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おさかな通信 (水研センターメールマガジン)

第 47 号     平成20年8月13日
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 読者の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 すっかりオリンピック一色ですね。日本人選手団の活躍で、毎日、 新聞の1面を見るのが楽しみです。また、高校野球も3回戦に入り、 優勝争いが面白くなってきました。この1週間は仕事どころじゃな い!?ウィーク突入です。(担当:O)


【目次】

◆シリーズ       水産加工品津々浦々「ふぐ肉・卵巣糠漬け」
◆ローカル便り     ブリ・ハマチの完全養殖化へ第一歩
               〜早期生産の人工種苗を用いた養殖試験がスタートしました〜
               「研究の栞(しおり)」平成19年度版が完成しました
              ガザミ種苗の標識放流を行いました
              小・中・大学生が水産工学研究所に続々と来所
◆お知らせ        おさかな瓦版第24号を刊行
              2008年度日蘭水産養殖ワークショップを開催します
              北洋で標識されたサケ・マスの再捕報告のお願い
              第4回技術交流セミナー「豊かな海を創り、守る−磯焼け対策・
             藻場造成技術−」の開催
              第6回成果発表会「海洋環境変動とさかな・ひと −海がかわる、
             海がわかる−」の開催 
◆イベント情報      各水研等で開催される一般公開の情報
              「海の調査と魚類はく製展」の開催
              第28回全国豊かな海づくり大会(新潟)に出展します
◆イベント報告     シーフードショーにデビュー!セミナー・展示・試食で水産業関
             係者や消費者にアピール!
              全国各地の研究所で一般公開を開催!!
◆プレスリリース報告 南方系海藻の藻場が九州で拡大
              「水産業エネルギー技術研究会」の発足について
              世界初!飼育条件下でヤシガニの交接から産卵に至る一連の
              繁殖に成功
              〜次々に明らかとなる秘められたヤシガニの繁殖生態〜
              「我が国における総合的な水産資源・漁業の管理」のあり方につ
              いて中間報告を提出
              水産総合研究センター地球温暖化対策研究戦略の策定
◆編集後記       担当者のひとりごと
◆配信手続き      配信停止・配信先変更等



【シリーズ】
  
 水産加工品津々浦々−20 「ふぐ肉・卵巣糠漬け」


 日本列島には魚、貝、イカ、海藻などを素材にした水産加工品が 数え切れないほどたくさんあります。その中から毎回一品一品にス ポットライトを当てて紹介していくコーナー「水産加工品津々浦々 」。20回目の水産加工品は、めったに食べることが出来ない!? 「ふぐ肉・卵巣糠漬け」です。

 
○ふぐ肉・卵巣糠(ぬか)漬けとは

 ふぐ肉糠漬けとは、フグの肉を塩漬け後乾燥し、糠に漬けて発酵 させたものをいい、ふぐ卵巣糠漬けとは、フグの卵巣を塩蔵した後、 糠に漬けて発酵させたものをいいます。石川県内の生産地は白山市 (旧美川町)、金沢市金石、大野であり、その他輪島市では独自の 方法で製造しています。

 日本で卵巣の加工が許可されている県は少なく、フグ卵巣の加工 品は大変珍しいです。ふぐの糠漬けは、石川県のふるさと認証食品 に認定されている加工品です。

    → http://nrifs.fra.affrc.go.jp/kakou/souran/ransounukaduke/index.htm#1
  
 
○生産と消費の動向

 石川県白山市(旧美川町)を中心とした聞き取り調査によると、 フグ肉の糠漬けの生産量は70〜80t未満で、主な出荷先は県内 です。また、フグ卵巣の糠漬けの生産量はおよそ30t程度であり、 主に県内で消費されます。近年ではマスメディアで広く紹介される ようになり、県外からの注文も急激に増えています。

 

○原料選択のポイント

 ふぐ肉の糠漬けに用いられるフグはゴマフグとサバフグの2種類 です。ゴマフグは6〜7月に石川県能登地方や新潟県など日本海近 海で獲れたものを原料として用います。頭と内臓を除去した後、身 は糠漬けに加工するまで凍結保存しておきます。また、卵巣は凍結 せずに塩漬けし、その後、糠漬けに加工します。

 サバフグ(平フグ)については、あらかじめ塩漬け後、軽く乾燥 させてある加工済みフグ肉原料を別の加工業者より購入して用いて いるようです。


○加工の原理

 魚の糠漬けの工程は大きく塩蔵と糠漬けの2つに分けられます。 このうち風味付けには特に糠漬け工程が重要であり、昔から熟成に は北陸特有の高温多湿の夏を経ることが必要といわれています。

 この糠漬け中に魚肉の自己消化によって遊離アミノ酸(グルタミ ン酸、ロイシン、リジン、アラニン、バリンなどが量的に多い)が 生成される一方、主に微生物作用によって揮発性塩基、有機酸、ア ルコールなどが増加し、特有の風味が付与されます。

 糠漬け製造の際に用いられる塩蔵汁(差し汁)の意義として、タ ンパク分解酵素の供給としての役割が大きいと考えられています。 熟成とともにpHは5.3に低下しますが、これは主に乳酸(約1%)、 酢酸などの有機酸によるもので、糠漬けではこのような低いpHと 塩蔵による高い塩分によって保存性が保たれます。

 また糠漬けの前に行われる塩蔵も重要であり、この工程で食塩が 浸透し、魚肉は脱水されます。これにより、魚肉中での腐敗細菌の 増殖や自己消化の進行が抑制され、また肉質の硬化、血抜きなどの 効果があります。

→ http://nrifs.fra.affrc.go.jp/kakou/souran/ransounukaduke/index.htm#2 
    
 ふぐ卵巣糠漬けにおける毒力低下については、以下のように考えられています。

 ふぐ卵巣糠漬けでは、塩蔵時の食塩濃度が高く、漬け込み期間も 長いです。古くよりこれは毒消しのためだといわれてきました。製 造工程中の毒性変化を調べた例では、原料の卵巣の毒性は443MU/g と非常に高いにもかかわらず、塩漬け7ヶ月後には90MU/gに、 また糠漬け2年目には14MU/gにまで減毒します。

 このように糠漬け後の卵巣の毒量が減少する原因については、製 造過程で毒が塩水および糠中に拡散して平均化することがいわれて きました。このことも原因のひとつでしょうが、総毒量が糠漬け1 年後にはもとの1/10ほどに減っていることから、その他の原因も考えられます。

 発酵食品であるので、当然微生物にも解毒作用の期待がかかりま すが、@加熱滅菌した糠漬け卵巣と非滅菌の糠漬け卵巣にフグ毒を 添加して24時間貯蔵しても、両者に違いが見られず、また、Aフ グ毒添加培地に糠漬けより分離した各種微生物約200株を接種し た実験でも、毒力の減少への微生物の寄与がみられない、などから 微生物の関与は可能性が低いと考えられます。

 それではなぜ毒が減るのかということになると、実は今のところ よくわかっていません。フグ毒(テトロドトキシン)にはいくつか の類縁体があり、これらは少しずつ化学構造がちがうだけですが、 類縁体の毒力はテトロドトキシンの数十分の一になるので、塩蔵や 糠漬け中に、非生物学的にこのようなわずかな構造変化が起これば 毒力が低下することも考えられます。

 
○実際の製造

 塩漬けの工程は、フグ肉は10〜13%程度の振り塩で一晩漬け ます。フグ卵巣は35〜40%の食塩を撒き塩にして2〜3ヶ月後 漬け込んだ後、塩を代えて新たに漬け直し、1年〜1年半塩蔵します。

 漬け込み・熟成の工程は、塩漬けしたふぐ肉・卵巣と糠(ここで は麹とトウガラシを混ぜたもの)を層状に重ね、最上階には桶の内 縁に沿って縄を置き、落とし蓋をして重石をかけます。重石をきっ ちりかけることで腐敗を防ぎ、硬く身の締まった製品となります。 糠に漬け込んだ翌日に適切な濃度に調整した魚の塩蔵汁(差し汁) を加え、フグ肉は1年程度、フグ卵巣は2年程度発酵させます。


○製品の形態・包装

 1個ずつ真空包装して販売されます。


○安全・衛生管理と表示

 石川県ふぐ加工協会に加盟している加工業者が製造するふぐ卵巣 糠漬けは、出荷前に必ず石川県予防医学協会の毒性検査を受けてい ます。検査を通過した商品には、(社)石川県ふぐ加工協会検査済 之証のシールを貼付して販売しています。


○成分の特徴

 熟成中に酵母や微生物の働きによって分解、生成されたアルコー ル、エステル、有機酸、遊離アミノ酸が多く、これらがふぐ糠漬け 独特の風味に大きく関与しています。
 
→ http://nrifs.fra.affrc.go.jp/kakou/souran/ransounukaduke/index.htm#3 
 
○食べ方

 薄くスライスし食酢やレモン汁をかけて食べます。軽く焼いたり、お茶漬けにして食べても美味です。


○ふぐ卵巣糠漬けの安全性

 食品衛生法においては有毒な物質を含む食品の販売が禁止されて いますが、石川県で製造販売されているふぐ卵巣糠漬けは、人の健 康を損なう恐れがないと認められ、製造販売が認可されている珍し い食品です。これは石川県ふぐ加工協会が県に要望し、卓越した技 術が認められたことによるものです。
 <注:読者の皆さんはくれぐれもマネしないようお願いします>

 いかがでしたか。意外と知らないことがたくさんあったのではないでしょうか。

 これらは、「全国水産加工品総覧」 編集委員会編 監修 福田裕
 山澤正勝 岡崎惠美子 A5判、638頁、¥7,500(本体)+税 発行所  (株)光琳を参考に記述致しました。

 この本は水産総合研究センターが主催する水産利用関係試験研究推 進会議において刊行することが合意され、都道府県の試験研究機関関 係者など約150名もの専門家により執筆されたものです。
 さらに詳しく知りたいなど、ご興味がある方は、この本を是非ご覧になって下さい。


  詳しくはこちらから
  → http://www.korinbook.com/main/book/zenkokusuisan.html


【ローカル便り】
 
◆ブリ・ハマチの完全養殖化へ第一歩
  〜早期生産の人工種苗を用いた養殖試験がスタートしました〜

 五島栽培漁業センターでは、3年前の12月に早期採卵によって得られ た稚魚を養成し、親に仕立てて採卵する、すなわち、完全養殖型の早 期採卵を試みました。その結果、2008年1月9日に100万粒を超える受精 卵を産ませることができ、81万尾の仔魚がふ化しました。

詳しくはこちらから
→ http://ncse.fra.affrc.go.jp/00kenkyu/001topics/060topics_133.html


◆「研究の栞(しおり)」平成19年度版が完成しました

 水産工学研究所では、平成19年度の研究成果について、一般の方々 にもご理解いただけるように、できるだけ分かりやすくとりまとめた研 究の栞(しおり)を作成しました。 このしおりを見て、私どもの研究 に少しでも興味をお持ちいただけたら幸いです。

  詳しくはこちらから
  → http://nrife.fra.affrc.go.jp/seika/H20/H20_seika_index.html


◆ガザミ種苗の標識放流を行いました 
         
 平成20年7月1〜3日に玉野栽培漁業センターでガザミ種苗への標識の 装着を行い、広島県福山市の人工干潟へ放流しました。
 一般的に、放流効果を正確に調べるには、放流魚に天然魚と識別する ための印(標識)を付けておく必要があります。しかし、ガザミを含む エビ・カニ類は、脱皮を繰り返しながら成長するので、付けた標識は脱 皮とともに脱落してしまい、放流効果を把握することが困難でした。

  つづきはこちらから
  → http://ncse.fra.affrc.go.jp/00kenkyu/001topics/060topics_134.html


◆小・中・大学生が水産工学研究所に続々と来所

 平成20年7月18日(金)に千葉科学大学 危機管理学部 防災シス テム学科 3年生の皆さんが、理工学における「防災システム学実験・実 習」の一環として来所されました。
 水産工学研究所の実験施設の中には防災的な技術と共通するものが多 く、学生の防災安全教育や研究に大きく関わることから、メモを取りな がらとても熱心に見学されていました。

詳しくはこちらから
  → http://nrife.fra.affrc.go.jp/topics/20080718/topics_20080718.html

 平成20年7月28日(月)〜29日(火)の二日間、神栖市立波崎 第二中学校2年生(4名)を職場体験学習として受け入れました。
 一日目の午前中はビデオ上映で水産工学研究所の紹介をした後、実験 棟の施設見学を行いました。一日目の午後と二日目は水産情報工学部行 動生態情報工学研究室の赤松主任研究員の下で、魚たちの鳴き声などに ついて体験学習を行いました。

  詳しくはこちらから
  → http://nrife.fra.affrc.go.jp/topics/20080728/topics_20080728.html

 平成20年7月31日(木)に波崎少年水産教室の皆さん(40名) が来所されました。波崎少年水産教室は神栖市波崎地区の小・中学生を 対象とし、波崎漁業後継者育成対策協議会が主催する事業活動の一環と して行われ、毎年当研究所の見学に来ています。

  詳しくはこちらから
  → http://nrife.fra.affrc.go.jp/topics/20080731/topics_20080731.html

【お知らせ】

◆おさかな瓦版第24号を刊行しました

 このたび、当センターのニューズレター「おさかな瓦版」第24号を刊行しました。

 シリーズ「瀬戸内海のさかなたち」の第4回目に取り上げたさかな は、「キジハタ」です。瀬戸内海では、アコウとも呼ばれ、白身で非 常に美味しく、刺身や煮付け、鍋物などの高級食材として珍重されます。
 また、「書籍で知る日本の水産」の第10回目は、江戸時代の捕鯨 の様子を浮世絵にした「七浦大漁繁昌之図」を紹介します。
 あんじいの「おさかなクイズ」のコーナーでは、さかなに関する豆 知識などもわかりやすく掲載しています。

 次号は、平成20年10月刊行予定です。

   第24号はこちら
   → http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/letter/no24.pdf

   その他、水研センター発行の刊行物はこちら
   → http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/bull-index.html



◆2008年度日蘭水産養殖ワークショップを開催します

 養殖研究所において、水産総合研究センターとオランダ王国ワーヘ ニンゲン大学研究センター・DLO財団主催、農林水産省農林水産技術会 議とオランダ王国政府関係機関の後援により、2008年度日蘭水産養殖 ワークショップを、8月25日に開催いたします。

  詳しくはこちらから
  → http://nria.fra.affrc.go.jp/event/workshop0808.html#a



◆北洋で標識されたサケ・マスの再捕報告のお願い

 水産総合研究センターでは、NPAFC(北太平洋溯河性魚類委員 会)の国際公海標識プロジェクトの一環として、北洋に生息するサケ の起源確認と行動生態の把握を目的とし、北太平洋公海上で捕獲した サケに標識を付けて放流しています。
 これらの魚が日本沿岸に回帰してくることが想定されますので、発 見及び報告にご協力いただけますようお願いします。

    詳しくはこちらから
  → http://salmon.fra.affrc.go.jp/npafc1000.gif



◆第4回技術交流セミナー「豊かな海を創り、守る−磯焼け対策・藻場造成技術−」の開催

  開催日時 : 平成20年9月5日(金) 午後2時〜5時
  開催場所 : クイーンズフォーラム会議室E(クイーンズタワーB棟7階)
  テ ー マ : 豊かな海を創り、守る−磯焼け対策・藻場造成技術
  講  演 : 「磯焼け対策 −ガイドラインの紹介とその実践−」
        (水産総合研究センター水産工学研究所 環境分析研究室 桑原久実)
         「磯焼け場で海藻を繁茂させる −ウニ、アワビ、海藻を共存させる理想
        の技術−」
        (水産総合研究センター水産工学研究所 水理研究室 川俣 茂)
         「アマモ場造成の新技術開発 −人工暗礁による海域生産力増強手法
         −」
        (水産総合研究センター水産工学研究所 漁場施設研究室 森口朗彦)

    お問い合わせは
     独立行政法人水産総合研究所センター 水産技術交流プラザ
     TEL : 045-227-2718 FAX : 045-227-2704

    詳しくはこちらから
    → http://www.fra.affrc.go.jp/plaza/goannai.html



◆第6回成果発表会「海洋環境変動とさかな・ひと −海がかわる、海がわかる−」の開催

 独立行政法人水産総合研究センターでは、さまざまな形で調査研究 の成果の普及に努めています。そのひとつとして、水産関係者をはじ め広く一般の方達も対象とした成果発表会を毎年開催しています。

 本年も当センターが日頃取り組んでいる調査研究の中から、海洋環 境変動とさかな・ひとと題して下記のとおり5つの成果を紹介します ので、是非ご来場ください。

 ○テーマ:海洋環境変動とさかな・ひと −海がかわる、海がわかる−
 ○日 時:平成20年9月30日(火)13:00〜16:30
 ○会 場:日本消防会館 ニッショーホール(東京都港区虎ノ門2-9-16)
 ○発表内容:
 1.天気と大漁 −気象変化が引き起こす海洋生態系の激変現象−
 2.サンマはまだまだ謎がいっぱい −ここまでわかってきたサンマ資源とその生態−
 3.豊かな藻場を取り戻そう! −磯焼け対策ガイドラインの紹介−
 4.赤潮プランクトンのルーツに迫る −DNAが明かす分布拡大のメカニズム−
 5.温暖化に負けない魚類養殖をめざせ! −水温上昇に適した飼育技術の開発−


 なお、入場は無料ですが、事前参加申し込みをお願いします。ホー ムページ FAX等で受付中ですので、お早めに申し込みください。

  詳しくはこちらから
  → http://www.fra.affrc.go.jp/seika/


【イベント情報】

◆各水研等で開催される一般公開の情報です
  イベントカレンダー → http://www.fra.affrc.go.jp/cgi-bin/event/event.cgi


 ●養殖研究所玉城庁舎一般公開
  開催日 平成20年8月23日 10:00〜15:00
  場 所 養殖研究所玉城庁舎(三重県度会郡玉城町昼田224-1)
  入場料 無料
  概 要 ◆研究者による講演
       ◆研究紹介展示
       ◆メダカの学校(実験コーナー)
       ◆タッチプール
       ◆ミニ水族館
       ◆海藻ラミネート作り
       ◆金魚すくい
       ◆アマゴのつかみ取り

 ○御来場に際してのお願い
 タッチプール・アマゴのつかみ取りでは、服が濡れることもありますので、特にお子様には着替えを御用意下さい。
イベントにより整理券を配布します(定員あり)。
雨天の場合、中止のイベントがあります。

  詳細はこちら → http://nria.fra.affrc.go.jp/event/koukai08/koukai08.html
  お問い合わせ 電話0599−66−1830


 ●日本海区水産研究所一般公開
  開催日 平成20年9月6日 10:00〜15:30
  場 所 日本海区水産研究所(新潟市中央区水道町1-5939-22 )
       マリンピア日本海近く,新潟青陵大学隣り
  入場料 無料
  概 要 ◆サイエンスカフェ −いま日本海で何が起きているか?−
       ◆さわってみよう日本海のさかな
       ◆海洋環境をしらべる
       ◆いま消えつつある日本海サクラマス
       ◆のぞいてみよう調査船みずほ丸の仕事

     
  詳細はこちら → http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/event/H20event/H20koukai.htm
  お問い合わせ 電話025−228−0451


◆「海の調査と魚類はく製展」の開催

 独立行政法人水産総合研究センターは、漁業調査船の模型、調査対象 のマダイ、ヒラメのはく製のほか、海の温暖化によるサンマ漁場変化シ ミュレーションの展示を8月19日(火)〜31日(日)に、横浜マリ タイムミュージアム1階ロビーにて開催します。
 横浜みなとみらい地区にお出かけの際は、是非お立ち寄り下さい。



◆第28回全国豊かな海づくり大会(新潟)に出展します

 全国豊かな海づくり大会は、魚や貝などの水産資源を保護し増やすこと と、海や河川・湖沼などの自然環境を守ることの大切さをみんなで考える 大会で、昭和56年から毎年、海のある都道府県で開催されています。
 28回目の今年は新潟県の朱鷺メッセほか新潟市万代島地区を中心に、 平成20年9月6日(土)7日(日)開催されます。

 水産総合研究センターも、イセエビ、ウナギなどの種苗の水槽展示のほ か、タッチプールやおさかなクイズなど楽しい企画をご用意して皆様の来 場をお待ちしております。

詳しくはこちらから
   →  http://www.wanoumi.net/


【イベント報告】

◆シーフードショーにデビュー!セミナー・展示・試食で水産業関係者や消費者にアピール!

 水産総合研究センターは、7月23日(水)〜25日(金)までの3日 間、東京ビッグサイト東4・5ホールで開催された、第10回ジャパン・ インターナショナルシーフードショーに出展し、日頃の研究開発成果のト ピックスを紹介し、水産・食品等関係企業の方やおさかなモニターのみな さんと意見交換もしました。

   詳しくはこちらから
   → http://www.fra.affrc.go.jp/topics/200723/index.html

 また、会場内セミナールームBにて、7月23日(水)に第3回技術交 流セミナーを行いました。今回は「目指せ養殖革命〜最先端の飼育装置〜」 と題して、養殖業の効率化や安定的な生産に役立つ機器やシステム、飼育 が難しい生物を養殖する技術の開発などについて最新の研究情報をお伝えしました。

   詳しくはこちらから
   → http://www.fra.affrc.go.jp/plaza/200723/index.html

 また、7月24日(木)には同セミナールームBにて、においてまぐろ 研究所セミナー「最新!まぐろ研究事情」を開催しました。

   詳しくはこちらから
   → http://tuna.fra.affrc.go.jp/event/SeaFood.htm


◆全国各地の研究所で一般公開を開催!!

 水産総合研究センターは、7月19日(土)〜8/5日(火)の間、 6箇所の研究所で、日頃の研究開発成果のトピックスを紹介したり、 楽しい企画を通じて地域のみなさんと交流を図りました。

   詳しくはこちらから
   西海区水産研究所石垣支所一般公開の様子
   → http://snf.fra.affrc.go.jp/event/20koukai_i/koukai_i_8.html
   瀬戸内海区水産研究所一般公開の様子
   → http://feis.fra.affrc.go.jp/event/h20koukai/h20houkoku.html
   中央水産研究所高知庁舎一般公開の様子
   → http://nrifs.fra.affrc.go.jp/gyouji/20080719_2/
   中央水産研究所横須賀庁舎一般公開の様子
   → http://nrifs.fra.affrc.go.jp/gyouji/20080719/
   東北区水産研究所一般公開の様子
   → http://tnfri.fra.affrc.go.jp/event/h20/20080802openhouse-end.html
   中央水産研究所日光庁舎一般公開の様子
   → http://nrifs.fra.affrc.go.jp/gyouji/20080805/

   

【プレスリリース報告】

◆南方系海藻の藻場が九州で拡大
    (7月16日プレスリリース)

 水産総合研究センターは、九州各県の水産試験研究機関などとの共同 で南方系ホンダワラ類の九州周辺における分布状況やその影響評価を進 めています。
 調査の結果、これまで分布が九州南岸(主に鹿児島県)に限られてい た南方系ホンダワラ類の藻場が西岸(長崎県)や東岸(宮崎県)でも普 通に見られるようになり、1960〜1970年代と比較して分布が拡大、西岸 域では北上していることも明らかとなりました。また、長崎市周辺には、 多年生種により年中大型海藻が茂っていた“四季藻場”が少なくなり、 代わって、南方系ホンダワラ類が優占し、晩冬から初夏の数ヶ月間以外 は磯焼けになる“春藻場”が多くなっていることも明らかとなってきました。

    詳しくはこちらから
    → http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr20/200716/


◆「水産業エネルギー技術研究会」の発足について
    (7月18日プレスリリース)

 水産総合研究センターは、近年の原油価格の上昇にともなう急激な燃 油価格の高騰による漁船漁業の危機的な状況に対応するために、学識経 験者等で構成する「水産業エネルギー技術研究会」を発足します。研究 会は、我が国の漁船漁業をはじめ養殖業や流通も含めた水産業の効率的 なエネルギーの利用による経営の安定化を図るために、エネルギー消費 構造の実態を把握し、今後取り組むべき研究開発の方向性について検討します。
 研究会は公開とし、8月上旬に第1回目を開催して、水産業における省 エネルギー技術開発の現状をレビュー、緊急に取り組むべき課題、中長 期に取り組む課題を整理し、所要の作業部会を立ち上げ、個別課題について緊急に取り組みます。

    詳しくはこちらから
    → http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr20/200718/


◆世界初!飼育条件下でヤシガニの交接から産卵に至る一連の繁殖に成功
   〜次々に明らかとなる秘められたヤシガニの繁殖生態〜
    (7月31日プレスリリース)

 水産総合研究センターは、南西諸島に生息し、絶滅が危惧されている ヤシガニの繁殖生態の解明を目的として、平成19年6月から平成20年7月 まで沖縄県八重山郡竹富町の鳩間島において野外調査を実施すると同時 に、調査で捕獲したヤシガニの雌雄を研究室に持ち帰り、交接・産卵試 験を行っています。
 平成19年6月に世界で初めて飼育条件下においてペアを交接させるこ とに成功したことを皮切りに、平成20年7月までに合計43回(7月12日現在) の交接に成功しました。さらに、陸上の研究施設内で産卵させるこ とを試みた6個体の雌のうち2個体に受精卵を抱卵させることにも世界で初めて成功しました。

    詳しくはこちらから
    → http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr20/200731-1/


◆「我が国における総合的な水産資源・漁業の管理」のあり方について中間報告を提出
    (7月31日プレスリリース)

 水産総合研究センターは、水産庁からの要望に応え、本年4月から我が 国周辺の水産資源及び漁業の管理のあり方を検討してきました。具体的 にはTAC(漁獲可能量)による漁獲量の量的規制に留まらず、幅広く総合 的な観点から我が国漁業の特徴に見合った「日本型」の水産資源や漁業 の管理のあり方について、水産総合研究センター内外の専門家による検 討委員会を設置して検討するとともに、関係団体や学界等からも意見を 聴取し、中間報告をとりまとめ水産庁に提出しました。

    詳しくはこちらから
    → http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr20/200731-2/


◆水産総合研究センター地球温暖化対策研究戦略の策定
     (8月5日プレスリリース)

 水産総合研究センターは、水産分野における地球温暖化対策研究を総 合的かつ効率的に進めるため、今後5〜10年程度を視野にした水産総合 研究センター地球温暖化対策研究戦略を策定しました。
 水産総合研究センターにおける地球温暖化対策研究は、これまで、豊 富なモニタリングデータをもとに、温暖化の影響評価を中心に進めてき ました。その成果をもとに、海洋と陸域のつながりならびに水産物の生 産から消費者までの全工程を考慮して、より水産資源の安定供給、水産 経営の発展に資する研究開発を推進します。
 得られた成果は直ちにわかりやすい形で国内外に効果的に発信すると ともに、水産業の現場で実証し、普及に努めていきます。

        詳しくはこちらから
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【編集後記】

 毎日暑い日々が続いておりますが、みなさん夏休みはどこかに行かれますか。 これから行くという人は、水分補給をまめにとり、熱中症にはくれぐれも気を つけ、山や川、海と出かけ、レジャーを楽しみましょう。
 また、せっかくの夏休みを楽しく過ごすためにも、夏バテしないよ う、しっかりとした食事・睡眠を心がけたいですね。





 


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