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おさかな通信 (水研センターメールマガジン)

第 75 号    平成22年12月8日
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 読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 今年も残り3週間あまりとなりました。皆さまの今年1年は、どのような年だったのでし ょうか?水研センターは、長年の夢「ウナギの完全養殖」に成功した大きな1年でした。
 今年もインフルエンザが流行しつつあります。くれぐれも忘年会での飲み過ぎ、食べ過 ぎなどあまり無理をせず、楽しい年末年始を迎えたいものです。


【目次】

 ◆プレスリリース報告
    ・平成22年度日本海さば類・マアジ・マイワシ・ブリ長期漁海況予報について

 ◆シリーズ
    ・新シリーズ「食卓を彩るさかなたち」

 ◆イベントのお知らせ
    ・第1回みえ水産フォーラムを開催

 ◆刊行物のお知らせ
    ・「瀬戸内通信」を刊行
    ・「西海(せいかい)」を刊行
    ・「水産技術」を刊行
    ・「北の海から」を刊行

 ◆ローカル便り
    ・第11回ワムシ講座
    ・2010年12月の壁紙カレンダーを配布
    ・大型クラゲ情報について

 ◆編集後記
    ・担当者のひとりごと

 ◆配信手続き
    ・配信停止・配信先変更等



【プレスリリース報告】

◆平成22年度日本海さば類・マアジ・マイワシ・ブリ長期漁海況予報について

 今後(11月〜23年3月)の見通しは、さば類は前年を"下回る"、マアジは"平年並み"、マ イワシは"低調に推移"、ブリは0歳魚、1歳魚は前年を"下回る"、2歳魚以上は前年を"上回 る"と予測されます。

  詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk22/20101124.pdf


【シリーズ】
  
◆食卓を彩るさかなたち − 16  「ヒラメ」


 私たち水産総合研究センターが調査・研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第16回は、"刺身"や"ムニエル"などでおいしい「ヒラメ」を紹介します。

 
 ヒラメは「カレイ目ヒラメ科」に分類され、千島列島から南シナ海まで、ほぼ日本列島 全域に分布する魚です。

 ヒラメは、春から初夏にかけて水深の浅いところで産卵します。生まれてから約2週間 は、普通の魚と同じように体の両側に目があって、体を立てて泳いでいます。徐々に目が 移動し始め、全長が18ミリぐらいになると完全に片側に目が寄り、海底に張り付いて生活 を始めます。

 オスよりもメスの方が成長が早く、海域によって異なりますが、1年で30センチ、2年で 48センチ、3年で60センチにまで成長します。最大でメスが110センチ(14歳)、オスが84.5 センチ(16歳)まで成長したという記録があります。

 漁獲量は、2007年では8136トン、2008年では7500トン、2009年では7200トンと、ここ数 年は7500トン前後で推移しています。また、養殖による生産量は、2007年では4592トン、 2008年では4176トン、2009年では4300トンと、ここ数年は4300トン前後で推移しています が、10年程前は、6000〜8000トンの漁獲量と同等の養殖による生産量がありました。

 ヒラメは、魚類の中で一番放流される数が多い魚です。全国で年間2500万尾前後のヒラ メの稚魚が放流されています。放流される稚魚には、標識がつけられ、どの範囲まで泳い で行くのか、また、どの程度まで成長するのかなど、標識がついた魚を捕まえた漁業者や 釣り人から報告してもらった情報をもとに調査も行っています。

 ヒラメは、刺身、焼きなど、いろいろな料理でおいしくいただけます。

 俗に「左ヒラメに右カレイ」と言われます。目のある黒っぽい側を上にして、目が左側 にあるのがヒラメ、右側にあるのがカレイと、ヒラメとカレイを見分けることで言われて います。もちろん、ヌマガレイなど左側に目があるカレイもいますので、見分けは簡単に はいかないようです。


 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。

  水生生物情報データベース →  http://150.26.214.105/~aquadb/
  わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/
  栽培漁業センター →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/
  おさかな豆知識 →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/kakou/mame/


【イベントのお知らせ】

◆第1回みえ水産フォーラムを開催します

 12月12日に、養殖研究所、三重大学、三重県水産研究所、三重県農水商工部が組織して いる三重地域産学官連携水産研究連絡会議が、第1回みえ水産フォーラム「楽しく学ぼう !三重の養殖〜みえの養殖の今日と明日〜」をテーマに開催します。

 入場は無料ですので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 ○日 時 : 12月12日(日) 13:00〜16:00
 ○場 所 : 生涯学習センター(三重県津市、三重県総合文化センター内)

  詳しくはこちらから →  http://nria.fra.affrc.go.jp/event/etc/miesuisan.html


【刊行物のお知らせ】

◆「瀬戸内通信」第12号を刊行しました

 瀬戸内海区水産研究所は、研究活動やその成果、あるいはトピックスをわかりやすくお 知らせすることを目的として、「瀬戸内通信」を発行しています。

 今号には、「宇宙から藻場の機能を探る」や「瀬戸内海のサワラ資源は本当に回復した のか?前編」などを掲載しています。

  詳しくはこちらから →  http://feis.fra.affrc.go.jp/publi/setotsuu/setotsuu12.pdf

◆「西海(せいかい)」第8号を刊行しました

 西海区水産研究所は、研究活動やその成果、あるいはトピックスをわかりやすくお知ら せすることを目的として、「西海(せいかい)」を発行しています。

 今号には、「水は巡る-大型クラゲの故郷を訪ねてみたい-」や「ちゅら海便り-ナミハ タの産卵集群を守る-」などを掲載しています。

  詳しくはこちらから →  http://snf.fra.affrc.go.jp/print/seikai/seikai_8/seikai_8.pdf


◆「水産技術」第3巻第1号を刊行しました

 当センターと社団法人日本水産学会は、水産業に役立つ技術をいち早く伝え、最新技術 の活用促進を目的として、「水産技術」を刊行しています。

 今号には、「さけます類の人工ふ化放流に関する技術小史(序文)」や「小型水槽飼育に おけるクロマグロ仔魚の初期生残の向上」などが掲載されています。

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/fish_tech/3-1.html

◆「北の海から」第9号を刊行しました

 北海道区水産研究所は、研究活動やその成果、あるいはトピックスをわかりやすくお知 らせすることを目的として、「北の海から」を発行しています。

 今号には、「2010年夏季の北日本周辺海域の表面水温とサケの来遊」や「地球温暖化に そなえて魚類の高温耐性を探る」などを掲載しています。

  詳しくはこちらから
  →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/H-jouhou/news/kankoubutsu/kitanoumikara09.pdf


【ローカル便り】

◆「ワムシ講座」を連載しています

 海産魚介類の仔魚(赤ちゃん)のエサに用いられる動物プランクトン「ワムシ」に関する 情報提供のために、栽培漁業センターのホームページ上で「ワムシ講座」を連載していま す。

 第11回目は「ワムシの質」です。月1回更新、全12回の予定で掲載していきます。

  詳しくはこちらから →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/15kouza/15kouza_w11.html

◆2010年12月の壁紙カレンダーを配布しています

 栽培漁業の対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料 で配布しています。

 2010年12月の写真は、「クロマグロ」です。

  詳しくはこちらから →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/05pr/index.html

◆大型クラゲ情報について

 大型クラゲの出現動向について、迅速に情報提供を行っていきます。

   詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/kurage/


【契約に関する情報】

 水産総合研究センターの入札等に関する情報を、ホームページで公表しています。

   詳しくはこちらから → http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】

 本日12月8日ですが、毎月8日は歯の日、歯ブラシ交換の日です。

 1997年に大手歯磨き、歯ブラシ製造会社が「毎月8日(8日は歯の語呂合わせ)は歯の日と 歯ブラシ交換の日」と制定したそうです。歯ブラシの交換は1ヶ月が目安で、毛先が広がっ てなく、まだ使えそうでもブラシの弾力が弱くなっていて、歯垢などの除去効果が悪くな っているのだそうです。交換した歯ブラシは、年末の大掃除で利用してお役ご免ですね。
 (担当:O)



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