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おさかな通信 (水研センターメールマガジン)

第 77 号    平成23年2月9日
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 読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 立春がすぎ、暦の上では春になりましたが、春を感じるには早いような気がします。イ ンフルエンザが流行っていますので、かからないよう手洗いやうがいなどを心がけ、予防 に努めたいものです。


【目次】

 ◆プレスリリース報告
      ・人類が初めて目にした天然ウナギ卵について

 ◆シリーズ
      ・シリーズ「食卓を彩るさかなたち」

 ◆イベントのお知らせ
      ・ジャパン・インターナショナル・シーフードショーに出展

 ◆刊行物のお知らせ
      ・「研究報告」を刊行

 ◆ローカル便り
      ・2011年2月の壁紙カレンダーを配布

 ◆契約に関する情報

 ◆編集後記
      ・担当者のひとりごと

 ◆配信手続き
      ・配信停止・配信先変更等



【プレスリリース報告】

◆人類が初めて目にした天然ウナギ卵−ウナギ産卵場2000年の謎を解く−

 2008年より共同でウナギ産卵場調査に取り組んでいる東京大学海洋研究所(現東京大学 大気海洋研究所)と当センターは、2009年5月の新月に、世界初となる天然ウナギ卵31粒を 西マリアナ海嶺南端部で採集することに成功しました。

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/230202/


【シリーズ】
  
◆食卓を彩るさかなたち − 18  「マガキ」


 私たち水産総合研究センターが調査・研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第18回は、"鍋の具材"や"フライ"などでおいしい「マガキ」を紹介します。

 
 マガキは「カキ目イタボガキ科」に分類され、日本全国から朝鮮半島、中国にかけて分 布する二枚貝類です。栄養が豊富なことから、「海のミルク」ともいわれています。

 マガキは夏に産卵します。受精した卵は、5時間ほどで繊毛がついた幼生となり、海中 を泳ぎ回ります。その後、アルファベットの"D"の形をした殻を持つ幼生になります。形 と大きさを変えながら成長して、2〜3週間ほどすると貝殻などに付着して成長します。

 カキ類の養殖生産量(殻付き)は、2007年で20.4万トン、2008年で19.0万トン、2009年で 20.9万トンで、ここ数年は20万トン前後で推移しています。

 縄文時代の貝塚から数多くのカキ殻が見つかっていることから、カキは大昔から食べら れていたことがわかります。世界でみると、古代ローマ時代から養殖が行われていたとい われており、現在のような養殖が始まったのは、1860年代以降のようです。

 日本では、天文年間(1532〜55)に現在の広島で養殖法が発明され、寛永年間(1624〜44) に石まき養殖が行われていたという記録があります。それ以来、技術的な改良が図られ、 現在の垂下養殖法や延縄養殖法のような海を立体的に利用した養殖産業に発展しました。

 カキは、生食、焼きガキ、フライや鍋の具材などでおいしくいただけます。岡山県では、 お好み焼きとしても食べるそうです。

 現在、日本各地でブランド化したカキが売り出されています。また、最近ではオイスタ ーバーが定着してきて、日本のみならず世界のカキも食べられるようになってきました。 いろいろなカキを食べ比べてみたいものですね。


 詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。

  水生生物情報データベース →  http://150.26.214.105/~aquadb/


【イベントのお知らせ】

◆ジャパン・インターナショナル・シーフードショーに出展します

 2月15日、16日の両日に、第8回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー大阪 がアジア太平洋トレードセンターATCホール(大阪市住之江区)で開催されます。

 当センターは、会場内のブースで技術情報や試作品等を展示、第13回技術交流セミナー として2件の講演を予定しています。

 ※参加は無料ですが、事前に登録する必要があります。

 ○日 時 : 2月15日 10:00〜17:00、2月16日 10:00〜16:00
 ○場 所 : ATCホール(アジア太平洋トレードセンター内、大阪市住之江区)

  詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/plaza/230216/
  ジャパン・インターナショナル・シーフードショーのHPはこちらから
              →  http://www.exhibitiontech.com/seafood/index.html


【刊行物のお知らせ】

◆「研究報告」第32号、第33号を刊行しました

 当センター「研究報告」第32号、第33号を刊行しました。

 第32号では2008年8月に開催した東アジアにおける磯焼けの現状とその対策シンポジウ ムの発表要旨(英文)を、第33号では「化学物質に対する海水魚の感受性とその種間差に関 する研究(博士号論文)」を掲載しています。

  詳しくはこちらから
  第32号 →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/bull/bull32/index.html
  第33号 →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/bull/bull33/index.html
  その他の刊行物はこちらから
        →  http://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/bull-index.html


【ローカル便り】

◆2011年2月の壁紙カレンダーを配布しています

 栽培漁業の対象種や、めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、無料 で配布しています。

 2011年2月の写真は、「トヤマエビ」です。

  詳しくはこちらから →  http://ncse.fra.affrc.go.jp/05pr/index.html


【契約に関する情報】

 水産総合研究センターの入札等に関する情報を、ホームページで公表しています。

   詳しくはこちらから → http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】

 本日2月9日は、フグの日です。

 1980年に「2(ふ)月9(く)日」の語呂合わせから、下関フク連盟が制定しました(下関で は、フグ(河豚)のことを「フク」と発音するそうです。)。「2・9」の語呂合わせといえ ば「ニク(肉)」がピンときてしまいますが、冬はフグがおいしい季節です。最近では養殖 が盛んになり、気軽に食べられるものもありますので、ぜひご賞味下さい。
 (担当:O)



【配信手続き】

 配信停止、配信先変更等は下記URLにて手続き願います。
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  ご意見・ご感想等  →  www@fra.affrc.go.jp
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