プレスリリース
平成19年7月31日
独立行政法人水産総合研究センター
独立行政法人水産総合研究センター
大型さんま棒受網漁船による公海サンマ資源調査結果概要
水産総合研究センターでは、大型さんま棒受網漁船の経営の安定を図るため、未利用資源である公海を中心とする北太平洋のサンマ資源を対象とした調査を実施するとお知らせしました(平成19年5月17日プレスリリース)。 本年度の調査が終了しましたので、その概要をお知らせします。
調査は平成19年5月20日~7月20日まで大型さんま棒受網漁船「第六十三幸漁丸」(199トン)を用船して北太平洋の公海で6航海(操業回数195)実施し、合計267トンを水揚げしました。調査開始当初は100~130gが主体で、脂質含量も4%程度でしたが、7月にはいると150gを超える個体の割合が多くなり、脂質含量も20%を上回りました。
漁獲したサンマは全量釧路に水揚げし、ミール向けを主体として、一部は輸出向けのサンプルとして製品化しました。
本年度の調査を通じて、公海でのサンマ資源の有効利用を進めていくための様々な情報を収集することができました。 これらの結果を基に、既存の国内市場と競合しない市場開発のための今後の調査の進め方について検討していきます。
(参考資料)
本件照会先:
独立行政法人 水産総合研究センター
経営企画部 広報室 スポークスマン 本間広巳 TEL:045-227-2624
開発調査センター 底魚・頭足類開発調査グループ リーダー 小河道生 TEL:045-227-2729
サブリーダー 越智洋介 TEL::045-227-2734
独立行政法人 水産総合研究センター
経営企画部 広報室 スポークスマン 本間広巳 TEL:045-227-2624
開発調査センター 底魚・頭足類開発調査グループ リーダー 小河道生 TEL:045-227-2729
サブリーダー 越智洋介 TEL::045-227-2734