プレスリリース

令和 2年 2月 3日
国立研究開発法人水産研究・教育機構


令和2年ひき縄を対象としたカツオ春漁予測

 国立研究開発法人 水産研究・教育機構では、国際漁業資源評価調査・情報提供委託事業(水産庁)のもとで、平成29 年度にひき縄船を対象としたカツオ春漁の来遊量予測を開始しました。令和元年度からは、水産資源調査・評価推進委託事業のうち国際水産資源調査・評価事業のもとで継続しています。国際水産資源研究所、中央水産研究所及び関係試験研究機関により1 月23日(木)に検討し、以下の予測をとりまとめましたので、その結果を公表します。

【令和 2年春季・高知県から三重県に至る海域へのカツオ来遊量】
 令和 2年春季の高知県から三重県に至る海域へのカツオ来遊量の水準は、昨年及び過去5 年平均(平成27~31 年)を上回ると予測された*。
*黒潮の大蛇行に伴い、沿岸域のひき縄漁場にはカツオが来遊しない19℃未満の水温が広がるため、沿岸域での漁獲は少ない可能性がある。

説明資料

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問い合わせ先
国立研究開発法人水産研究・教育機構国際水産資源研究所
  担当:業務推進部 岩崎、余川
  かつお・まぐろ資源部 清藤、藤岡、南
電話:054-336-6043(かつおグループ)ファックス:054-335-9642