プレスリリース

令和4年 6月 8日
国立研究開発法人 水産研究・教育機構



日本周辺の海況を一体的に予測する新たなシステムの運用開始
-水産資源の変動要因などの研究に活用-
ポイント
  • ・ 新しい海況予測システムを運用開始。
  • ・ 新システムは、太平洋、日本海及び東シナ海の海況を一体的に予測。
  • ・ 新システムは、漁場形成の予測、水産資源の変動予測、資源変動要因の解明、大型クラゲの来遊予測等に貢献。
  • ・ 新システムは一般に公開。都道府県試験研究機関には詳細なデータも提供。
 水産研究・教育機構は、新たな我が国周辺の海況予測システム (FRA-ROMS II※)の運用を開始しました。
 FRA-ROMS IIは、従来のシステムから日本海のデータを強化する等の改良を行い、太平洋、日本海及び東シナ海の海況(海水温や海流の向きや速さなど)の一体的な予測を可能としたシステムです。
 当機構では、FRA-ROMS IIによる我が国周辺海域の一体的な海況予測を、漁場形成の予測、水産資源の変動予測や変動要因の解明、大型クラゲの来遊予測などの水産海洋研究の基盤情報として活用していきます。
 FRA-ROMS IIを利用した海水温や流れ等の現況図と2か月先までの予測図を、当機構のホームページで公開し、漁業者や海を利用する一般の方々にも有用な情報を提供します。また、都道府県水産試験研究機関等には、詳細なデータの提供も行います。
 FRA-ROMS IIは水産庁「水産資源調査・評価推進委託事業」により運用を行っています。
 ※ Fisheries Research Agency - Regional Ocean Modeling System IIの略。IIは改良版を意味しています。

 FRA-ROMS IIホームページURL:https://fra-roms.fra.go.jp/fra-roms/

参考資料

本件照会先:
国立研究開発法人 水産研究・教育機構
(研究担当者)水産資源研究所 海洋環境部 副部長 渡邊 達郎 TEL: 025-228-0587
(広報担当者)本部経営企画部 広報課 課長 荒井 大介 TEL: 045-277-0136