プレスリリース

平成17年12月19日
水  産  庁
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲに関する
第2回日中韓国際共同ワークショップの結果について


1.開催日程  平成17年12月15日(木)~16日(金)

2.場  所   JIN SHA HOTEL(中華人民共和国 上海市)

3.参加者
   日本:代表 飯泉仁((独)水産総合研究センター)ほか11名
   中国:代表 程家?(中国水産科学研究院東海水産研究所)ほか27名
   韓国:代表 尹元得(韓国国立水産科学院) ほか4名

4.概要
(1)三ヵ国の研究者から、大型クラゲの発生状況や生態、発生原因、利用加工技術や対策漁具等についての研究成果等の報告があった。特に発生地については、沿岸ではなく、黄海の比較的水深の深いところであるとの報告が中国側よりなされた。
(2)日本からは、東シナ海海域における日中韓三ヵ国による共同調査の提案を行った。参加した研究者間で内容を検討し、各国が責任を持って調査を行い、成果を共有することとした。また、調査に当たっては、我が国の漁業調査船を用いることが可能であることを伝えた。今後の手続き等については、外交ルート等を通じて行うこととした。
(3)また、日本から、大型クラゲの出現・分布状況について三ヵ国間で定期的に情報交換を行うことを提案し、各国の賛同を得た。今後、研究者間で様式を決め、情報交換を開始することとした。
(4)今後も、ワークショップを定期的に継続することとした。


写真資料

本件照会先:
水産庁
増殖推進部 研究指導課 企画調整班 坂本幸彦、藤原由実 TEL 03-3502-8111(内線7314、7315) 直通:03-3502-0358

独立行政法人 水産総合研究センター
総合企画部 皆川 惠 TEL:045-227-2624
日本海区水産研究所 日本海海洋環境部 飯泉 仁 TEL:025-228-0587