FRA:独立行政法人 水産総合研究センター
おさかな通信 第 89 号 (平成24年2月8日発行)

 読者の皆さま、 いかがお過ごしでしょうか。
 立春 (2月4日) を過ぎ、 暦の上では春を迎えました。 ちょっと暖かくなったかなと思うと急に寒くなったりと、 気を抜くと風邪をひいてしまいそうです。 インフルエンザが流行っていますので、 手洗いやうがいなどをして健康管理には十分注意したいものです。


【目次】
◆ お知らせ
・ 平成23年度海洋水産資源開発事業成果報告会を開催
・ 第9回 「シーフードショー大阪」 に出展て
・ 東北区水産研究所成果報告会を開催
・ 「丹後の海の恵みを生かす」 試験研究成果発表会の開催
・ 第9回国際沿岸防災ワークショップの開催
・ 東日本大震災関連情報について
◆ シリーズ
・ 食卓を彩るさかなたち
◆ 今月の壁紙
◆ 契約に関する情報
◆ 編集後記
・担当者のひとりごと
◆ 配信手続き
・配信停止・配信先変更等


【お知らせ】
◆ 平成23年度海洋水産資源開発事業成果報告会の開催
 開発調査センターは、 2月13日に平成23年度海洋水産資源開発事業成果報告会 「漁船漁業の新たなビジネスモデルの構築に向けて」 をテーマに開催します。
 入場は無料ですが、 事前にお申し込みの上ご参加下さい。

○日 時 : 平成24年 2月13日 (月) 14:00 〜 18:00
○場 所 : ルポール麹町 (東京都千代田区平河町)
○その他 : 2月 9日 (木) までに事前登録をお願いします。

詳しくはこちらから →  http://jamarc.fra.affrc.go.jp/conference2011/index.htm

◆ 第9回 「シーフードショー大阪」 に出展
 水研センターは、 2月14、 15日の両日に行われる第9回シーフードショー大阪に出展します。 会場内のブースで、 技術情報や試作品等の展示、 第17回技術交流セミナーとして2件の講演を予定しています。

○日 時 : 2012年 2月14日 (火) 10:00 〜 17:00、 2月15日 (水) 10:00 〜 16:00
○場 所 : アジア太平洋トレードセンター内ATCホール (大阪市住之江区南港北)

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/plaza/invitation.html
第9回シーフードショー大阪のページはこちらから →  http://www.exhibitiontech.com/seafood/

◆ 東北区水産研究所成果報告会を開催
 東北区水産研究所は、 2月18日に東北区水産研究所成果報告会 「東日本大震災の漁業への影響と今後の調査研究」 をテーマに開催します。
 入場は無料ですが、 定員に限りがありますので、 お早めにお申し込み下さい。

○日 時 : 平成24年 2月18日 (土) 13:30 〜 15:30
○場 所 : TKPガーデンシティ仙台 (宮城県仙台市青葉区中央)

詳しくはこちらから →  http://tnfri.fra.affrc.go.jp/event/h23/20120218seika/20120218seika.pdf

◆ 「丹後の海の恵みを生かす」 試験研究成果発表会の開催
 日本海区水産研究所は、 2月21日に開催される 「丹後の海の恵みを生かす」 試験研究成果発表会 (京都府農林水産技術センター海洋センター主催) で、 「丹後海のアカアマダイを増やす」 取り組みを紹介します。
 入場は無料ですので、 ぜひご参加下さい。

○日 時 : 平成24年 2月21日 (火) 13:30 〜 16:20
○場 所 : みやづ歴史の館 (京都府宮津市鶴賀)

詳しくはこちらから →  http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/event/h23kyotoseika/

◆ 第9回国際沿岸防災ワークショップの開催
 水研センターは、 (独) 港湾空港技術研究所、 (独) 開洋研究開発機構、 国土交通省港湾局、 国土交通省国土技術政策総合研究所、 (財) 沿岸技術研究センターとともに、 第9回国際沿岸防災ワークショップ 「豊かな海との共生を考えた地震 ・ 津波防災に向けて」 をテーマに開催します。
 入場は無料ですが、 事前にお申し込みの上ご参加下さい。

○日 時 : 平成24年 2月24日 (金) 10:20 〜 18:10
○場 所 : よみうりホール (東京都千代田区有楽町)

詳しくはこちらから →  http://nrife.fra.affrc.go.jp/topics/topics_index.html

◆ 東日本大震災関連情報について
 水研センターで行っている、東日本大震災関連の調査・研究などの情報をホームページで公開しています。その中で、水産庁の要請により調査、測定した水産物等の放射能物質調査結果等も公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/tohokueq/index.html
水産物放射能物質調査結果はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/result.html
放射能影響調査等の測定結果はこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/eq/effects.html


【シリーズ】
◆ 食卓を彩るさかなたち − 29  「トラフグ」

 私たち水研センターが調査・ 研究をしている主な魚介類を紹介していきます。 第29回は、 "刺し身" や "なべ物" などでおいしい 「トラフグ」 を紹介します。

 トラフグは 「フグ目フグ科」 に分類され、 北海道室蘭より南の太平洋、 日本海、 朝鮮半島西岸、 黄海、 東海に分布しています。 おちょぼ口のカワハギやマンボウも、 同じフグ目ですので、 広い意味ではフグの仲間になります。

 トラフグの産卵期は、 3月下旬に九州南部から始まり、 水温の上昇とともに北上します。 能登島付近では 4〜 6月です。 海底が 2ミリ以上の粒の小石が混じる砂場で、 直径が 1ミリ程度の粘着性のある卵を産みます。

 10日前後でふ化した仔魚 (子ども) の体長は 3ミリ程度ですが、 1年で 20〜30センチ、 2年で 35〜40センチ、 3年で45センチ程度まで成長します。 食性は、 稚魚になるまでは動物プランクトンなど小さなものを食べますが、 大きくなるにつれて小型のエビ類やカニ類、 イワシ類の幼魚を、 成魚になるとエビ類、 カニ類、 魚類などを食べるようになります。

 ふぐ類 (トラフグ属とサバフグ属のフグ) の漁獲量は、 2008年で 5,207トン、 2009年で 4,184トン、 2010年で 4,900トン (概数) と 5,000トン前後で推移しています。 また、 養殖 (トラフグ属のフグ) でも、 2008年で 4,138トン、 2009年で 4,680トン、 2010年で 4,500トン (概数) と、 漁獲量とほとんど差がないほどの生産量があります。

 トラフグの養殖は、 1964年に山口県で種苗の生産に成功したことが始まりです。 その後、 飼育や生産の技術が確立して、 1980年頃からマダイやブリに次ぐ養殖の対象魚種になりました。

 トラフグは、 刺し身やなべ物の具材として、 また、 揚げ物などでおいしくいただけます。 白子や皮などもおいしいです。 ただし、 ご存じのとおりフグには 「テトロドトキシン」 と呼ばれる毒がありますので、 ふぐ類の処理をするための免許 (フグ調理師等) が条例で定められています。

 下関では、 フグを 「ふく」 と呼んでいます。 明日 2月 9日は語呂合わせから 「フグの日」 です。 そういえば、 今シリーズも 「29 (ふく)」 ですね。 ニク (肉) もいいですが、 フクを食べたいものです。


詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。
 水生生物情報データベース →  http://aquadb.fra.affrc.go.jp/~aquadb/
 わが国周辺の水産資源の現状を知るために →  http://abchan.fra.go.jp/


【今月の壁紙】
水研センターの研究対象種や、 めったに見られない魚の赤ちゃんなどの壁紙カレンダーを、 無料で配布しています。
2012年 2月, 3月の写真は、 「ホッコクアカエビ」 です。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/fun/index.html


【契約に関する情報】
水研センターの入札等に関する情報を、 ホームページ上で公表しています。

詳しくはこちらから →  http://www.fra.affrc.go.jp/keiyaku/


【編集後記】
 本日 2月 8日は、 「日本縦貫光ケーブルルートが完成した日」 です。

 1985年のこの日、 日本電電公社 (現在のNTT) が旭川から鹿児島までの太平洋側の主要都市を結んだ、 日本縦断の光ケーブルのルートを完成させました。
 今の通信技術の進歩はすさまじいものですが、 20年以上も前から整備がされていたんですね。 (担当:O)


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ご意見・ご感想等 → www@fra.affrc.go.jp