プレスリリース

平成21年3月25日
独立行政法人水産総合研究センター
ウナギ産卵生態調査について日本水産学会で発表

 独立行政法人水産総合研究センターと水産庁は、昨年ウナギの産卵生態調査を実施し、6月と8月に世界初となる成熟したウナギの捕獲に成功したことを平成20年9月22日にお知らせしました。その後、捕獲した標本 などについて当センターはじめ関係研究機関で分析を行ってきたところです。

 これら一連の調査の結果や経過報告などについては、下記のとおり他の研究機関と協力して、東京海洋大学(品川キャンパス)で開催される平成21年度日本水産学会春季大会で発表する予定ですのでお知らせします(3月28日(土)、第4会場)。


  •   ①世界初の天然ウナギ成熟個体捕獲  講演番号427
  •   ②産卵後の雌ウナギの捕獲  講演番号428
  •   ③ウナギ親魚の形態、年齢 生活履歴  講演番号429
  •   ④成魚捕獲海域の海洋構造  講演番号430
  •   ⑤プレレプトセファルスの採集と産卵地点  講演番号431
  •   ⑥人工ウナギ仔魚の洋上飼育の試み(成長)  講演番号432
  •   ⑦人工ウナギ仔魚の洋上飼育の試み(餌)  講演番号433
  •   ⑧ウナギを含むカライワシ上目葉形仔魚の分類と分布特性  講演番号434
  •   ⑨ウナギ捕獲類似水深における魚類相  講演番号435


本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
経営企画部 広報室 スポークスマン 本間広巳 TEL:045-227-2624
中央水産研究所 浅海増殖部 浅海生態系研究室長 張 成年 TEL:045-788-9408