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おさかな通信 (水研センターメールマガジン)

第 76 号    平成23年1月12日
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 読者の皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたし ます。
 昨年は、「ウナギの完全養殖」に成功した年でしたが、本年も昨年以上の成果を発信し ていきたいものです。


【目次】

 ◆プレスリリース報告
      ・2010年水産総合研究センターの主なできごと
      ・水産庁漁業調査船「開洋丸」によるサンマ・アカイカ資源調査
      ・平成22年度第2回太平洋イワシ・アジ・サバ等長期漁海況予報

 ◆シリーズ
      ・新シリーズ「食卓を彩るさかなたち」

 ◆イベントのお知らせ
      ・漁業調査船「陽光丸」一般見学会を開催
      ・第15回地域水産加工技術セミナーを開催

 ◆刊行物のお知らせ
      ・「研究の動き」を刊行
      ・「栽培漁業センター技報」を刊行
      ・「東北水産研究レター」を刊行
      ・「遠洋リサーチ&トピックス」を刊行
      ・「おさかな瓦版」を刊行
      ・「FRANEWS」を刊行

 ◆ローカル便り
      ・日中韓水産用語集データベースを公開
      ・第12回ワムシ講座(最終回)
      ・2011年1月の壁紙カレンダーを配布
      ・平成21年度トド資源調査

 ◆契約に関する情報

 ◆編集後記
      ・担当者のひとりごと

 ◆配信手続き
      ・配信停止・配信先変更等



【プレスリリース報告】

◆2010年水産総合研究センターの主なできごとについて

 2010年にプレスリリースやホームページなどでお知らせしたものの中から、内部選定に より主な研究成果や社会的に反響の大きかったものについてとりまとめました。

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/221222/

◆水産庁漁業調査船「開洋丸」によるサンマ・アカイカ資源調査について

 水産庁は、当センターの協力のもと、1月13日から3月14日に北西太平洋海域におけるサ ンマ及びアカイカの資源調査を、漁業調査船「開洋丸」で実施します。

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/221224/

◆平成22年度第2回太平洋イワシ・アジ・サバ等長期漁海況予報について

 今後(1月〜6月)の見通しは、サバ類は2歳魚主体に前年度を"上回る"海域が多い、マア ジは"低調に推移"、マイワシは相模湾以東では前年を"上回る"、駿河湾以西では"前年並 みか下回る"、カタクチイワシは"前年並みか下回る"、ウルメイワシは"前年並みか下回る 海域が多い"と予測されます。

  詳しくはこちらから →  http://abchan.fra.go.jp/gk22/20101217.html


【シリーズ】
  
◆食卓を彩るさかなたち − 17  「マダイ」


 私たち水産総合研究センターが調査・研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第17回は、"刺身"や"塩焼き"などでおいしい「マダイ」を紹介します。

 
 マダイは「スズキ目タイ科」に分類され、北海道北部を除く日本各地、朝鮮半島、中国、 東南アジアにかけて分布する魚です。語呂合わせから、めでたい食材としてお祝い事など に欠かせない魚です。

 マダイの産卵期は海域によって異なりますが、1〜7月(3〜5月が最盛期)に直径0.8〜1.2 ミリの卵を産卵します。ふ化直後は2.2ミリで、ふ化後3,4日目から餌を食べるようになり ます。1年で12〜19センチ、2年で19〜27センチまで成長します。寿命は20年以上と言われ ています。大きいもので80センチ、10キロ程度まで成長します。

 漁獲量は、2007年1.56万トン、2008年1.57万トン、2009年1.57万トンと、ここ数年は1. 5万トン程度で推移しています。また、養殖による生産量は、2007年6.66万トン、2008年7 .16万トン、2009年6.97万トンと、ここ数年は7万トン前後で推移しており、天然ものの4 〜5倍の生産量があります。また、環境の改善やエサの改良などにより、天然魚とそん色 ない品質の養殖魚を生産できるようになりました。

 マダイを人工ふ化させて飼育しようという試みは、大正時代の末頃から始められていま す。1960年代には、技術が進展して数十万〜100万尾単位の稚魚を育てることが可能とな りました。現在では、全国で年間1400万尾(2008年)のマダイの稚魚が放流されるようにな り、日本各地のマダイの資源を増やしています。

 マダイは、刺身、焼き、鯛めしなど、いろいろな料理でおいしくいただけます。また、 鯛めん、鯛の骨蒸し、浜焼き(以上、瀬戸内海)、鯛の子塩辛(新潟)、鯛みそ(宮城)などの 郷土料理もあります。養殖のおかげで近くのスーパーなどでマダイを簡単に入手できるよ うになりました。いろいろな調理方法で食べたいものです。


 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。

  水生生物情報データベース →  http://150.26.214.105/~aquadb/
  わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/
  栽培漁業センター →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/
  おさかな豆知識 →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/kakou/mame/


【イベントのお知らせ】

◆漁業調査船「陽光丸」一般見学会を開催します

 1月25日に、昨年11月に竣工した漁業調査船「陽光丸」の一般見学会を開催します。

 事前の申込みや入場料は必要ありませんので、ご来場をお待ちしております。

 ○日 時 : 1月25日(火) 13:00〜15:00
 ○場 所 : 長崎港常磐岸壁(長崎県長崎市)

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/2301111/

◆第15回地域水産加工技術セミナーを開催します

 1月26日に、第15回地域水産加工技術セミナーを「来らっせ、食わっせ、銚子の魚〜銚 子の海は魚の宝庫〜」をテーマに開催します。

 入場は無料ですので、ご来場をお待ちしております。

 ○日 時 : 1月26日(水) 13:30〜16:30
 ○場 所 : 銚子市市民センター(千葉県銚子市)

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/2301112/


【刊行物のお知らせ】

◆「研究の動き」第8号を刊行しました

 中央水産研究所は、研究活動やその成果、あるいはトピックスをわかりやすくお知らせ することを目的として、「研究の動き」を発行しています。

 今号には、「環境要因に対する小型浮魚類の産卵応答特性」や「マグロの全ゲノムDNA の概要解読に成功しました」などを掲載しています。

  詳しくはこちらから →  http://nrifs.fra.affrc.go.jp/ugoki/22/pdf/CRA_nrifs08.pdf

◆「栽培漁業センター技報」第12号を刊行しました

 栽培漁業に関する技術開発の成果のうち、早急に普及するべきものなどを、迅速に公表 していくことを目的として、「栽培漁業センター技報」を刊行しています。

 今号には、「ブリ当歳魚の成長に及ぼす飼育水温の影響」や「アカアマダイ人工種苗へ 装着したイラストマー標識の有効性」などを掲載しています。

  詳しくはこちらから
      →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/03kankou/032gihou/gihou-no12.pdf

◆「東北水産研究レター」第18号を刊行しました

 東北区水産研究所は、研究活動やその成果、あるいはトピックスをわかりやすくお知ら せすることを目的として、「東北水産研究レター」を発行しています。

 今号には、「動物プランクトン標本ライブラリーが完成!」と「魚類資源変動の影の主 役【動物プランクトン】」を掲載しています。

  詳しくはこちらから →  http://tnfri.fra.affrc.go.jp/pub/letter/18/18.pdf

◆「遠洋リサーチ&トピックス」第9号を刊行しました

 遠洋水産研究所の研究活動やその成果、あるいはトピックスをわかりやすくお知らせす ることを目的として、「遠洋リサーチ&トピックス」を発行しています。

 今号は、「特集:最新の中西部太平洋カツオ資源評価結果とカツオ研究の現状」などを 掲載しています。

  詳しくはこちらから →  http://fsf.fra.affrc.go.jp/enyo_rt/rt9.pdf

◆「おさかな瓦版」38号を刊行しました

 当センターのニュースレター「おさかな瓦版」38号を刊行しました。シリーズ「三陸の さかなたち」では、「エゾアワビ」をとりあげています。

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/letter/no38.pdf

◆「FRANEWS」25号を刊行しました

 当センターの広報誌「FRANEWS」25号を刊行しました。今号の特集は、「貝類の研究」 です。

 貝類は、日ごろなじみ深く、人類の歴史とも深い関わりがあります。日本の貝類の生産 量が著しく減少しているため、増やすための調査研究や技術開発などを、わかりやすく紹 介しています。

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/news/fnews25.pdf
  その他の刊行物はこちらから
              →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/bull-index.html


【ローカル便り】

◆日中韓水産用語集データベースを公開しました

 書籍「韓・中・日水産用語集」に掲載されている用語に基づいた、日中韓水産用語集デ ータベースを作成し、公開しました。

 水産に関係する方々にはもとより、一般の方にも役に立つものになることを期待してい ます。

  詳しくはこちらから →  https://www.fishery-terminology.jp/

◆「ワムシ講座」を連載しています

 海産魚介類の仔魚(赤ちゃん)のエサに用いられる動物プランクトン「ワムシ」に関する 情報提供のために、栽培漁業センターのホームページ上で「ワムシ講座」を連載していま す。

 第12回目(最終回)は「ワムシ研究の今後の課題」です。

  詳しくはこちらから →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/15kouza/15kouza_w12.html

◆2011年1月の壁紙カレンダーを配布しています

 栽培漁業の対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料 で配布しています。

 2011年1月の写真は、「タイマイ」です。

  詳しくはこちらから →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/05pr/index.html

◆平成21年度トド資源調査について

 北海道区水産研究所は、平成16年度から水産庁委託「国際資源調査等推進対策事業」の 一環として、トド資源調査を実施しています。

 本調査では、北海道沿岸への来遊状況、被害状況等の把握、回遊経路等について行って います。

   詳しくはこちらから →  http://hnf.fra.affrc.go.jp/H-jouhou/todo/todo21.sec.pdf


【契約に関する情報】

 水産総合研究センターの入札等に関する情報を、ホームページで公表しています。

   詳しくはこちらから → http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】

 本日1月12日は、スキーの日です。

 1911年、オーストリアのレルヒ少佐が、新潟県の陸軍歩兵隊の青年将校に初めてスキー の指導を行ったことから、1994年に大手スポーツ用品メーカーが制定しました。世界スノ ーボードの日(ウインタースポーツが本格化する12月の日曜日。去年は12月19日。)もある ようですが、年々スキーやスノーボードをする人が減っているそうです。また、昔の様に スキーを始めるのも良いですね。
 (担当:O)



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  ご意見・ご感想等  →  www@fra.affrc.go.jp
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