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おさかな通信 (水研センターメールマガジン)

第 72 号    平成22年9月8日
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 読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 今日は、二十四節気による「白露(はくろ)」です。大気が冷えて、露ができ始めるころ と言われていますが、まだまだ、夏のような暑い日が続いています。はやく涼しくなるの が待ち遠しいですね。


【目次】

 ◆プレスリリース報告
    ・完全養殖のウナギ仔魚がシラスウナギに成長しました
    ・運搬船の活用による操業効率の向上に手応え

 ◆シリーズ
    ・新シリーズ「食卓を彩るさかなたち」

 ◆イベントのお知らせ
    ・さっぽろサケフェスタ2010に出展
    ・おさかなセミナーくしろ2010を開催
    ・漁業調査船「北光丸」の一般公開を開催
    ・日本海区水産研究所の一般公開を開催
    ・水産工学研究所の一般公開を開催
    ・中央水産研究所上田庁舎の一般公開を開催

 ◆刊行物のお知らせ
    ・「おさかな瓦版」を刊行

 ◆ローカル便り
    ・第8回ワムシ講座
    ・2010年9月の壁紙カレンダーを配布
    ・ベニザケ成魚を展示
    ・大型クラゲ情報について

 ◆編集後記
    ・担当者のひとりごと

 ◆配信手続き
    ・配信停止・配信先変更等



【プレスリリース報告】

◆完全養殖のウナギ仔魚がシラスウナギに成長しました
〜人工ウナギ種苗の量産化に向けて前進〜

 今年3月に実験室生まれの親ウナギからふ化仔魚を得て「ウナギの完全養殖」を達成し ましたが、その後、この仔魚たちが順調に成育し、8月5日に最初の1尾が無事、シラスウ ナギに成長しました。(9月3日時点で34尾です。)

 詳しくはこちらから
 →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/220831/

◆運搬船の活用による操業効率の向上に手応え
〜北太平洋公海域におけるサンマ漁場開発調査を実施〜

 わが国にとって未利用の公海サンマ魚群を対象とした、さんま棒受網による漁場開発調 査を行い、運搬船を活用した漁獲量増大の可能性を確認するなどの成果を得ました。

 詳しくはこちらから
 →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/220816/


【シリーズ】
  
◆食卓を彩るさかなたち − 13  「サバ」


 私たち水産総合研究センターが調査・研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第13回は、しめサバやみそ煮などでおいしい「サバ」を紹介します。

 
 サバは、「スズキ目サバ科」に分類され、世界の亜熱帯、温帯海域や日本近海に分布す る回遊魚です。日本近海では、主にマサバとゴマサバが生息しています。

 サバは、生息する海域によっても違いますが、12月から6月にかけて、1回に5万から9万 粒を産卵します。産卵場所は、生息する場所が日本海側であれば、東シナ海南部から中部、 朝鮮半島沿岸、九州・山陰沿岸まで、太平洋側であれば伊豆諸島周辺海域を中心に、紀南、 室戸岬沖などにあります。

 ふ化したサバの子どもたちは、オキアミ類などの小型動物プランクトンなどを食べて成 長します。春夏に餌を探すため北上し、秋冬には越冬、産卵するために南下します。およ そ1年で25〜28センチ、2年で29〜32センチ、3年で33〜35センチまで成長します。

 サバ類の漁獲量は、2007年が約456千トン、2008年が約520千トン、2009年が約470千ト ンと約480千トン前後で推移しています。今年は、前年の漁獲と比べると、地域にもより ますが前年並みか上回ると予想されます。

 サバには、生活習慣病の予防などに効果があるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコ サペンタエン酸)が多く含まれています。また、アジと同じく「血合肉」と呼ばれる暗赤 色の部分には、貧血の予防に効果がある鉄分やビタミン、ミネラル類が多く含まれていま す。

 サバは、締めサバ、塩焼き、みそ煮などにしておいしく食べられます。また、京都の棒 寿司や大阪のバッテラなど、各地の郷土料理などにも使われています。もちろん、新鮮で あれば刺身でもおいしいです。マサバとゴマサバの味は、さほど違いがないようですが、 それぞれにあった調理法を見つけて食べ比べてはいかがですか?


 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。

  水生生物情報データベース
    →  http://150.26.214.105/~aquadb/
  わが国周辺の水産資源の現状を知るために
    →  http://abchan.fra.go.jp/
  おさかな豆知識
    →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/kakou/mame/


【イベントのお知らせ】

◆さっぽろサケフェスタ2010に出展します

 さけますセンターは、9月20日にさけ科学館で開催されるさっぽろサケフェスタ2010に 出展します。入場は無料となっていますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さ い。

 ○日 時 : 9月20日(月・祝) 10:00〜16:00
 ○場 所 : さけ科学館(札幌市南区)

   詳しくはこちらから
   →  http://www.sapporo-park.or.jp/sake/misc/sakefesta10.html

◆おさかなセミナーくしろ2010を開催します

 北海道区水産研究所は、関係機関と共に「おさかなセミナーくしろ2010"くじらの話"」 を開催します。お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 【講演会】
 ○日 時 : 9月12日(日) 14:00〜16:30
 ○場 所 : 釧路市立博物館講堂

 【パネル展】
 ○日 時 : 9月18日(土)、19日(日)
 ○場 所 : イオン釧路昭和ショッピングセンター東レストラン入口前

 ○日 時 : 10月19日(火)〜10月24日(日)
 ○場 所 : 釧路市生涯学習センター「まなぼっと幣舞」市民自由広場

   詳しくはこちらから
   →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/H-jouhou/osakana/kujira.htm

◆漁業調査船「北光丸」の一般公開を開催します

 9月25日に、漁業調査船「北光丸」の一般公開を開催します。入場は無料となっていま すので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 ○日 時 : 9月25日(土) 10:00〜15:00
 ○場 所 : 漁業調査船「北光丸」(北海道釧路市知人町官庁船岸壁)
 ○内 容 : 船内観覧、調査機器類の展示、ロープワーク教室 など
 ○その他 : 荒天時は開催を中止する場合があります。
        また、乗船する際は、サンダル・ハイヒール等での乗船や手荷物等の
        持ち込みはご遠慮下さい。

   詳しくはこちらから
   →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/H-jouhou/koukai/2010/2010hokko.htm

◆日本海区水産研究所の一般公開を開催します

 10月2日に、日本海区水産研究所の一般公開を開催します。入場は無料となっています ので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 ○日 時 : 10月2日(土) 10:00〜15:30
 ○場 所 : 日本海区水産研究所(新潟市中央区)
        漁業調査船「みずほ丸」(新潟市中央区 万代島ふ頭)
 ○内 容 : 日本海の魚、調査機器類の展示、魚の解剖、チリメンモンスター観察
        漁業調査船「みずほ丸」の船内公開 など

   詳しくはこちらから
   →  http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/event/H22event/22koukai/22koukai.htm

◆水産工学研究所の一般公開を開催します

 10月2日に、水産工学研究所の一般公開を開催します。入場は無料となっていますので、 お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 ○日 時 : 10月2日(土) 10:00〜15:00
 ○場 所 : 水産工学研究所(茨城県神栖市)
 ○内 容 : 実験施設の公開、講演会、ドジョウつかみ、スタンプラリー など

   詳しくはこちらから
   →  http://nrife.fra.affrc.go.jp/event/ippabkoukai_2010/ippankoukai_2010.html

◆中央水産研究所上田庁舎の一般公開を開催します

 10月9日に、中央水産研究所上田庁舎の一般公開を開催します。入場は無料となってい ますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 ○日 時 : 10月9日(土) 10:00〜16:00
 ○場 所 : 中央水産研究所上田庁舎(長野県上田市)
 ○内 容 : 体験型の研究紹介、釣り堀、魚の試食 など

   詳しくはこちらから
   →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/event/koukai/h22ueda/OpenLab.html


【刊行物のお知らせ】

◆「おさかな瓦版」36号を刊行しました

 このたび、当センターのニュースレター「おさかな瓦版」36号を刊行しました。シリー ズ「三陸のさかなたち」として、「サンマ」をとりあげています。

   詳しくはこちらから
   →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/letter/no36.pdf

   その他の刊行物はこちらから
   →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/bull-index.html


【ローカル便り】

◆「ワムシ講座」を連載しています

 海産魚介類の仔魚(赤ちゃん)のエサに用いられる動物プランクトン「ワムシ」に関する 情報提供のために、栽培漁業センターのホームページ上で「ワムシ講座」を連載していま す。

 第8回目は「培養不調の発生パターンによる原因の推定」です。月1回更新、全12回の予 定で掲載していきます。

   詳しくはこちらから
   →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/15kouza/15kouza_w08.html

◆2010年9月の壁紙カレンダーを配布しています

 栽培漁業の対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料 で配布しています。

 2010年9月の写真は、「サンマ(仔魚)」です。

   詳しくはこちらから →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/05pr/index.html

◆ベニザケ成魚を展示しています

 さけますセンター千歳事業所内の展示施設「さけの里ふれあい広場」において、国産の ベニザケを展示しています。

 展示中のベニザケは、北海道の安平川で獲れたオスの成魚で、10月末頃まで展示を予定 しています。

   詳しくはこちらから
   →  http://salmon.fra.affrc.go.jp/event/2010beni/2010beni.htm

   さけの里ふれあい広場はこちらから
   →  http://salmon.fra.affrc.go.jp/youran/fureai/fureaihiroba.htm

◆大型クラゲ情報について

 大型クラゲの出現動向について、迅速に情報提供を行っていきます。

   詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/


【契約に関する情報】

 水産総合研究センターの入札等に関する情報を、ホームページで公表しています。

   詳しくはこちらから → http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】

 本日9月8日は、国際識字デーです。

 1965年、テヘラン(イラン)で開催された世界文相会議において、パーレビ国王が軍事費 の一部を識字教育に回すことを提案したことを記念して、ユネスコが制定した国際デーで す。(識字とは、「文字の読み書きができる」という意味です。)

 今でも世界中には、戦争や貧困などによって読み書きができない人がたくさんいるそう です。



【配信手続き】

 配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
 また、ご意見・ご感想等も、どしどしお寄せください。

  配信解除、配信先変更等
  →  http://www.fra.affrc.go.jp/mail/index.html

  ご意見・ご感想等  →  www@fra.affrc.go.jp
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編集・刊行・配信:
独立行政法人 水産総合研究センター
経営企画部 広報室

  〒220−6115
  神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-3
              クイーンズタワーB15階
  TEL 045-227-2600(代) FAX 045-227-2700

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