プレスリリース
平成18年1月19日
水 産 庁
独立行政法人水産総合研究センター
水 産 庁
独立行政法人水産総合研究センター
大型クラゲ出現状況等集計速報について
(1月19日現在)
(1月19日現在)
関係都道府県、漁業団体等の協力により、平成18年1月7日から平成18年1月18日までに寄せられた大型クラゲの出現状況に関する情報を以下のとおり取りまとめたので、お知らせします。
1.分布範囲(別紙参照)
大型クラゲは、山口県西部から北海道の日本海及び太平洋側の三陸沖を中心として青森県から千葉県まで出現が確認されています。
2.出現量
島根県から青森県及び岩手県の定置網では、海域により異なるものの、1回の網揚げで数百個体以上が入網しているとの報告が寄せられています。特に島根県 東部では7千個体、福井県若狭湾では3千個体が入網し、また、新潟県佐渡沖及び青森県太平洋側などでは数百個体が入網したとの報告が寄せられています。また、山形県の底曳網や島根県及び岩手県の定置網などでへい死個体が多く入網しているとの報告が寄せられています。底びき網や定置網で入網している大型クラゲのサイズは、傘径で20cmから2mと様々なサイズのものが混じっていますが、秋田県中部及び岩手県北部では50cm前後の小型のものが入網しているとの報告も寄せられています。
3.漁業被害
大型クラゲの大量入網などにより、漁労作業の遅延、漁獲物の鮮度低下といった被害報告が多く寄せられています。また、大型クラゲの大量入網が原因で山形県の底曳網などで漁具が破損したとの報告が寄せられています。
なお、大型クラゲの出現状況に係る最新情報については、独立行政法人水産総合研究センター日本海区水産研究所のホームページ【http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/】でご覧いただけます。
本件照会先:
水産庁
増殖推進部 研究指導課 企画調整班 坂本幸彦、太田洋昌 TEL 03-3502-8111(内線7314、7315) 直通:03-3502-0358
独立行政法人 水産総合研究センター
総合企画部 皆川 惠 TEL:045-227-2624
日本海区水産研究所 日本海海洋環境部 飯泉 仁 TEL:025-228-0587
水産庁
増殖推進部 研究指導課 企画調整班 坂本幸彦、太田洋昌 TEL 03-3502-8111(内線7314、7315) 直通:03-3502-0358
独立行政法人 水産総合研究センター
総合企画部 皆川 惠 TEL:045-227-2624
日本海区水産研究所 日本海海洋環境部 飯泉 仁 TEL:025-228-0587