プレスリリース

平成17年10月20日
水  産  庁
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲ出現状況等集計速報について
(10月20日現在)


 関係都道府県、漁業団体等の協力により、平成17年10月12日(水)から19日(水)までに寄せられた大型クラゲの出現状況に関する情報を以下のとおり取りまとめたので、お知らせします。

1.分布範囲(別紙参照
  大型クラゲは、北海道(日本海側は利尻島沖、太平洋側は襟裳岬付近)や福島県いわき市沖などでも出現が報告されています。四国沖、紀伊半島、東海地方、関東地方でも出現が確認されており、日本列島の広い範囲で出現が確認されています。また、日本海の中央部にも大型クラゲが分布していることが舞鶴海洋気象台の報告から明らかになりました。

2.来遊量
  日本海の広い範囲及び太平洋側の青森県、岩手県の定置網では、1回の網揚げで数百個体以上入網しているとの報告が多数寄せられています。特に山口県及び若狭湾から秋田県にかけての日本海側と青森県の全域では、定置網で1回の網揚げで千個体以上が入網しています。一方、東シナ海では、一時期に比べて、出現量が減少する傾向にあります。底びき網や定置網で入網している大型クラゲのサイズは、依然として傘径で20cmから1m以上と様々なサイズのものが混じっています。

3.漁業被害
  大型クラゲの大量入網などにより、漁撈作業の遅延、漁獲物の鮮度低下といった被害報告が多く寄せられています。また、大型クラゲの大量入網が原因で、休漁状態が続いているとの報告も寄せられています。

4.その他
  10月18日、独立行政法人水産総合研究センターから、大型クラゲ来遊予測の第2報がプレスリリースされました。本予報では、大型クラゲの濃密分布群の今後の動向が予測されています。【http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr17/171018/kurage1.pdf】

 なお、大型クラゲの出現状況に係る最新情報については、独立行政法人水産総合研究センター日本海区水産研究所のホームページ【http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/】でご覧いただけます。



本件照会先:
水産庁
増殖推進部 研究指導課 企画調整班 坂本幸彦、藤原由実 TEL 03-3502-8111(内線7314、7315) 直通:03-3502-0358

独立行政法人 水産総合研究センター
総合企画部 皆川 惠 TEL:045-227-2624
日本海区水産研究所 日本海海洋環境部 飯泉 仁 TEL:025-228-0587