おさかな通信 第 153 号 (平成29年06月14日発行)

 読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 本部事務所がある関東地方は梅雨入りしましたが、皆さまお住まいの地域はいかが でしょうか。梅雨寒の日もございますので、お体にはくれぐれもお気を付け下さい。


【目次】
◆ プレスリリース報告
・(05/17)平成29年度日本海マアジ長期漁況予報
・(05/24)フグの大規模な交雑を発見しました!
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 刊行物のお知らせ
・「研究報告」第44号を刊行
・「水産技術」第9巻を刊行
・「おさかな瓦版」第77号を刊行
◆ 東日本大震災関連情報について
◆ 今月の壁紙
◆ 採用情報
◆ 契約に関する情報
◆ Facebookについて
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【プレスリリース報告】
◆ 平成29年度日本海マアジ長期漁況予報
 今後(5月~9月)の来遊量の見通しは、西部(島根県から福井県)、中北部(石川県から新潟県)ともに前年(平成28年5月から9月)前年並みと予測します。


◆ フグの大規模な交雑を発見しました!
 大規模なショウサイフグとゴマフグの交雑現象が発見されました。発見された雑種の大半は雑種第一世代でした。今後も調査を進め、雑種鑑別めきき技術の開発につなげていきます。



【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち - 88 「イサキ」

 食用にされる身近な魚介類を紹介していきます。第88回は、食用としても釣りの対象魚としても重宝される「イサキ」を紹介します。

 イサキは、スズキ目イサキ科に属している海水魚です。日本海では佐渡以南、太平洋側では千葉以南、東シナ海、南シナ海に至るまで分布しています。

 夜行性で、昼間は水深50m前後にいて、夜になると餌となる甲殻類や多毛類、小魚などを求め、海面近くまで浮き上がる習性があります。

 長崎県では平成8年2月22日に「県のさかな12種」を定め、イサキは「夏の魚3種」の1つとして選ばれています。

 淡い黄色がかった体色に、頭から尾にかけての背に褐色の縞模様があるのが特徴です。この縞模様は幼魚の頃がはっきりしていますが、成長するにつれ、目立たなくなります。成魚は30cm程度ですが、大きいものは40~50cmにもなります。

 その昔、和歌山でイサキの骨がノドに刺さって死んだ鍛冶屋がいたことから「鍛冶屋殺し」との名がつくほど、骨が鋭く硬い魚です。飲み込んだ後も消化されにくく、刺さって化膿したり腹痛を起こすこともあるそうですので、食べる際は気をつけたいところです。

 また、イサキは船釣りや磯釣りなどで釣りの対象魚としても人気があります。

 6~7月が旬といわれ、この頃のイサキは「麦わらイサキ」とも呼ばれます。大きめのものは脂がのっており、刺身をしょうが醤油やわさび醤油などで食べるのが人気です。小ぶりのものは塩焼きで食べるのも美味です。皮を付けたまま熱湯を通し、氷水でさっと締めた湯引きも人気です。
 煮付けても揚げても美味しく、地域によっては、なますやなめろうで食するなど、さまざまな料理でおいしくいただけます。

 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 →水生生物情報データベース


【刊行物のお知らせ】
◆ 「研究報告」 第44号を刊行しました
 水産研究・教育機構 「研究報告」 第44号を刊行しました。今号は、「キンメダイの資源生態と資源管理」を掲載しています。


◆ 「おさかな瓦版」第77号を刊行しました
水産研究・教育機構のニュースレター「おさかな瓦版」第77号を刊行しました。シリーズ「エビ・カニ」では、「ガザミ」をとりあげています。


◆ 「水産技術」第9巻を刊行しました
 水産研究・教育機構と公益社団法人日本水産学会は、水産業に役立つ技術をいち早く伝え、最新技術の活用促進を目的として、「水産技術」を刊行しています。
 第9巻第1号では、「冬季における浮遊珪藻 Chaetoceros neogracile 市販濃縮製品を元株とした低コスト大量培養法」や「非破壊で真珠層結晶層厚を計測したピース貝と真珠の特徴」などを掲載しています。
 第9巻第2号では、「耳石横断薄片法を用いたマサバの年齢査定の有効性」や「大型で不透明な水槽によるニホンウナギ仔魚飼育手法の開発」などを掲載しています。
 第9巻第3号では、「アサリ垂下養殖技術」特集号として、「東京湾盤洲干潟での網袋と人工芝のアサリ天然稚貝の捕集効果」や「網袋を使った養殖用アサリの天然採苗の試み -三重県五ヶ所湾の事例-」などを掲載しています。



【東日本大震災関連情報について】
 水産研究・教育機構で行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の依頼により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。



【今月の壁紙】
 水産研究・教育機構の研究対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料で配布しています。
 2017年6月、7月の写真は、「リュウグウノツカイの稚魚」です。



【採用情報について】
 水産研究・教育機構では、平成30年4月に船舶職員の採用を予定しております。



【契約に関する情報】
 水産研究・教育機構の入札等に関する情報を、ホームページ上で公表しています。



【Facebookについて】
 水産研究・教育機構では、Facebookを通じて様々な情報を発信しています。アカウントをお持ちの方もお持ちでない方も、是非一度、覗いてみて下さい。



【編集後記】
 最近SNS等のアカウント乗っ取りのニュースを目にする機会が増えたように思います。そのようなニュースを見ても他人事と思っていましたが、先日自分のアカウントが狙われる出来事が。サイト運営側が防いでくれたので、被害が無かったのは幸いでしたが、細心の注意が必要とつくづく実感。「自分のは大丈夫」と思わず、皆さまもお気をつけ下さい。  (担当:W)


【配信手続き】
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