまざまな料理でおいしくいただけます。

 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 →水生生物情報データベース


【刊行物のお知らせ】

◆ 研究開発情報誌等を刊行しました
 各水産研究所では、研究活動、成果やトピックスをわかりやすくお知らせすることを目的として、研究開発情報誌等を刊行しています。

 西海区水産研究所は「西海 (せいかい)」」第21号を刊行しました。「サンゴ礁の復活-水産資源の回復に向けて-」や「海洋保護区で魚を守る!~サンゴ礁にすむナミハタ~」などを掲載しています。



【東日本大震災関連情報について】
 水産研究・教育機構で行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の依頼により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構の研究対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料で配布しています。
 2017年5月、6月の写真は、「潜砂するトラフグ放流魚」です。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【Facebookについて】
 水産研究・教育機構では、Facebookを通じて様々な情報を発信しています。アカウントをお持ちの方もお持ちでない方も、是非一度、覗いてみて下さい。



【編集後記】
 5月30日はごみゼロの日です。「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合わせになっています。1982年(昭和57年)、関東地方知事会が提唱した関東地方環境美化運動の日に由来し、1993年(昭和58年)には厚生省がこの日を初日とするごみ減量化推進週間を制定しました。
 生活する上でごみはどうしても発生してしまいますが、少しでもごみを出さない生活を心がけたいですね。  (担当:W)


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