プレスリリース

平成18年12月20日
独立行政法人水産総合研究センター
シンポジウム
『ウニを獲って藻場を回復しよう』の開催について


 国内各地で問題になっている、海藻の消失、いわゆる「磯焼け」は、海藻と海藻を食べるウニとのバランスの崩壊が大きな要因の一つと考えられ、ウニの除去が効果的と言われています。 しかしながら、ウニ除去対策の多くは研究段階に留まっており、広大な浅海漁場においてウニ除去計画を立てるために必要な目標ウニ密度、作業効率(手法、労力、経費)、除去後のウニの取扱や海底のメンテナンスに関する知見は依然として乏しい状況にあります。 更に、近年の漁村における人口減少や高齢化に伴う担い手不足も適切な漁場管理に大きな影響を与えています。

そこで、独立行政法人水産総合研究センター水産工学研究所が主催して、ウニの摂食圧をいかに効率的に抑えて藻場を回復していくかをテーマに、シンポジウムを開催致します。

効率的なウニの密度管理や見入り改善の方法などについて、研究機関、行政、企業並びに漁業関係など幅広い分野からの講演を準備しております。ふるってご参加下さい。


1.日  時 平成19年1月12日(金) 10:00~17:00
2.場  所 国立大学法人 東京海洋大学 「楽水会館」
        〒108-8477 東京都港区港南4-5-7
                 TEL:03-5463-0400(代)
3.申込み等 12月28日(木)までに、①所属団体名、②氏名、③シンポジウム後の交流会参加・不参加を記入し、水産工学研究所 桑原までメ-ルまたはFAXでお知らせ下さい

  (参考資料

本件照会先:
水  産  庁
漁港漁場整備部 整備課 阿部、梅津 TEL: 03-3591-5614
水産庁ホームページ掲載先URL http://www.jfa.maff.go.jp/gyokogyojo/index.htm

独立行政法人 水産総合研究センター
水産工学研究所 水産土木工学部 環境分析研究室長 桑原久実 TEL:0479-44-5935 FAX:0479-44-1875
水産総合研究センターホームページ掲載先URL http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr18/index.html